06.07
O.R.タンボ国際空港での乗り継ぎについて(南アフリカ・ヨハネスブルグ)
南アフリカはヨハネスブルグにあるO.R.タンボ国際空港(JNB)で飛行機を乗り継ぐ際の流れや、トランジットホテルやラウンジの情報をまとめます。ここで4回続けて国際線を乗り換えましたが、いずれも10分で通過できておりとてもスムーズでした!
国際線の乗り継ぎを行なう際のポイント
ここヨハネスブルグに限りませんが、タイトな乗り継ぎの鉄則で同じアライアンスで航空会社を揃えました。具体的には「南アフリカ航空」が加盟するスターアライアンスの「エチオピア航空」「エアリンク」「シンガポール航空」を利用しており、エアリンクは近距離を扱う南ア航空傘下のキャリアです。
実際に レソトから戻りのフライトが技術的なトラブルで遅延 してボツワナ行きの便に乗り継ぐ時間が短くなってしまったものの、同じ航空会社だったのでスルーチェックインが出来ており情報も共有してもらえたので助かりました。
また、移動が続くためロストバゲージに遭うと回収するタイミングを作れないので、荷物はすべて機内に持ち込んでいます。ビクトリアフォールズ路線など観光地へのフライトでは中身を盗まれる恐れも高まるので(貴重品は預けないのが常識ですが)アフリカ旅行ではとにかく荷造りをコンパクトに。
最後に、O.R.タンボ空港のトランスファーデスクは夜間閉まっています。搭乗券が無いとラウンジや飲食店がある出発コンコースに抜けられないので、特に夜遅く着く場合は予めオンラインチェックインを済ませて搭乗券を印刷しておくことをおすすめします。
行き方
国際線から国際線への乗り継ぎは International Transfers の矢印にしたがって進めばOKです。
トランスファーデスク
大きめのトランスファーデスクが設けられています。
アディスアベバから深夜03:55に着いて、朝06:40発のマセル行きに乗り継ぐ際はカウンターは無人でした。前述の通りオンラインチェックインを済ませてボーディングパスを入手してあれば開くのを待つ必要はありません。近くにトイレがあり、ベンチで横になって寝ている人もいますが、売店やカフェなどは無いようです。
イミグレーション
乗り継ぎでもイミグレーションが設けられていました。
ここは人が並んでいるのを見たことは一度もありません。
エアポートトランジットの黒いスタンプをパスポートに捺されました。
空港ホテル
イミグレを通過した後にトランジットホテル、プロテアホテルトランジットO.R.タンボエアポート への入り口がありました。治安の悪いヨハネスブルグで空港から出ずにトランスファーや宿泊ができるのは助かりますね。また、もし入国してから宿泊するなら プロテアホテルO.R.タンボエアポート が無料シャトルバスを運行している最寄りの空港ホテルで便利です。ただし似た名前ですが違うホテルなので予約するときはご注意を!
セキュリティチェック
この後セキュリティチェックを抜ければ出発コンコースです。
まず空いており、僕が利用した限りではいつも良心的な応対でした。
空港内では無料でWi-Fiによるインターネット接続を利用できます。
数が非常に少ないもののATMも設置されていて、利用はしていませんがクレジットカードの手数料は60ランドと表示されました。
ラウンジ
シンガポール航空ビジネスクラス に搭乗の際はスターアライアンスに加盟している 南アフリカ航空プレミアムラウンジ を利用できました。Priority Pass で使えるラウンジも複数あり、Kitagawaは Bidvest Premier Lounge を好んで利用しています。
バスゲート
周辺国への近距離線はバスゲートから出発します。
ちょっと遠いので早めにラウンジを出てゲートに向かうようにしました。
感想
いつも空いていたこともあって、とても乗り継ぎしやすいエアポートという印象です。飛行機を降りてバスゲートに着いてから、イミグレを抜けてラウンジに到着するまで、毎回およそ10分くらい。治安の悪さが目立つヨハネスブルグではありますが、トランジットに関しては何の問題も無くタイトな旅を上手くつなぐことができました。
近年はエチオピア航空が頑張って路線やサービスを拡充させていますが、アディスアベバ空港のクラウドナインラウンジ はシャワーが無く常に混雑しています。空港の設備としては南アフリカの方が格段に整っているので、アフリカ南部を旅行するなら今後もヨハネスブルグがハブになりそうです。
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