May 10, 2010

シェラトン・マリア イサベル・ホテル@メキシコ

シェラトン・マリア・イサベル Sheraton Maria IsabelKitagawa@メキシコです。

他のスターウッド系ホテルも気になったので、メキシコシティではシェラトンにも2泊ほどしてきました。僕はシェラトンで満足した試しがないのですが、一応記録を残しておきます。

ちょっとしたトラブルが起こりましたので、その話も合わせて…

シェラトン・マリア・イサベルメキシコシティのメインストリート、レフォルマ通りに面し、独立記念塔の真正面…場所は悪くないです。しかし見るからに古い感じ。

アーケードにはスターバックスが入っています。これは便利で毎日利用させていただきました。

ロビーでは日本人の方もよく見かけます。またスタッフは問題なく英語が通じますので、ツアーや出張で泊まるには問題ないと思います。

Sheraton Maria Isabel全体を通して、隠し切れない古さと時代遅れな雰囲気が漂います。
そうそう、チェックインではその日到着する人のキーカードがずらっと並べてありました(苦笑)…お客様を待たせない工夫なのかもしれませんが、ツアー客のような扱いで、歓待されているとは感じにくいですね。

シェラトン・マリア・イサベル一番安いクラスのお部屋です。このホテルは窓が小さいのが残念。壁の塗り直しやTVの液晶化などはされています。

このお部屋はこの後大問題が発生し、他のお部屋に引越しする羽目に…

Sheraton Maria Isabel年季の入ったエアコンがうるさいのが少し気になりますが、ベッドには問題なく、すぐ寝てしまいました。

インターネットも問題なく使えます。有線接続で24時間当たり 199ペソ(15.55 USD)でした。また利用はしていませんが、ロビーでは無線LANが30分まで無料とのことです。

クローゼット、シンク、ミニバー。
不足は無いのですが、ただ並べておきましたって感じです。うーん、シェラトンってビジネスホテルでしたっけ?

クローゼットバスルームミニバー

まぁ古いのは仕方ないのですが、どうしようもない問題がバスルームで発生…バスタブの水が排水されず、お部屋が水没してしまいました。このホテル、なんと給水能力>排水能力というとんでもないバスルームな上に、外にある排水溝からも水が抜けていかず、水はお部屋のベッド周辺へ一直線…焦るどころか爆笑ですよ。バスタブに水をためず部屋に水を張ってどうするんだ?お風呂から上がってお部屋を歩くとジャブジャブと波が立つレベルですから!

もう手に負えないので電話でスタッフを呼び、ホテル側も慣れているのかすぐに対処に来まして、あっさり一つ上のフロアにお引越し…後で気になって見物に行ったら、水ごと吸引する強力な掃除機みたいなものを使って処理していました。ちなみにバスタブを溢れさせると、カーペットのクリーニング等々で相当な費用を請求されることもあるようです。いい機会なのでカード会社の緊急アシスタンスに電話してみました。アメリカンエキスプレス の場合、過失でも全額が保険でカバーされ、しかもトラブル対応専門スタッフのバックアップもあり、かなり心強い雰囲気でした。一方、ダイナースクラブ はどうかというと、「ホテル内での事故は保険の範囲外です」という実に素っ気ない回答で、起こっている問題に対するアドバイスも皆無。さすがシティグループ、決済以外では全く使えませんね!
今回はホテル側の設備に問題あり、ということで大事には至りませんでしたが、カードはたくさん持っておくに越したことはありません。

メキシコシティ左の写真はお部屋からの眺め、ロータリーの中心にあるモニュメントが戦勝記念塔とのこと。

もしバスルームのトラブルがなければ、「古い割にメンテナンスもなされており、立地や価格を考えると悪くは無い」という評価になったと思います。しかしメンテナンスがどうにも追いついていない様子。もっと良いホテルに滞在するのが正解でしょう。

さて、こんな感じで相変わらず安定感に乏しいシェラトンですが、今年は「スターウッド系のホテルにより多く泊まってみる」というテーマを掲げているので、年内は引続きシェラトンにも泊まる予定です。
結局のところ、メキシコではWホテルで連泊しておくか、フォーシーズンズにしておくんだった!というのが正直な感想です。

2010年メキシコ旅行インデックス