バンダルスリブガワン街歩き (ブルネイ旅行記)
ブルネイの首都は バンダル・スリ・ブガワン Bandar Seri Begawan という町。
下は空港で見つけた空撮写真…まるで箱庭のようですね!
なんと中心部はこれで全て!国会議事堂や郵便局や警察署やデパートやバスターミナルなどがすべて入っています。もちろんモスクや泊まったホテルも見えています。一国の首都がこんなにコンパクトとは驚きです。
この写真を見ながら、町並みを少しばかりご紹介しましょう。
まずは写真中央にある広場に行ってみました。
芝生が敷かれた広大なスペースですが、誰もいません。映画のセットに迷い込んだ気分です。
写真の中央、南北に走っている大通りがバンダルスリブガワンのメインストリート、スルタン通り Jalan Sultan です。
同、夕方の様子。
電飾が施されて綺麗ですね。
でも、とても目抜き通りとは思えないのんびりとした雰囲気です。
こちらは写真の左下にある大きな建物。
ヤヤサンSHHBコンプレックス というショッピングモールです。中も覗いてみましたが、活気に乏しくちょっと昔の空気を感じました。
向こうに光り輝いているのは、スルタン オマール アリ サイフディン モスク です。空撮写真のどこにあるか、分かりますか?
市場
写真の右端、川の向こう側には、市場があります。
宿泊先のブルネイホテルの向かいでもあり、覗きに行ってみました。
非常にアジア的な様子です。
色鮮やかな野菜たち。
ブルネイってデータ上はアジアの中でも国民一人あたりのGDPや平均所得がかなり高い国なんですが、本当かよ?と思わずにはいられないですね…
こちらは中心部で唯一?の近代的なカフェ。日本の観光案内が置かれていてビックリです。
お祭り
陽が沈むと、町は凄い数の人で賑わってきました。日中は誰もいなかったのに、これは一体どういうことなんでしょう?あまりのギャップに戸惑ってしまいます。
広場の周りにたくさんの露店が出て、まるでお祭りのよう。僕らもお店を冷やかしながら、そぞろ歩きます。
どうやら翌日からラマダン(イスラム教の断食月)が始まるため、それに関連している催しのようです。
写真の手前、ブルネイ川では打上げ花火まで上がり、最後は大変な賑わいになりました。
そうそう、ベネチアでも同じようなことがありました。
こちらは通りにあったレストランの一つ。料理はマレー系で、イートインもテイクアウトもOKのようです。
感想
異国ブルネイでまさか夏祭りのような夜を過ごせるとは思っておらず、予期せずこのようなイベントに重なりラッキーでした。
町は歩いても1時間もかからず回れる規模なので、お天気さえよければ観光は1泊2日でも十分だと思います。