チェコ旅行記: プラハ観光(後半)
Kitagawa@チェコ共和国です。
首都プラハでの街歩き後半ですが…いわゆる見どころらしい見どころを回るのに疲れてしまい、ヴァーツラフ広場、旧市街広場、そしてプラハ城を見た後は、気ままに徒歩やトラムでプラハの街並みを楽しむことにしました。
せっせと名所を巡る性格では無いため、滞在日数が長くてもツアーで来られる方より訪れる見どころは少な目かと思います。ホテルのほか、カフェやビアホールでだらだらしている時間も長いですしね。特に美術館などは、世界的に有名なところ以外はスルーすることが多く。観光バスに乗って見どころを虱潰しに巡る「点」の旅より、街角や河辺で喧騒や空気を感じたり、自分で歩いて「線」の部分を楽しむのが、Kitagawaの旅のスタイルです。
ウンゲルト
プラハの裏道には絵になる場所がいっぱい。観光客にも見つけやすいのが、旧市街広場にあるティーン教会の裏手あたり、建物に取り囲まれた石畳の広場です。カフェやバーが並び、一際お洒落な雰囲気です。外でビールを飲むには、まだちょっと寒いかな。
観光客の多いプラハですが、場所によってはとっても静か。
ちょっとした裏道がまた素敵です。あっちへこっちへ、のんびりと…
(プラハには特に危険なエリアはありません。それに、迷ったらGPSがあります。)
カレル橋
プラハで最古の、そして最も美しいと言われる橋、カレル橋。
なんと14世紀に掛けられた橋がそのまま今に至っているとのこと。
ここに訪れるのがすっかり夜になってしまいました。
旧市街側の橋塔と、カレル4世像。
ライトアップが幻想的。橋の欄干には30体の聖人像が並んでいます。
橋から離れて建つ騎士の像が印象的でした。彼はブルンツヴィークという伝説上の人物で、危機が訪れるとこの剣によってプラハを救うのだとか。手に持つ剣が黄金色に輝いています。
プラハ城のライトアップも必見です。
そのほか、夜もちょっとした一コマが絵になります。
あっちこっちで写真を撮っているとどんどん夜が更けていきます…
そうそう、プラハはミッションインポッシブルのロケも行なわれましたね。国立博物館の吹き抜けが、アメリカ大使館の内部ってことになっていたり。ここカレル橋では、ジョン・ヴォイトが撃たれて橋から川に転落するシーンが撮影されています。
チェコ料理
ご当地料理も忘れてはいけません。プラハの名物料理である鴨は、なんと丸ごと出てきました!
身がしっかりしており、お腹に溜まります。
付け合せに出てくるパンのようなものもチェコ料理ならでは。これはクネドリーキと呼ばれ、小麦粉を卵と牛乳で練って、茹でたり蒸したもの。
ビールもおすすめです。チェコは1人当たりのビール消費量が世界一!
ビアホールも多く、定番のピルスナー・ウルクェルの他、地ビールも多く、ビール党には嬉しい地です。水が良質なため、味はお隣のドイツより美味しいかも…
外資系のお店もあり、こちらは我らがマクドナルドです。普段からよくハンバーガーを食べますが、まぁさすがにチェコに来てまでは…(笑
このスターバックスは完全に街並みに溶け込んじゃってます。中世風の鎧戸がたまりません。
チェコ土産
チェコのお土産と言えば、ガーネットや琥珀、クリスタルカットのボヘミアングラス、そしてマリオネットあたりが有名でしょうか。
あまり土産物を買わないKitagawaですが、プラハでは少し買ってしまいました。定番のチェコガラスの他、木のおもちゃも素朴で素敵なものを見つけました。
チェコのお金
次々とユーロになっていく中、2011年現在もチェコは自国の通貨 コルナが使われています。
Koruna česká(チェコ・コルナ)は一般的に Kč と表記。過去1年間では 1 CZK = 3.9~4.9 JPY と大きく変動しており、当blogでは過去1年平均の 1 CZK = 4.4 JPY で換算。急激な円高でコルナ安だったのが最近少し戻しているようです。