ＡＣホテル インスブルック （オーストリア・インスブルック）

アルプスに囲まれたオーストリアはチロル州の州都インスブルック。ゴールデンウィークに春スキーを楽しむため ＡＣホテル・インスブルック AC Hotel Innsbruck（旧 ヒルトン・インスブルック）に滞在しました。町のど真ん中に建つ高層ホテルで眺めが良く観光にも便利、インスブルックでオススメのホテルです。

インスブルック駅から西に真っすぐ２ブロックなので歩いても来られます。
ホテルには地下駐車場があり（ザルルナー通りのカジノ左手が入口）駐車料金は1日当たり20ユーロでした。なお、オーストリアの首都ウィーンからインスブルックまでは鉄道で5時間くらいかかります。もしインスブルックが目的地ならドイツのミュンヘンからの方が近く、鉄道で乗換えなしに2時間で来られます。

インスブルックには氷河スキーに出かける拠点として滞在しました。
ホテルに着いてからレセプションでスキーに行きたいと相談したところ初夏まで滑ることができる シュトゥーバイ氷河 Stubaier Gletscher に行けばよいと教えてくれました。Kitagawaはオーストリアもレンタカーで周遊しているので自分で運転して行きましたが（片道1時間）インスブルックからシュトゥーバイ氷河のロープウェイ乗り場までのバスも運行されているようです。氷河スキーの様子は ゴールデンウィークはオーストリアのシュトゥーバイ氷河で絶景春スキー の旅行記をご覧ください。

Deluxe Room

最上階となる14階の眺めの良いお部屋をアサインしていただけました。
外観が古めのホテルですがリノベーションされているため新しくモダンな内装です。

広さは28㎡。決して広い面積ではありませんが、テレビが壁掛けでその周りも脚の細いシンプルな作りなので邪魔になりにくく上手くスーツケースを広げられます。作り付けのデスクを設けずにテーブルと椅子を置いたのは良い判断で、好きに家具を移動できるので限られたスペースを有効に使えました。

バスルーム

バスはシャワーのみ。白でまとめられて清潔感があります。
アメニティにはＡＣホテルのロゴが入って容量も多め。ＡＣホテルには今回が初宿泊ですが、スペインをはじめヨーロッパの大都市に点在しているマリオット系のブランドで、来年には東南アジア初のプロパティがＡＣホテル東京銀座として日本に開業するそうです。

クローゼット

セーフティボックスのほかアイロンや使い捨てスリッパも用意されていて高級ホテルに近いアイテムが揃っていました。

ミニバー

ミニバーの紅茶はここもまたドイツの紅茶メーカー ロンネフェルト Ronnefeldt が採用されています。フリッジには無料のお水と、電気ケトルやエスプレッソマシーンも置かれていました。ホテルから北に徒歩5分の場所にあるショッピングセンター Kaufhaus Tyrol（日曜休み、www.kaufhaus-tyrol.at/）の地下にスーパーマーケットがあります。

お部屋からの眺め

さすがに眺望は素晴らしい！
泊まったお部屋の真正面にはオリンピックでも使われたというベルクイーゼルのジャンプ台が見えました。

周りに高層の建物が無いためインスブルックの市街を一望できます。
真下に凱旋門も見えました。

朝食

朝食はロビー奥のレストランにて午前6時半～10時半。
置かれている品数は少ないもののサラダがあって助かりました。オーストリアの高級ホテルと同じく卵料理は席で頼んだら無料で作ってくれました。コーヒーはセルフサービスで紙のカップも用意されています。このレストランは夜もオープンしていますがメニューが貧弱なので外で食事を済ませた方が良さそうです。

まとめ

インスブルックの中心部にあるため観光に便利なオススメのホテルです。ロビーでは日本人ファミリーの姿も見かけました。レセプションは英語がよく通じ、皆さんとても親身に旅行の相談に乗ってくれて助かりました。早めに前払い料金で予約したので安く泊まることができ、宿泊料は1泊当たり93ユーロ（市税2ユーロ別）でした。

駅からホテルまで300m、見どころの集まるインスブルックの旧市街まで600m。どちらも歩ける距離ですし、入り組んだ一方通行が多い街なので車より徒歩の方が移動しやすい。可愛らしい街並みとコンパクトな作りで過ごしやすいインスブルックをすっかり気に入り、今後はスイスまでスキーに行く余裕が無いときはオーストリアの氷河スキーに来たいと思います。

2019年, '19 オーストリア