シェラトン グランデ・ラグーナ プーケット(現、アンサナ・ラグーナ・プーケット)ホテル宿泊記
Kitagawa@Phuket です。
シェラトン グランデ ラグーナ プーケット の、お部屋以外の情報(プール、ビーチ、レストラン、サービス、等)をまとめておきます。
立地
このホテルはタイ、プーケット島のバンタオ・ビーチに面しています。
バンコク(BKK)からプーケットは国内線で1時間20分、プーケット空港(HKT)からホテルまでは車で20分の距離。
Kitagawaの場合、バンコクの自宅を朝7時に出れば11時にはホテルに着けます。LCCを使用すれば片道 5,000円程度で来ることも可能、空港からはレンタカーもAVISで 1日1000thbと格安です。
バンタオビーチは高級リゾートの立ち並ぶエリアで、そのうちいくつかのホテルはビーチの少し内側に広がる ラグーン(沼)を囲むように建っているのが特徴的。シェラトンはこのど真ん中に位置し、あたかもラグーンに浮かぶ小島のようなユニークな地形をしています。
ラグーン
ホテルからは、ラグーン内を巡回するボートが出ています。(無料、20分おき)
特に見所もありませんが、のんびり暇つぶしには良いようです。これに乗って、近所のホテルにも遊びにいけます。
海
プーケットは乾季(11~2月)がベストシーズン。波も穏やかで、ビーチのデッキチェアはホテルのゲストで溢れ返ります。この写真は 11月のもの。
一方、雨季(6~9月)は、遊泳禁止の旗が…。波が非常に高くて泳ぐのはちょっと危なそう。こちらの写真は 8月のものです。
プール
プールは、リゾートのお庭を横切る水路のように、細く長~い作りになっており、長さは300m以上あるようです。スイムアップバーもありました。
この水路ならぬ細長いプールの終端部はビーチを模しているようで、プールに砂が入っているのが非常に珍しいですね!
夜のプールもなかなか綺麗。
細長いプールのもう一方の端は、ヴィラの宿泊者用のプールになっています。こちらは水やお茶などのサービスがありました。
カクテルサービス
ヴィラに宿泊していると、夕方にプールサイドでカクテルサービスがあります。
オードブルのプレートのほか、セルフサービスでタイのスイーツなどをいただけます。現地のスイーツは甘すぎて食べられないことが多いのですが、ここのはとても美味しかったです。
飲み物はビールやワインのほか、カクテルも作ってもらえるようです。アルコールも含めて無料なのは嬉しいですね!
朝食
朝食のレストランは屋外にもお席がありました。
内容は、一般的な朝食バッフェ。タイなのでサラダやフルーツも一通りありますが、品揃えはそこそこ。麺(クイッティアォ)があったのが少し珍しかったかな。
一方、ヴィラに泊まっていると、イタリアンレストラン「プッチーニ」での朝食も可能です。
こちらはアラカルトになっており、メニューからオーダーして作ってもらう方式のため、優雅な朝食を楽しめます。この日はサーモンベーグルにオムレツとハッシュドブラウンを注文してみました。彼女は「なんか東京のフォーシーズンズの朝食みたい」と言っていましたが…
僕はコムハニーがあったのが嬉しかったです。
ディナー
同じく、レストラン「プッチーニ」で夜はイタリアンを楽しむことができます。
メニューの品数は多くありませんが、割と内容は良いように感じました。
飲み物にもよりますが 1人1万円くらいが予算の目安、タイにしてはちょっと高いですね。
ロブスター(左下、1800thb)、ステーキ(右下、1200thb)、上に乗っているのはフォアグラでした。
スパ
ここシェラトンには「アンサナ・スパ Angsana Spa」が入っています。
(アンサナスパはバンヤンツリーのブランドで、バンタオビーチにある4つのホテルに店舗を出しています。)
いつものように、ボディスクラブ+アロママッサージ+フェイシャルのコース(180分)をお願いしましたが、これは素晴らしかった!もうね溶けちゃいそう、至福のひと時です。
(Kitagawaは月に数回はスパに通うスパ好きですが、ここの腕は間違いなくトップクラス。ネットでも高評価が多いようです。)
料金は日本に比べたら半額以下ですが、それでも他のスパに比べると高級ホテルに入っているだけありやや高め。午後2時までは30%割引にてトリートメントを受けられるので、午前中に予約するとお得です。(追記: 割引はオフシーズンだけのようです。)
象
リゾートには日に何度かゾウさんが遊びにやってきて、大人気です。
(このサービスはプーケットの他のホテルでも見かけます)
カメラを構えるとちゃんとポーズを決めてくれるのがスゴイ!
ますます芸達者になっていたゾウさん!右は 2010年11月の写真です。
ひまつぶし
僕はビーチでは基本的に「何もしない」のですが、あまりの暇さに飽きてきたらリゾートの敷地内に咲いているお花の写真を撮ることを楽しみの一つにしています。
こねこ発見。
工事中
こういう写真を載せるのはどうかと思いましたが、結構気になりましたので何点かアップしておきます。このホテル、あちこちで改修を進めていますが…もう少し何とかならないものでしょうかねぇ?
と、書いたのですが…
その後訪れた際は、ハイシーズンを前に上の場所もこの通り、綺麗に生まれ変わったようです!閉鎖されていたレストランも再オープン。別の場所を工事してたりしますが、騒々しいのは片付いたようです…広いと大変ですね。(2010年11月 追記)
夜
夜はロマンチックな雰囲気に包まれます。
バーでは生演奏があり、なかなかの選曲と歌唱力で、お席は満席でした!
海に来るとピニャコラーダやマイタイが飲みたくなります。
レセプション
チェックインの際はウェルカムドリンクのサービスがありますが、リゾートごとに趣向を凝らしており、これも楽しみのひとつです。
ここ、シェラトンでは「ナーム・カチアップ」即ち、オクラのジュースでした!恐る恐る飲んでみましたが、非常に濃くてフルーティーなお味です。
さて、最後にダメ出しです。
ここのレセプションには滞在中がっかりさせられっぱなし。時間がかかり間違いも多く、それに対するフォローも後手後手。ホテル側の多少の不手際にはこちらも慣れていますが、ケアの仕方によって随分印象が変わってくるものです。
今回は同じミスが2度続いた挙句、我々にとって無意味な釈明(言い訳)をし、ゲストを立ったまま待たせるという、対応としては最悪の部類でした。怒るのも馬鹿らしいので「待ちくたびれたので他のホテルに移ります、チェックアウトしてください」と申し出たら、慌ててマネージャやゲストリレーションがお詫びに出てきましたが…。
総評
その名に「グランデ」を冠するシェラトンの最高級ブランドとしては、ハードもソフトもあと一歩!と思わずにはいられません。
ただしヴィラが結構安いので、グループで泊まるなら広くてお値打ちだと思います。スターウッド系にこだわらないなら、周辺の他のリゾートを検討しても良いかもしれませんね。
と、やや辛辣なコメントをしてしまいましたが、どうやら最初に泊まったときのレセプショニストが、たまたま経験の少ない方だったようです。直近の滞在ではチェックイン・チェックアウトともに非常にスムーズで、目立つ工事が終わったこともあり、その後は快適に滞在させていただいていることを付け加えておきます。