2017
06.23

ノボテルヤンゴンマックスホテル エグゼクティブスイート宿泊記 (ミャンマー)

ノボテルヤンゴンマックス エグゼクティブスイート

今年はミャンマーでアコー系ホテル、ノボテル ヤンゴン マックス Novotel Yangon Max に泊まってみました。エグゼクティブフロアのスイートルームに滞在し、クラブラウンジの対応やカクテルアワーも充実。空港からのアクセスも良く、今後も静かで快適なステイを期待できそうです。

ノボテル ヤンゴン マックス
Novotel Yangon Max

【住所】 459 Pyay Road, Kamayut Tsp, Yangon, MYANMAR
   ミャンマー連邦共和国 ヤンゴン市カマユット郷ピィー通り459番地
【TEL】 +95   1 2305858
【FAX】 +95   1 2305879

ご予約

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今回は現地で来客があるのでリビングとベッドルームが独立したスイートを前提に宿泊先を検討し、以前ご紹介した都心部のスーレーシャングリラヤンゴンと迷いましたが…どうせ移動は車であることとお部屋の広さや新しさを勘案してノボテルを選んでみました。予想以上の内容に大満足です!

行き方とヤンゴンのタクシー代相場

ノボテルヤンゴンとダウンタウンの行き来は渋滞が無ければ所要20分、4,000~5,000チャットが相場です。
空港までのタクシー代は2017年現在、7,000チャット(約5ドル)でした。ダウンタウンから空港だと1時間前後かかりますが、空港に近いので渋滞にも関わらず28分で着いてビックリ。

ノボテル ヤンゴン マックス
 Novotel Yangon Max

ヤンゴン国際空港とダウンタウンのちょうど中間辺りに位置し、幹線道路の ピィー通り Pyay Road に面しています。この辺りは緑が多くて静かなのが良いですね。ヤンゴンにおける交通手段はタクシーが基本となり、空港から30分、ダウンタウンまで20分程度が目安。たいていの場所に数百円で行くことができ、この数年でタクシーの車輌も随分と良くなりました。

アコーホテルズ

車寄せはバンケットとホテルで分かれていますが、どちらで降りても中でつながっていました。地階のロビーはコンパクトにまとまっています。スタッフの英語のレベルは高く説明も充分で、スムーズにチェックインできました。全体的にビジネスマンを多く見かけましたが、ファシリティが整っているのでホテルライフを楽しみたい観光客にもオススメです。

フロアマップ

ノボテルヤンゴンは16階建てで12階~がエグゼクティブフロア。プレミアラウンジのある12階のお部屋をアサインしていただきました。フロアマップを見るとスイートルームの室数が多めで直前でも予約を取りやすいと思います。ミャンマーは一時期ホテル代が急騰していましたが最近はだいぶ落ち着きましたね。

フロアマップ

リフトはキーカードでコントロールされておりセキュリティも万全。
そして豪華でゆとりある廊下に驚きました。

エグゼクティブフロア

エグゼクティブスイート
 Executive Suite

エグゼクティブフロアのスイートルームです。
いきなりお部屋ではなくエントランスとしての間が設けられているのが良い感じ。面積は70㎡~もあり相当にゆったりした作り。掃除も行き届いており全体的に新しさが残っていました。

スイートルーム

リビング

大きなソファが置かれたリビング。
ベッドルームと一続きになっていますが、スライドドアを閉めれば独立したお部屋として使えます。

エグゼクティブスイート

ノボテル ヤンゴン マックス

ノボテル ヤンゴン マックス

リビングの角に来客用のお手洗い。
ミラー周りのライティングはベッドルームのヘッドボードと揃えたデザインで設計にセンスを感じました。

Novotel Yangon Max

ミニバー

ボトル入りのお水は無料で計4本あり。
ティーバッグに「おーいお茶」が置かれていました。ミャンマーの水道水は飲用には適さないのでコーヒーや紅茶もボトルのお水を使う必要があります。

ミニバー

フリッジの中身はソフトドリンク3ドル、ビールが5~6ドル、スナック4ドルでした。

フリッジ

ワークデスク

ワークデスクにマルチタイプのコンセントがあり、日本やタイのプラグもそのまま挿せて便利です。
エスプレッソマシーン用のカプセルがもう少しあると嬉しいかな。Wi-Fiによるインターネット接続は無料です。

ワークデスク

僕は普段TVをまったく見ないのですが、ここでは音楽チャンネルを楽しみました。
NHKもリストに載っており、なんとNHK Worldではなく日本語放送の方が入りましたよ。

エンターテインメント

ルームサービス

24時間提供のルームサービスも助かります。
お値段は国際水準で、このチャーハンだけで2万チャットしましたが…お味は良く深夜でもすぐに届きました。

ルームサービス

クローゼット

リビングとベッドルームの間にたっぷりとした収納スペース。
セーフティボックス、バスローブ、スリッパ、アイロン、雨傘などが置かれています。

Novotel Yangon Max

クローゼット

Executive Suite

バス

黒のタイルで設えられたバス、ベイシンはダブル。水回りはTOTOの製品でした。
充分な数のタオルがあり、床には体重計も。

バスルーム

水に濁りは無く水圧も良好。
ベッドルームとの間には電動でスクリーン(やや透けます)を降ろすこともできました。バスタブ以外に独立したシャワーブースもあり、ハンドシャワーのほかレインシャワーも併設されています。ミャンマーに初めて来てから20年、とうとう先進国と変わらぬ水準のホテルが現れて感動です!

エグゼクティブスイート

エグゼクティブフロア

アメニティ

バスアメニティはノボテルで新しいラインの Fair Trade が置かれており安心して使えます。
既にバンコクのノボテルでも採用されていますね。

アメニティ

残念ながらトイレの個室はバスと来客用のいずれもやや排水臭がしました。
排水溝に水を流した後もあまり変わりが無かったのでS字トラップの施工に問題があるのかも知れません。

ベッドルーム

ベッドルームは窓が大きめで明るく、もちろん遮光カーテンなので閉めれば日中でも真っ暗になります。
空調は静かで、リビングと独立してコントロールできるようになっており隙がありません。

Executive Floor

ノボテル ヤンゴン マックス

夕方にはターンダウンのサービスも。
ベッドは高めの作りで、ピローは2種類置かれていました。そのうちの一つは羽毛がパンパンでかなりの厚みです。

ターンダウン

ミニバーの日本茶、TOTOの水回り、テレビはSONY製。
後日ドライバーから教えてもらったのですが、ここのオーナーは日本との貿易で財を成したそうでヤンゴンでは親日派で知られているそうです。

朝食

朝食は朝6時~10時半。
ラウンジではなく5階のレストラン「THE SQUARE」が良いと教えてもらったので降りて行ってみました。

レストラン

多国籍料理を謳っているだけあり、ビルマ・日本・タイ・中華・インド・シンガポールなど近隣アジア諸国のお料理が少しずつ並べられており、かなり力が入っているようです。日本食は味噌汁と鮭の塩焼きを見つけました。

THE SQUARE

朝のコーヒーにアイスラテを頼んだら期待通りのものが出てきました、さすが東南アジアですね。
もちろんエッグステーションもあり、エッグベネディクトを作っていただきました。こちらも上手に仕上がっています。

朝食

ウェルカムドリンク

アコーホテルズの Le Club の会員ということでウェルカムドリンクをいただきました。
ホテル内の好きなカフェやレストランを選べるそうで、ロビー横のバーにお邪魔しました。見通しの悪いレイアウトのせいか、なかなか注文を聞いてもらえず作るのも随分と遅く感じました。無料だから良いものの、コーヒーで3~4ドル、ビールで4~6ドル、プラス税サービス料を取るのでもう少し頑張って欲しいところです。

カフェ

ノボテル ヤンゴン マックス Novotel Yangon Max

プレミアラウンジ
 Premiere Lounge

クラブラウンジに相当する「プレミアラウンジ」が12階にあります。
ヤンゴンにある高級ホテルでもラウンジを設けているところは数えるほどなので貴重な存在。複数のスタッフが早朝から夜遅くまで常駐しており気配りも良く、ここはチェックアウトの手続きもできました。

クラブラウンジ

プレミアラウンジでは午後5時~7時にハッピーアワーがあり、クラブフロアに宿泊のゲストは無料で楽しめます。チーズやサラダだけでなくスープやホットミールも置かれており簡単な食事にもなる内容で、スイーツも美味しい。泡こそありませんが飲み物はビールやワインも提供しており、お代わりも積極的に尋ねていただけました。

カクテルアワー

プレミアラウンジ

プール

プールは午後8時までのオープン。モダンな雰囲気で多くのゲストが寛いでいました。
きちんとバーがあるのも良いですね!

プール

ジム

やたらマシンが充実したジム。
こちらもスタッフが常駐していました。

ジム

テニスコート

テニスコート

そのほか

ロビーにはレンタカーのデスクのほか、ATMや両替所もありました。
ミャンマーでの両替は近年、どこで替えてもほとんど米ドルからのレートに違いはありません。

レンタカー

ホテルからの眺め

遠くに光り輝いているのはヤンゴンきっての観光名所、シュエダゴン・パゴダです。
タクシーで10分、3,000チャット以下で行けるハズ。タクシーはホテルの車寄せで簡単に乗れますが必ず料金交渉をし、相場より高かったり話が通じない場合は遠慮なく後続の車に当たりましょう。また、ホテルの南西500mに ジャンクション・スクエア Junction Square というヤンゴン最大級のショッピングモールがあります。

ヤンゴン観光

まとめ

新しいだけあり美しく快適なホテルです。英語も問題なく通じますしホスピタリティも充分。周辺に歩いて行ける見どころはありませんが、ヤンゴンの中心部はお世辞にも綺麗とは言えませんし早朝から車のクラクションが絶えませんので、この位離れて静かな場所に泊まる方が落ち着けるのではないでしょうか。ノボテルヤンゴンマックスには日本人ゲストリレーションもいて安心、そして今どき珍しいくらいにジャパニーズフレンドリーなホテルで気に入りました。ヤンゴンで特にオススメできます。

なお、館内での飲食はミャンマーの物価に比べると高いので時間に余裕があれば外に出てビルマ料理を食べた方が楽しく経済的。ホテルからそう遠くないシュエダゴン・パゴダのそばに Feel Myanmar Food という人気レストランがあり、お料理を指さしで注文できるのでぜひ行ってみてください。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.04.26)

2017年, '17 ミャンマー

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