08.17
ル ノルマンディ (バンコクのミシュラン星付きフランス料理レストラン)
ル・ノルマンディ Le Normandie はタイ・バンコクきっての高級ホテル、マンダリンオリエンタルバンコクにあるフランス料理レストラン。ミシュランの星を獲得してから予約が取りにくくなってしまいましたが、シーフードの魅力溢れるコースを楽しんで参りました!
Le Normandie
【住所】 48 Oriental Avenue, Bangkok 10500, THAILAND
マンダリン・オリエンタル・バンコク 内
【営業時間】
ランチ: 正午~午後2時
ディナー: 午後7時~9時
【定休日】 日曜日
【TEL】 +66 2 659 9000
【URL】 www.mandarinoriental.co.jp/ja/bangkok/chao-phraya-river/fine-dining/restaurants/french-cuisine/le-normandie
予約必須で最近はギャランティを求められます。
ランチはノーネクタイのお客さんがほとんどですが、マンダリンオリエンタルはホテルそのものにドレスコードがありますし、特に女性はドレスアップして出かけた方が楽しめると思います。
ランチの値段は3品コースで1,800バーツ、4品コースで2,250バーツ(いずれも税金サービス料別)です。
凝ったアミューズをいただきながら、メニューを一通り確認。今回はランチではなく ディナーで提供される8品コース をお昼に出していただくことにしました。値段もディナーと同じく、チーズ無し6,200バーツ、チーズ有り6,800バーツでした。
ここルノルマンディには日本語の達者なフランス人ソムリエがいます。
ワインは安く無いので(タイはワインの関税が高い)少人数ならペアリングを頼んでしまっても良いでしょう。ディナーは5グラス4,900バーツですがランチだと2グラス950バーツ~あるので気軽にワインも楽しめます。
まずは冷製のオードブルから。
この春のメニューは魚介類に強いこだわりが見られました。金色の器に入っているのはオイスターのアイスにお魚のゼリーを敷いたもので、牡蠣のアイスなんて初めて食べました(笑
Asperge Verte de Sylvain
春先の定番、アスパラガス。
我が家でもシュパーゲルをよく食べますが、ここでグリーンアスパラを持って来るとは。繊細な食感と火の通り具合が素晴らしく、元がアスパラとは思えない完成度の高さでした。
Ormeau Sauvage
オリーブオイルとバターで調理された天然のアワビは抜群の歯ごたえ。しっかりフランス料理してます。
Crevette Rouge “Carabinieros”
赤色が美しいエビはカラビネロ、こちらは透明感のある仕上りでした。
唐辛子が載せられたキューブ状のメロンなど付け合わせもユニークで可愛らしいですね!
Féra du Leman
ポワソンのお魚はフェラ、レマン湖で取れる白身の淡水魚です。
レマン湖 はスイスですがお魚はフランスでよく食べられるそうで、スイスのジュネーブからフランスの アヌシー へとドライブしたのが懐かしい。
Caviar et Oursin
キャビアとウニ、というそのまんまの名前。
たいていキャビアの隣に同じくらいのサイズでウニが横たわっているハズですが…なんとポテトに練り込んでしまったそうで、これが恐ろしく旨い!感動のあまり言葉を失うほど。シャンパンソースがかけられており、シェフが今一番食べて欲しい一品だそうです。(アラカルトで注文すると2,400バーツ)
Agneau dit “Allaiton”
二種類あるアントレから選んだのはラム。
メニューのAllaitonとは羊肉の中でも特級品のようで、小さく見えますがもうお腹いっぱいなのでちょうど良いボリュームでした。ワインはムーランドガサックの ポンドガサック・ルージュ Pont de Gassac を選んでいます。
Chocolat et Cacahuéte
フランス料理ではメインの後にチーズを食べる習慣があり、ここルノルマンディもワゴンに満載のチーズを楽しめますが、今回は時間とお腹の都合でデザートへ。二種類から選ぶことができました。
Fraise et Rhubarbe
ちなみに今年のフランス旅行ではできる限りチーズもいただきましたが、どこのレストランもかなり大きな塊で出て来ます。そして皆さんお昼でもワインを飲みチーズを食べていてびっくりしました(笑
カフェ・ブティフール(食後のコーヒーとお菓子)はチャオプラヤー川を見下ろせる窓側のテーブルでいただきました。このワゴンサービス、昔は順番が来るまで恐ろしく時間がかかっていて楽しいフレンチの気分をぶち壊してくれるくらい手持ち無沙汰で待たされたものですが、ルノルマンディが改装された後はサービスもスムーズになってテンポよくお食事が進むようになりました。とは言え、Kitagawaは食べるのがとても遅いのでランチでも2時間以上かかってしまいます。
バンコクのビジネスマンが贅沢なランチに使えたルノルマンディも、ミシュランに掲載されてからは外国人観光客が半分程度を占めるようになり予約の際にギャランティーを求められるなどうるさいことを言われるようになってしまいましたが、まだまだバンコクでは三指に入るフレンチの名店です。本場フランスではとてもこの値段でこの食材のフルコースは食べられないので、ぜひ特別な日やご旅行の記念に利用してみてください。
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