04.18
エチオピア航空B767-300ビジネスクラス搭乗記(ダカール-バマコ-アディスアベバ)
アフリカ大陸で屈指の路線網を誇るエチオピア航空。
ダカールからアディスアベバまで搭乗したビジネスクラスのシートはフルフラットになり、機内食も美味しく快適にアフリカ大陸を横断できました。
かつて名を馳せた南アフリカ航空は今やすっかりエチオピア航空に追い越されてしまい、今回も南ア航空のダカール線が廃止という冴えない理由で急きょエチオピア航空で旅程を組み直した次第。
ともにスターアライアンス加盟のフラッグキャリアで、当ブログでも エチオピア航空B737-800ビジネスクラス搭乗記 や エチオピア航空B777-200ビジネスクラス搭乗記 をご紹介しました。
ブレーズ・ジャーニュ国際空港(セネガル)
Aéroport International Blaise Diagne
セネガルから南アフリカのヨハネスブルグまで移動しますが、まずはエチオピア航空のハブであるアディスアベバまで飛びます。午前8時発なので夜明け前に起きて、予め頼んであった車でダカールの新空港、ブレーズジャーニュ国際空港(DSS)へ。
チェックイン
カウンターの手前で黄熱病の イエローカード や目的地のビザを確認されました。西アフリカと違ってアフリカ南部はほとんどビザが不要だったり空港や国境で取れるのですが、日本人は珍しいようで少し確認に時間がかかりました。
ダカールの空港では トプカピラウンジ を利用しました。
7:15に席まで呼びに来てくれて、ラウンジの近くにある階段から下のバスゲートへ。
エチオピア航空763ビジネスクラス
Ethiopian Airlines B767-300 Business Class
シップはボーイング767-300型機。
今にも陽が昇ろうとする空の下、タラップで搭乗します。これからアフリカ5か国を巡るのですが(うち レソト、ボツワナ、ナミビアの3か国は初訪問)セネガルから足を伸ばした ギニアビサウ が印象的で既に満足感でいっぱいです。
ちょっとダサい色遣いとデザインがどこか憎めないエチオピア航空のキャビン。
763には初めて乗りますがJALのボロロクと違ってビジネスクラスはフルフラットシートになっています。
機内サービスは力が入っており挨拶も丁寧ですね。
雑誌、ウェルカムシャンパン、おしぼり、機内食のメニューが手渡され、早めに注文も取りに来てくれました。
定刻8:00ちょうどにドアクローズ、すぐに動き始めました。
8:15に離陸し、右に旋回した機内から空港を見下ろせました。マリの首都バマコを経由するので、最初の飛行時間は1時間20分の予定だとアナウンスがありました。
機内アメニティ
エチオピア航空のアメニティは形や色のパターンが多く、乗る度に違うものが出てくる気がします。
シートコントローラー
このボタン、場所が悪くうっかり肘で押してしまい何度かシートを意図せず動かしてしまいました。
IFE
シンプルな機内エンタメのリモコン。
洋画は無いようで、アフリカやインド、ヨーロッパ系の映画ばかりで興味を惹くプログラムはありませんでした。
軽食
短いフライトですが、軽食のサービスがありましたよ。
テーブルは回転させたり半分に畳めないので席を立つとき不便です。
窓からの眺め。
機内は8割くらい席が埋まっていました。
バマコ・セヌー国際空港(マリ)
Aéroport International Modibo Keita
出発地の時刻で9:35、マリ共和国のバマコセヌー国際空港(BKO)に着陸。
このような機内で待機する経由便はアフリカ路線で多く運航されています。改めてウェルカムシャンパンが提供され、10:53ドアクローズ、10:57プッシュバック、11:13離陸。(すべてセネガル時間)
機内食
今度は長めのフライトなので機内食もフルサービス。
前菜にスモークサーモンのタルタル、メインはビーフフィレを頼みました。胡椒を効かせたアフリカンな調理がされたお肉は固めながら大きく食べ応えがありました。
ワインと一緒に食後のチーズを愉しみ、デザートは断ってしまったのですが…あとで気が変わってお願いしたら、飾り切りされたメロンの残りの部分を丸ごと出されました(笑
メニュー
ワインリスト
この後アディスアベバには午後9時に着いて、午後11時半発のヨハネスブルグ行きへと乗り継ぎます。次の便はフルフラットにならない機材なので3時間ほど横になって休んでおきました。
ボレ国際空港(エチオピア)
Bole International Airport
出発地セネガルの時刻で17:33、到着地エチオピアの時刻で20:33、アディスアベバのボレ国際空港(ADD)に着陸。全体のフライト時間は9時間半でした。21:00ちょうどにランプバスがターミナルに着き、まったく遅れを出さないのは素晴らしい。
近年続けて利用しているアディスアベバ空港は中国資本で造られたスカスカの建物ですが、少しずつ中も整備されている様子。エチオピア航空の クラウドナインラウンジ もセキュリティチェックを逆流することなくアクセスできるようになっていました。
この後は エチオピア航空B737-800ビジネスクラス に搭乗します。
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KITAGAWAさん、以前、Naka Islandのご紹介投稿に書き込みさせていただいて以来の書き込みをさせていただきます。
いつも楽しみにブログを拝見しています。
書き込みさせていただいたNaka Islandにも、その後、3回ほど訪問し、顔なじみになったスタッフの方もいらして、お気に入りのリゾートになりました。
昨今の難しい状況の中、私もGWあるいは夏の旅行のキャンセルをせざるを得ず、また、世界中の大変な状況を見るにつけ、落ちこみがちな日々を送っているのですが、そんな中、KITAGAWAさんが、このように旅行記を投稿してくださり、ああ、こんな時がついこの間まであったんだなと思いながら拝見し、ほんとうにほっとして、楽しい時間が過ごせています。どうもありがとうございます。
なかなか、先が見通せない状況ではありますが、早く元の生活に戻り、また、楽しく旅行ができる日が来ることを強く信じて、また、自分が健康でいることに感謝し、上を向かなければと思っています。
これからも情報の発信楽しみに拝見いたします。
最後になりましたが、どうか、お体を大事にお気をつけてお過ごしください。