10.04
タイ航空 スワンナプーム空港 ロイヤルシルクラウンジ・ロイヤルオーキッドラウンジ
2025年, 2021年, 2020年, 2019年, 2018年, 2017年, 2016年, 2015年, '15 タイ, '16 タイ, '17 タイ, '18 タイ, '19 タイ, '25 タイ, '20 タイ, '21 タイ
タイ・バンコクの スワンナプーム国際空港 Suvarnabhumi International Airport にあるタイ国際航空のラウンジをまとめます。ファーストクラス向けのロイヤルファーストラウンジ、ビジネスクラスおよびスターアライアンスのゴールド会員向けに複数あるロイヤルシルクラウンジとロイヤルオーキッドラウンジおよびロイヤルオーキッドプレステージラウンジ、さらに出発前に無料でマッサージを受けられる贅沢なスパラウンジもありましたね。割と頻繁に変更があって現在も一部がクローズや工事中ですがTGには度々乗るのでこのページも随時更新していきます。
2025年はタイ航空65周年!クールなオブジェでお出迎え
今年は今のところ国際線30本・国内線2本への搭乗で、うち4便がタイ航空のフライトです。

目次
国際線のラウンジは総面積が4,400㎡もあって世界でも屈指のキャパシティです。
見出しにおける「ロイヤルシルクラウンジ」「ロイヤルオーキッドラウンジ」「ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ」の使い分けは、ロイヤルオーキッドプレステージラウンジの利用後に2026年の更新にて整理します…さすがに空港で複数のラウンジを見て廻るほど暇でも物好きでもありませんので(汗
- ロイヤル・シルク・ラウンジ
- ロイヤル・オーキッド・ラウンジ
- ロイヤル・オーキッド・スパ・ラウンジ
タイ航空ロイヤルファーストラウンジ については タイ航空ロイヤルファーストクラスラウンジと最強のプレミアムチェックインサービスで優雅な旅の出発を!のページで紹介しています。
ラウンジマップ
以下は シンガポール航空ラウンジ が移転前の場所にあるなど過去のものですが、タイ航空ラウンジの位置関係が分かりやすいので引続き掲載します。タイ航空およびスターアライアンスのパッセンジャー向けに複数のラウンジが開設されており、搭乗クラスやステータスのほか出発ゲートの位置によって使い分けると良さそうです。

営業時間
午前5時~深夜2時(2025年現在)のオープンです。
コロナのときに短縮がありましたが、この10年ほど基本的な時間帯は変わっていません。
入室資格
当日または翌朝5時までに出発するフライトに搭乗する、
- タイ航空ロイヤルシルククラス国際線パッセンジャー(同伴不可)
- タイ航空ロイヤルオーキッドのプラチナ会員・ゴールド会員(タイ航空またはスタアラ運航便に同乗する同伴1名の入室可)
- スターアライアンス国際線ビジネスクラスのパッセンジャー(同伴不可)
- スターアライアンスのゴールド会員(タイ航空またはスタアラ運航便に同乗する同伴1名の入室可)
僕は習慣でタイ航空に乗る時しかDコンのラウンジには来ませんが、2025年秋にバンコク発のANA便に搭乗した際はチェックインカウンターにて、Dコンのロイヤルシルクラウンジ、Eコンのロイヤルオーキッドラウンジとロイヤルオーキッドプレステージラウンジ、いずれも入室可能と案内を受けました。
以前は Star Alliance Gold 資格での入室、あるいはタイ国内発行のクレジットカード付帯サービスで利用する場合は本館ラウンジ(Dコンコース)が対象外で、厳格に運用されていました。しかし、コロナ禍以降はリノベーションやラウンジの名称変更を経て入室資格が多少変わったようです。詳細はチェックインカウンターやラウンジの受付にてご確認ください。
タイ航空に乗るなら Dコンのラウンジ、出発が東寄り(ABCゲート)の場合は Cコンのラウンジ、西寄り(EFGゲート)の場合は Eコンのラウンジ に直行すれば間違いが無いと思います。
ロイヤル・シルク・ラウンジ
スワンナプーム空港 タイ航空ビジネスクラスラウンジ
コンコースD Royal Silk Lounge
スワンナプーム空港で左手のセキュリティチェック&イミグレーションを抜けたところのエスカレーターを降りれば、そこが一番大きなロイヤルシルクラウンジ。下の写真は2025年のもの。かつてこちらはタイ航空専用のイミグレでしたが、現在は混雑緩和のためか航空会社に関係なく利用できるようになりました。とはいえさすがフラッグキャリア、ラウンジへの動線が分かりやすくて最強です。

コロナ前の2018年。

同、2016年。

面積は2,410㎡あり、キャパは314名。
大きなラウンジですが、それでもソンクラーン前などハイシーズンには座るところがまったく無いことも。プライベートルームが2部屋あり、必要に応じて案内していただけます。
シートは従来の茶系のままですが、直近のリノベーションにてカーペットが無地のベージュのものに張り替えられてインテリアの統一感が高まったと思います。各席にはクッションも置かれるようになりました。



2025年現在、一部のトイレが工事中です。

以下は2018年の写真。
既にイスは現行の茶系のものへと入替えられていますが、まだクッションは無く、当時は通路部分のカーペットに四角い模様が描かれていました。


以下は2016年以前の様子。
タイ航空のコーポレートカラーである紫色推しでした。


アイボリーのくたびれたイスがあったり、ソファで仮眠を取っている人がいたり…この時期はあまり雰囲気が良くないかも。



トランジットで少し休むなら ターキッシュエアラインズラウンジ に仮眠室があったのですが、リクライニングできるイスが減り続けて2025年の夏にはとうとう残り一個だけになってしまいました。
タイ航空ラウンジは食べ物にこだわりあり!
ダイニングはセルフサービスの食べ物・飲み物だけでなく、時期や時間帯によってタイらしいご飯やドリンクを提供していることもあって楽しみの一つです。

バーでは甘いタイティーを作ってもらえました。
そういえば期間限定で シンガポール航空シルバークリスラウンジ でもタイティーを出しているのを見かけました。

2025年9月の午前中に立ち寄った際は肉団子入りのお粥が出ていました。
タイ語で โจ๊ก(ジョーク)って書いてありますね、これが旨いんですよ!


飲み物だけでなくアイスクリームやケーキもいろいろ並んでいたので一通り食べてみました。



ドリンクの品揃え。

以下は2018年5月の夕食の時間帯。
カオマンガイのブースが出ていて、一人ずつお皿に盛り付けてくれました。


2016年7月の夕方の軽食例、生野菜があるのは嬉しいですね。
出発前につい飲んでしまうのは、やはりビアシン(シンハビール)でしょうか?


時間帯によって内容が変わり、Kitagawaの見たところ最後の入替えは午後10時です。以降はライトミールになるので、離陸後に食事が無い中距離の夜行便に乗る場合はそれより早くラウンジに着いておくとお腹が満たされるかも知れません。


コンコースC Royal Silk Lounge
こちらはCコンにあるロイヤルシルクラウンジ。オープンは午前5時~深夜2時です。
タイ航空でニュージーランド・オークランドに向かう際、ゲートがCだったので立ち寄りました。

面積は667㎡あり、キャパは145名です。
こちらには 本館に無いシャワーの設備がある ので重宝します。ただし2015年8月現在はドライヤーがしょぼいので、ここで髪を洗うのはおすすめしませんが…

軽食としてサンドイッチなどのほか、ホットミールやフルーツも用意されています。
ビールやジュースはサーバーではなく缶やパックで提供。各種リキュールも置かれており、カクテルを作ってみました。窓から飛行機が見えるので、搭乗ゲートがCの場合は本館ラウンジよりこちらを好んで使っています。

以下は2018年6月、タイ航空でマレーシア・クアラルンプールに向かう時。
やはりCコン出発のため立ち寄りました。





2019年1月、インドネシアのジャカルタに向かう時に寄りました。
タイ航空エコノミークラス への搭乗であり、スターアライアンス・ゴールドを持っていないため銀行系プラチナカードの資格で入室。





タイのお菓子もありますね~
朝食代わりにスパゲッティと、お酒はクレームドミントのソーダ割りを作ってみました☆





コンコースE Royal Orchid Lounge
こちらはEコンにあるロイヤルオーキッドラウンジ、面積は667㎡で午前5時~深夜1時ないし2時のオープンです。
タイ航空パリ行きビジネスクラス に搭乗の際、ゲートがEだったので立ち寄りました。




シャワールームも利用、アメニティはTHANNのもの。
待ち時間無しに利用できることが多く、生花が置かれているのも良いですね。


ロイヤル・オーキッド・スパ・ラウンジ
忘れてはならない存在がDコンのロイヤルシルクラウンジの向かいにあるスパラウンジ。ここでは タイ航空の国際線で出発するビジネスクラス・ファーストクラスのパッセンジャー向けにマッサージのサービス が提供されています。C側はパリに向かう時に、F側は東京に向かう時にお世話になりました。


オープンは午前6時~午後11時30分。飛行機に搭乗する前にタイならではの癒しのサービスを受けられます。
席数が限られているので利用するなら少し早目に空港に向かうことをオススメします。中の様子を ロイヤルオーキッド・スパラウンジ Royal Orchid Spa Lounge のページに掲載していますのでご覧ください。
更新履歴
2015年10月30日 コンコースCロイヤルシルクラウンジを掲載
2016年06月09日 ロイヤルオーキッドスパラウンジを掲載
2016年08月24日 コンコースDロイヤルシルクラウンジを掲載
2018年06月25日 写真20枚を追加、コンコースEロイヤルオーキッドラウンジを掲載
2019年01月15日 コンコースCの写真10枚追加
2025年10月04日 コンコースDの写真16枚追加
Comment
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いつも楽しく拝見しております。ゆるりと申します。
記事の趣旨と関係がなく、申し訳ないですが、最後の写真に写っている鞄がおしゃれで気になりました。
もしよろしければメーカー等教えていただけますでしょうか、
ゆるりさん、Twitterではどうも!
Cコンの3枚目ですね、このリュックのブランドは MCM(エムシーエム)です。
ここ数年、アジアで男女問わずかなり流行ってますね~これは2014年のモデルで7万円くらいだった記憶。ソウルの仁川空港が品ぞろえ豊富です。
(ただし40代~の方にはMCMって言うと昔のバブルの印象も残っているようで、特に茶色のは世代によって感じ方が大きく異なるようです。)
ご参考になれば!
kitagawa様
こちらこそ色々とお世話になっております。
購入できそうな場所まで詳細に教えて頂き、ありがとうございます。
ICNだと乗り継ぎで寄ることもありそうなので、その際に実物を見て購入を検討してみます!
ありがとうございました。
昨日も使ったんですけど、
エコノミークラス利用者はCまたはEのラウンジを使ってね・・という行ですが、
私は何も気にしなかったので、というかゴールドなのですが何も気にせず何度もDの近くにあるロイヤルシルクラウンジをここ二年ほど使っておりますが、何か、違っておりますでしょうか?当方の経験内容は、ゴールドメンバーでタイ航空またはANAのエコノミークラス利用。同伴者がある場合も入室可能(昨日)でした。
こちらの記事を拝見しまして何が違うかよく分かっておりません。ご教示ください。
はじめまして。
ロイヤルシルクラウンジで書き込んでいます。
私を含めて3人での入場です。
私はスタアラGなので、同伴1名も無料です。
あと1名は、現金1800バーツで入場できました。
領収書にあらかじめ1,800B と書かれているので、正規の値段です。
最近は、コンコースDのラウンジにもスターアライアンスゴールドのマークがあり、スタアラG資格でも、同伴者共々利用することができました。(20018年8月)
最新情報のコメントをありがとうございます!
スターアライアンスのゴールドのステータスで入室を考えている方は皆様の最近の口コミもぜひ参考にされてください。
本稿はKitagawaが実際に体験したことのみを記事にしており、最新情報を提供する努めを負うものではございませんので、Dコンのラウンジをスタアラのステータスで利用することがありましたら本文を更新しようと思います。
今後とも、当ブログをお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。