May 02, 2011

管制塔と初交信

管制塔Kitagawa@Los Angelesです。

飛行機を飛ばそうとなると、操縦の訓練や航空力学・気象・航法・法規に関する知識が必要になるのですが、忘れていけないのが ラジオ…つまり管制塔や他の航空機との無線交信でして、これがなかなか難しいのです。つーか、聞き取れない!
こいつをクリアしないと一人で飛べない訳で、無線機とボイスレコーダーを買ってきて皆さんの通信を傍受させていただいております。(笑

今日は恐る恐る、なんとか管制塔と初交信をしました…超緊張!まずはATISという空港情報を聞きまして、動き始める前に Clearance Delivery という管制官にコンタクト。

LGB Clearance, Cessna 123WS at Rainbow, request taxi to Runway 25L at Delta with information Bravo ...

こちらセスナ123WS、今はランプRainbowです、空港情報Bを聞きました、滑走路25LのDまで移動させてください~ってところでしょうか。続いて Grand Control にコンタクトを取って、実際に誘導路を移動。停止線の前についてようやく、タワー に離陸の許可を求めます。

LGB Tower, Cessna 123WS Holding Short of Runway 25L at Delta, ready for take-off, request left standard departure ...

こんな感じでテイクオフまでに3人とおしゃべりし、その都度 正確に復唱しなければならないので、慣れるまでかなり大変。ちなみに Aはアルファ、Bはブラボー、Cはチャーリー と フォネティックコード で話します。飛んだ後も、管制圏を出るまでは ~の上空で曲がれ!とか 前方の~に付いて行け!などと指示は続き、忙しいことこの上なし。
まぁ言われることはある程度決まっているので、こればかりは慣れて覚えていくしかなさそうです。

※ATC(航空交通管制)に興味がある方は、wikipedia に詳しい解説や実例が載っています。