ル メリディアン スワンナプーム ホテル宿泊記 （タイ・バンコク）

今日はタイの ル メリディアン・スワンナプーム，バンコク・ゴルフリゾート＆スパ Le Méridien Suvarnabhumi, Bangkok Golf Resort & Spa をご紹介します。バンコクのエアポート近くに突如できたホテルですが、中はビックリするようなリゾート感！ゴルフ場にも隣接しておりフライトの前後にステイすればいつもと違った気分でタイ旅行ができるかも？

場所はスワンナプーム国際空港の南西にあたります。
ただし空港ビルからは遠く離れており、周辺の道も入り組んでいて複雑なので送迎を依頼しておくと安心でしょう。ここはサミットウィンドミルカントリークラブに隣接しているのでバンコク市内からタクシーならゴルフ場の名前を伝えた方が分かりやすいかも知れません。

Kitagawaはフライトの出発スケジュールが厳しい場合に前泊で利用することがほとんどで、いつも車で来ています。北米のようにパーク＆フライト（チェックアウト後に自家用車をホテルに駐車しておけるサービス）があるとタイ在住者としては助かるので企画を申し入れているのですが、2015年末の時点では実現していません。

直近では2019年夏に宿泊。
Kitagawaはバンコクに住んでいますが、スワンナプーム空港で夜着の国際線から翌朝の国際線への乗り継ぎだったので市内まで出ずにルメリディアンスワンナプームに泊まりました。空港からパブリックタクシーで所要20分、運賃はメーターで117バーツでした。

ロビー

エントランスにはベルが常駐しておりスムーズにチェックインできます。
到着したゲストはまずロビーの高い天井を見上げてしまうのではないでしょうか。黒服のスタッフは総じて親切ですが、若い人が多く回答が返ってくるまで少し時間を要することも。

ライティングがモダンで夕方以降の美しさが際立っています。
床もピッカピカですね！いつも静まり返っていて一瞬どこに来たのか分からなくなるほど。

ローカルギフト

SPGプラチナ会員ということで滞在ごとにベネフィットを選択できます。
ローカルギフトはたいてい２種類用意されており、Kitagawaが選ぶのは象さんの小物入れ。これ、泊まった分だけ持っているのですが…そのまま日本へのお土産にしても喜んでいただけます（笑

マリオットの傘下となってからもローカルギフトは健在で、相変わらずの象さん推し。Marriott Bonvoy のプラチナ以上のメンバーが選べるアイテムがレセプションに並んでいました。

ファシリティは地階にまとまっているので迷うことはありません。
リフト内にあるダイレクトリーも最近は見やすいものに修正されています。スパは2016年3月までクローズしているのでご注意を。

ゲストルーム

宿泊棟は外廊下になっていてリゾートっぽいアプローチです。
ルームカテゴリーはシンプルで、スタンダードなお部屋とスイートルームの２タイプ。それぞれ旅行記を掲載していますので詳細はリンク先ページを参考にしてください。

グランドデラックスルーム　Grande Deluxe Room

標準的なゲストルームは48㎡。
詳しい宿泊記は ルメリディアンスワンナプームのグランドデラックスルーム をご覧ください。タイル張りのフロアが気持ち良く、Ｌ字コーナーで一続きになったバスが特徴です。

１ベッドルームスイート（旧 グランドスイートルーム）　Grande Suite Room

スイートの広さは驚きの103㎡。
詳しい宿泊記は ルメリディアンスワンナプームのグランドスイートルーム をご覧ください。ウォークスルークローゼットに続く大きなバスや広々としたバルコニーが魅力です。

ホテルのファシリティとレストラン

館内はオープンエアーのスペースが多く、やはり都心のホテルとは一線を画しています。
配置されているオブジェの意図は分かりかねますが、全体的にカッチリした作りでライティングも美しく爽やかな印象。ロビーからゲストルーム、そしてレストランへの動線も近過ぎず遠過ぎずちょうど良い距離感でした。

ラティチュード 13º 39'　Latitude 13º 39'

ロビーからゲストルームに向かう途中にあるスペースがこちら。
日中はカフェとして…

そして夜はバーとして営業中。

アウトドア席もありましたが…さすがに暑いですね。
タバコを吸われる方は嬉しいスペースかも知れません。

メリディアンスワンナプームにはクラブラウンジがありません。
その代わり午前9時～午後11時はこちらでリフレッシュメントが提供されていました。2019年現在も時間に変更はありません。

また、午後6時～午後8時はカクテルアワー。
SPGプラチナ会員の場合はイブニングカクテルとスナックを無料でいただけます。せっかくのサービスなのに、とんでもない時間にチェックイン・チェックアウトすることが多くて実は一度しか利用したことがありません。マリオットの傘下となってからは Marriott Bonvoy のプラチナ以上のメンバーに対してスナックとイブニングカクテル二杯までのサービスに変更となっています。

以下の３枚の写真は2019年夏のもの。
遅くに着いたのでカクテルアワーの時間は逃してしまいましたが、バーで生演奏を楽しむことができました。

レイティストレシピ　Latest Recipe

オールデイダイニングがプールサイドにあります。
オープンキッチンになっていてカジュアルな雰囲気のレストランです。

夜はルームサービスでも良いのですが、メンバーは15％引きのオファーをいただけるのでレストランまで降りてくることも。2019年現在のエリートベネフィットは（朝食を除き）レストランの飲食が20％引きに変更となっています。

朝食

朝はバッフェですが、Le Méridien らしくシグネチャ・ブレックファストも用意されておりキッチンに声を掛ければ作ってもらえます。2015年はタマリンドソースのポーチドエッグ、またはオムレツとパッタイでした。

朝食の一例を。
気持ちが良いので朝はテラス席でいただくことがほとんどです。

サラダにフルーツ、チーズの種類も多くてさすがタイだと思わせるバッフェ。

プール

お泊りになるなら水着をお忘れなく！
プールは緑いっぱいのゴルフコースに面してインフィニティプールになっていますよ。

スタッフの気配りも行き届いており、読書やお昼寝にちょうど良いスペース。レストランに隣接しているのでドリンクや軽食をすぐに持って来てもらえるのも嬉しいところ。カバナも無料です。
タイを発つ直前、しばしバンコクの喧騒を忘れてリゾート気分なんていかがでしょうか？

フィットネス・センター

ジムは24時間オープン。

レンタバイク

自転車の貸出しサービスまで見つけました。
周辺は高級住宅街で道が込み入っているのでサイクリングというロケーションではない気がします。気軽に行けるコンビニやレストランも近くにはありません。

シャトルサービス

ホテルからバンコク近郊のBTS ウドムスック駅 Udomsuk とショッピングモールの Mega Bangna までシャトルバスのサービスがあります。ただし日にたった３本なので利用するなら上手く日程を調整してみてください。

このシャトルバスは2019年現在も変わらず運行されています。

ホテルは空港の西に位置しますが、ランウェイをぐるりと回らないとターミナルにたどり着けず、距離は約15kmで20分ほど要します。空港とホテルの間は送迎サービス（要予約、一人250バーツ）も24時間提供されており、空港発は毎時00分、ホテル発が毎時30分のみ。2019年現在も料金・時刻に変更はありません。車が大きく、荷物が多くても料金が変わらないので助かります。

なお空港送迎が往復ともパッケージになった宿泊プランも通年販売されているので、完全にトランジットで利用する場合はホテルに直接問い合わせてみてください。

サミット・ウィンドミル・ゴルフ・クラブ　Summit Windmill Golf Club

ルメリディアンスワンナプームはサミットウィンドミルゴルフクラブに隣接しており…というかホテルそのものがゴルフコースに囲まれています。ゴルフをプレイするついでに宿泊されるゲストも多いかも知れませんね。もちろんホテルのコンシェルジュデスクからゴルフの予約も可能。コースとしては難しい部類に入るらしく、Kitagawaはプレイしたことがありません。

感想

単なるエアポートホテルやゴルフ場併設のホテルとは一線を画したデザインと開放感。
ロビーからレストラン、プールにかけてはリゾート感たっぷりで、南の島をも思わせる作りです。一方、ゲストルームは都会的なカラーで尖った内装。タイル張りで一続きになったバス、たっぷりとしたカウチ、大きなバルコニーなど、モダンでラグジュアリーなお部屋です。

僕はもっぱらタイトなフライトに合わせて前泊する程度ですが、出発前にバンコクの喧騒を忘れてしばしのリゾート気分を味わうことができる貴重なロケーション。特にここはプールが良いですね！ゴルフもお上手な方なら一層楽しめそうです。

場所の割にエアポートや市内とのアクセスが脆弱なので短期のご旅行には絡めにくいかも知れませんが、スワンナプーム空港で宿泊を伴うトランジットが必要になった時に滞在先の候補の一つにしてみてはいかがでしょうか？リピーターの方はきっとバンコク中心部では味わえない静けさと魅力に驚くはずです。

更新履歴

2016年01月23日　作成
2019年10月15日　写真6枚追加、予約リンク変更、ローカルギフト・カクテルアワー・シャトルバスの情報更新

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