10.12
ノボテルウランバートルホテル宿泊記(モンゴル・ウランバートル)
モンゴルの首都ウランバートルで、ノボテルのジュニアスイートに滞在しました。近代的な高級ホテルが少ない中、立地がよく宿泊料とファシリティとのバランスも取れていてウランバートルでおすすめのホテルです。
Novotel Ulaanbaatar
【住所】 Baga toiruu 6th khoroo, Sukhbaatar District, Ulaanbaatar 14201 MONGOLIA
【TEL】 +976 7010 1188
ウランバートルの本当に中心部にあって、スフバートル広場 Sukhbaatar Square から北に700mの距離。徒歩でもウランバートル市内観光をすることができる数少ない高級ホテルの一つです。近くにちょっとしたショッピングモールやコンビニなどもあるので困ることは無さそうです。
新しいホテルなのにどこか田舎っぽい感じがしますが、広いスペースが取られたロビーは待ち合わせにも便利。スタッフは英語がよく通じ、スムーズにチェックインできました。
なお、モンゴルはホテルの両替レートが著しく悪いので現金の両替は絶対にすすめません(西隣にあるメトロモールのSukhbaatar通りに面してKhan BankのATMが設置されています)。その隣には韓国系のコンビニであるCUが入っています(ホテルから300m)。
ホテルの空港送迎は税サービス料込み 83 USD と、これまたモンゴルの物価からかけ離れた金額なので、出張経費ならともかく個人旅行で頼む理由は無さそうです。もちろんレセプションから外のリムジンを予約してもらうことも可能で、空港まで 150,000 MNT(約45 USD、現金のみ)、所要1時間10分でした。意外にも(といったら失礼ですが)きちんとライセンスを持った車と英語の通じるドライバーが来てくれたので頼んで良かったと思います。
空港と市内は「ubus」という乗合いのシャトルサービスもあります。片道 30,000 MNT(約9 USD)と安いので空港から市内まで乗ってみたところ、1時間ほど待ってなんとか発車しましたがあちこち寄るし大渋滞でホテルに着くまで2時間50分もかかりました…合計4時間!復路は予約自体が難しく、連絡はFacebookでと言われたのに問い合わせに一切返事が無いだけでなく、前夜の電話連絡でも迎えに来る時間がなかなか確定しません。どうやらubusは利用者がかなり少ないようで、希望時間にピックアップすることが難しいようです。また、春に出たばかりのガイドブックや空港の公式サイトに掲載されていた空港送迎を行なっているリムジン会社は夏の時点ですべて閉業しており電話がつながりません…ヤバいですよね、もしプライベートツアーなら空港送迎も含めて旅程を組んだ方が安心でしょう。
フロアマップ
ノボテルウランバートルは16階建てで、全192室のゲストルームは6~16階に位置します。
朝食は2階のレストラン、プールやフィットネスは4階にあります。
ジュニアスイート
泊まったお部屋はキングサイズベッドのジュニアスイートで広さは48㎡。
カーペットが波打っているのが気になりますが、新しいホテルなので内装や家具はまだ綺麗でした。というか、この日の朝まで一週間近くも大草原の中のゲルに泊まっていたので、蛇口から清潔な水が出たりエアコンが効いているだけで感動しました!
スイートの雰囲気を出すためにパーティションを造りつけていますが、スタンダードなお部屋に比べて4割増し程度の面積しか取れていないので窮屈感は否めません。それでもソファのサイズにはゆとりがあり、TVもパーティションの両面に設けられているのでNHKを見ながら寛ぐことができました。
ベッド
ベッドも申し分なし!もちろんモンゴル旅行では大自然の中でのテント生活がなくてはならない体験ですが、最後はやっぱり快適なホテル滞在を入れてあげると疲れが癒されます。
ミニバー
お水は無料です。
コーヒーはインスタントですね~でもウランバートルには近代的なカフェがかなり増えたので美味しいエスプレッソ系ドリンクも市中で楽しむことができ、夏は割と激しい雨が降るので雨宿りで何度か利用しました。
フリッジの中にお酒やスナックがあり、こちらは有料です。
バスルーム
バスは少し前のホテルで流行った?ベッドルームからシースルーのタイプ。残念ながらバスタブはスーペリアスイートのみの設置で、シャワーのみとなっています。
ホテルからの眺望
ノボテルから西側の眺めです。
こちらは反対側、ホテルの東側です。
スパ
スパは午後5時までのオープンだったかな?プライベートツアーの最終日は順調にウランバートルに戻ってくることができたので、座りっぱなしで疲れた足を動かして、サウナにも入り、プールでもしっかり泳ぎました。このようにリフレッシュできただけでもノボテルウランバートルに泊まって良かったと思います!
プール
サウナ
フィットネス
朝食
外国人が泊まるホテルなのでサラダやフルーツ、卵料理など一通り揃っていますが、品揃えや味は平凡です。輸入品で賄っているのだと思いますが、ジュースやコーヒーもいまいちかな…食事については長距離の移動中にドライブインでみんなで食べた軽食や、泊まったゲルでいただく肉いっぱいのワイルドな夕食のほうが美味しくて印象に残りました。そういう意味では、ウランバートルの朝食が単調な内容だったのはかえって良かったと言えるかもしれません。
市内観光は市バスを使って縦横に移動してお寺や博物館を見て回りましたが(Kitagawaは大学の第三外国語でロシア語を習ったのでキリル文字を使うモンゴル語が音読できるしロシア語と同じ単語もあって僕自身びっくりしました、笑)モンゴルで公共交通機関を乗りこなすのは割と難しいので、徒歩でも観光できるノボテルウランバートルは貴重な存在だと思います。もし市バスに乗るなら路線を調べるのにスマホのネット接続は必須で、バス代はU Moneyカードで支払います(1乗車 500 MNT、約22円)。
今回はメンバーシップになっているアコーホテルズのノボテルを選びましたが、少しだけ空港に近いホリデイインも候補になっていました。ただし、両ホテルとも満室の日が多く、旅程が決まったら早めに予約した方が良さそうです。
ちなみにウランバートルは通勤時間帯の渋滞が激しく、50kmしか離れていないチンギスハーン国際空港と市内の間は下手すると3時間くらいかかることもあります。帰国の際は確かな移動手段の手配と早めの出発をおすすめします!
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