12.24
セントレジススイート宿泊記 セントレジスマカオ コタイセントラル
セントレジスマカオ コタイセントラル St. Regis Macao, Cotai Central のホテル宿泊記です。今マカオで最もホットなコタイストリップに面する最高級ホテル。ラウンジこそありませんが隙の無いインテリアとサービスに驚き、プラチナ会員向けのイブニングカクテルも記憶に残るひと時でした。
The St. Regis Macao, Cotai Central
【住所】 Estrada Do Istmo. S/N, Cotai, MACAU
【TEL】 +853 2882 8898
【FAX】 +853 2882 8890
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セントレジスマカオ コタイセントラル
St. Regis Macao, Cotai Central
タイパ島の中心部、サンズコタイセントラル(金沙城中心)に位置します。
6年前からマカオで定宿にしている シェラトン マカオ コタイセントラル のほか、コンラッドやホリデイインも擁する巨大カジノリゾートであり、セントレジスマカオはサンズコタイセントラルの北端に建っていました。マカオ国際空港をはじめマカオフェリーターミナルやタイパフェリーターミナルから 無料のシャトルバスが頻発 しているのでアクセスも簡単。シャトルバスの車内すら無料のWi-Fiが飛んでおり、マカオ旅行はガイドブック要らずですね。
フロアマップ
外観は巨大ですが、1フロア当たりの客室数はそれほど多くありません。
リフトの操作はキーカードが必要でセキュリティも安心です。
せっかくホテルから事前にメールをもらっていたのに到着時刻すら伝えずにチェックインとなりましたが、眺望の良いスイートを準備して待っていてくれました。お隣のシェラトンがマカオ最大のホテルという規模に圧倒されるのに対して、こちらセントレジスは滞在中の個人を識別するほどゲストを大切にしようというホテルマンの姿勢に驚嘆しました。
セントレジス スイート
St. Regis Suite
スタンダードな客室でも50㎡を超えるセントレジスマカオ。セントレジススイートは広さが倍以上の103㎡もありました!本来ならお部屋まで案内してくれるのでしょうが、到着日は予定が詰まっていることもあってレジストレーションだけを済ませて先に荷物のみお部屋に運んでもらいました。型にはまらず、会話の中からゲストに合った提案をしてくれる柔軟性もさすがですね。日本語が通じるのにまったく頓珍漢な対応しかできない セントレジス大阪 とは大違いです。
ドアを開けると奥行きのあるリビングが広がっており、手前の来客用お手洗いとダイニングテーブルまでがタイル張りで緩くエリアが区分けされていました。デザインだけでなく衛生面も考えた上手い作りです。
ドアの横にはバトラーボックス。
マカオでは寝起きがカジノの展開次第で不規則になりがち(笑)対面せずランドリーなどの受渡しができるのは気楽です。ちなみにサンズ側のエントランスを出れば目の前がヒマラヤカジノなのでバクチ打ちにも好立地、カジノはもちろん365日24時間休まず開帳しています。
ダイニングテーブルは三人掛け。
壁側にはカウンターがあり、イスを動かせばワークデスクになります。コンセントや文具類もあるので使い勝手は悪くありません。
窓からは エッフェル塔 を模した The Parisian Macao のライトアップが見えました。
来るたびに新しい建物や遊びが増えていてマカオは飽きませんね。
室内には照明の数が多いものの高級ホテルらしい控えめの明るさ。
大きめの観葉植物が置かれているのも好印象です。
ミニバー
温かい飲み物はバトラーに頼めば持って来てくれますが、illyのエスプレッソマシーンも置かれていました。お部屋の隅にはワゴンに載ったカクテルのセットも。グラス類は気持ち良いほどピッカピカでした。
フルーツの盛り合わせやウェルカムアメニティなど。
お菓子はマドレーヌでした。自分で焼いた経験があると分かりますが誰でも作れるマカロンと違ってマドレーヌって意外に難しいんですよ、とても真似できない完成度でした!アイスペールには予め氷も入っており、いつ用意したのかまったく溶けていないのに驚きました。
ベッドルーム
リビングからスライドドアで分けられたベッドルーム。
写真では少し狭く見えるかもしれませんが天井高によるものであり、その高さを活かして二重の折上げ天井になっています。リネン類の肌触りも素晴らしく、ぐっすり眠れるベッドでした。
ヘッドボードが凄いですね~これは螺鈿細工でしょうか?
後でじっくり見ようと思っていたのですが、すっかり忘れてしまいました。
無料のお水はエビアン。
テーブルトップは中国産の黒大理石で、Silver Dragon なんて呼ばれる種類です。バスルームのベイシン周りと合わせてあり隙のない設計。ブラインドは電動でした。
朝食やランドリーの案内。
今回は毎日2点までのプレスサービスを無料で受けていただけました。
クローゼット
ベッドルームからバスへの途中にウォークスルークローゼット。扉の無いクローゼットは使いやすく、シューキーパーを置いているのも珍しいと思います。年末ですし前回思いのほか寒かったので冬物で来たのですが、今回は暑くて半袖で過ごすことになり、持参する服の選択に失敗してしまいました(汗
バスルーム
バスも実にお金のかかった造りです。
床や壁は本物の大理石ですね、しかも模様がつながるように考慮されて施工されていました。これで外も見えるビューバスだったら今年完成したKitagawaの新居に匹敵するグレードです。我が家ではもう少し模様が濃く出るイタリア産アラベスカートを使っているのですが、そもそも大理石は水に侵されやすいので水回りには適さない建材。ホテルの客室に用いるとはメンテナンスに相当の自信があるのでしょう。
アメニティ
使い捨てのアメニティも充実、バスアメニティは他のセントレジスと同様に ルメードゥ Remède が置かれています。普段は選ばない人工的な清涼感が面白く、見つけると貰っておいてしばらく他のホテルでも楽しむアメニティの一つ。リモコンはミラーに埋め込まれた画面の操作用です。
朝食
マカオのホテルにしては珍しくセントレジスマカオのレストランは The Manor の一か所のみで、朝食は午前6時半~10時半の提供。大きく3つのホールに分かれていて、いずれも白を基調とした質感の高い空間です。朝食にはお寿司もありましたが挑戦する気が起きない見栄えでお味は不明。エッグステーションのほか、具だくさんの麺を気に入りました。コーヒーは冷たいエスプレッソ系ドリンクも無料で淹れていただけるようです。
セントレジスバー
St. Regis Bar
バーはこじんまりとしていて居心地が良い。
セントレジスマカオにはクラブラウンジが無い代わりに午後5時半~7時半はマリオット(SPG)プラチナメンバーに無料のイブニングカクテルを提供しているそうです。専用のメニューに掲載のワイン(赤・白・スパークリング)5種、輸入ビール6種のほか、ソフトドリンクやカクテル(ジントニック・オールドファッション・マティーニ)も飲み放題でした。
子連れのファミリーがいたりとセントレジスバーとしてはカジュアルな雰囲気で、夕方は良い感じに賑わいます。キーボードと歌のライブもあって、クリスマスということでジャズアレンジされたクリスマスソングも演奏されました。
感想
今まではクラブラウンジが使える シェラトンマカオ に好んで泊まっていましたが、最近はランチやディナーに ミシュランの星付きレストラン巡り を始めたこともあり(マカオの2019年版に中華は11軒も掲載されています)ラウンジの優先度が下がってきています。インテリアやサービスが都会的なセントレジスマカオの、あえてカジノリゾートらしさを排除したスマートな応対に好印象を持ちました。
滞在中は急なショーやレストランの予約も完ぺきにこなしてくれ、コンシェルジュにはお世話になりました。他の巨大ホテルのそれは観光客やカジノ客の案内まで応じるので雑然としており待たされるものですが、ゲストしか利用しないであろうセントレジスのコンシェルジュは応対が丁寧で迅速、実に気持ち良い。マカオで親身なホテルマンを求める方にセントレジスマカオコタイセントラルはオススメのホテルです。先日泊まった セントレジスモーリシャス の感動的な体験もあり、今後も機会があれば各地で泊まり比べを楽しんでみたいと思います。
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The St. Regis Macao, Cotai Central
【住所】 Estrada Do Istmo. S/N, Cotai, MACAU
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