07.21
人魚姫(デンマーク・コペンハーゲン)
100年以上の歴史ある世界的に有名なブロンズ像「人魚姫」を10年ぶりに見に行ってきました。デンマークの首都コペンハーゲンきっての観光名所ですが、世界3大がっかり名所なんて言われることも(笑
行き方
人魚姫の場所はコペンハーゲンの中心から北に外れています。星形の城塞跡、カステレット Kastellet に隣接しているのでお天気の良い日に海辺の散歩がてらゆっくり訪れると良いでしょう。行きは鉄道でØsterport駅まで行き、そこからカステレットの北まで路線バスに乗って歩く距離をできる限り短くしました。
Den lille havfrue
デンマーク コペンハーゲン
おすすめのアクセスは水上バスです。
人魚姫の近くに Nordre Toldbod というフェリー乗り場があり、観光の中心となる ニューハウン Nyhavn との間を結んでいて便利です。地図上に乗り場をアイコンで示してあるので参考にしてください。
人魚姫
人魚姫の像は彫刻家 エドヴァルド・エリクセン Edvard Eriksen(1876-1959)の作で、ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen(1805-1875)が1837年に書いた童話「人魚姫」をモチーフにしています。
像は海の中にありますが、護岸から近いので干潮時には歩いて近付けます。コペンハーゲンきっての見どころなのでいつも混んでおり、日中は記念写真を撮る観光客が後を絶ちません。
完成した1913年から100年以上に渡って展示されていますが、落書きされたり首を切り取られたりダイナマイトで爆破されたりと…それは散々な目に遭っているようで、市は人魚姫の像を移動することも検討しているようです。
大きさは1.2mと小さめのブロンズ像で、重ねた石の上に座っています。少し離れてみると、人魚姫の視線が海に落ちて、悲劇の主人公っぽい悲壮感が感じられると思います。像はバレエで人魚姫を演じた エレン・プリース Ellen Price がモデルとなっていますが、首から下は作者のエリクセンの妻をモデルにしたそうです。
という訳で、約10年ぶりにデンマークに来てコペンハーゲンを観光し、人魚姫にも再会することができました。せっかくなので、最後に2012年に撮った写真を4枚(そのままの解像度で)当ブログの過去ログから転載しておきます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。