ラン航空ビジネスクラス国内線(→サンチアゴ)
イースター島(ラパ・ヌイ)を満喫し、とうとう島を離れる日が来ました。
4泊5日あったので、ダイビングやモアイ巡りなど、ゆったりと楽しむことができました。島では非常にのんびりと時間が流れているので、余裕をもった旅程が良いようです。また、到着日の前夜に雨が上がり、出発日の前夜から雨が降り始めて、天候に恵まれたのも幸いでした。
フライトに合わせてホテルが空港まで送ってくれました。まぁ車で5分の距離ですが、時間や足に気を遣わなくて良いのは助かります。
出発ロビーは非常に簡素。X線は果物や動植物の持出しを調べている様子です。3つしかないカウンターですが、ちゃんと1つはエグゼクティブクラス用になってました。
待合いスペースも簡単なものです。ミニチュアモアイとシップのツーショットを撮ってみました。
この空港にはラウンジやWi-Fiはありません。
お土産物屋を冷やかしたりして、時間を潰します。
ボーディングはちゃんと優先搭乗があります。
タラップまでは各々適当に歩いていきます。
さて、今回のシート。
実はあまりに島の居心地が良いため帰りのフライトを伸ばしたのですが、座席リクエストをするのを忘れていました。空港に行ったときは 1A と 1L はアサイン済みで、今回は 3L となりました。
後方の座席(といっても3列目ですが)は、サービスが前から少しずつこちらに迫ってくるのに気が散って落ち着かないんですよね。
他の乗客の搭乗を待つ間にウェルカム・シャンパンのサービスとクルーからのご挨拶を受けます。
くどいようですがスペイン語で来ますからね、もうセニョール・キタガワと呼ばれるのにも慣れました。
鳥の羽根は、貝殻もついた首飾りで、ホテルをチェックアウトするときに掛けていただきました。素直に嬉しいですね!
空港では、色々な首飾りを提げている乗客がいるので、複数のホテルが行なっているようです。
期待の昼食です。
今回の旅行で7食目の機内食。好物のラビオリにも心惹かれましたが、炭水化物には飽き飽きしているので、久しぶりのお肉にしました。
サラダも非常に嬉しいです。高いホテルに泊まっても、朝食に野菜がありませんからね!もうスペイン語圏はパンとチーズとハムばっかりでうんざり。
ランチリはワインリストが充実しています。
来る時は朝だったので控えましたが、帰りは飲んじゃいます。料理に合わせてリコメンドしていただきました、ワインの説明は最初の「セニョール・キタガワ」しか聞き取れませんでしたが…笑
当然チリワインです。テイスティングもさせていただけるのですが、こういったちょっとしたゆとりが非常に大切だと思います。
お肉の焼き加減も丁度良く美味しくいただきました。日系のように機内でトーストしているんでしょうか?
デザートは2種類、紅茶は4種類から選べました。
食べたら寝るだけ、消灯です。
一路、チリ本土を目指します。
マップを見ると、このフライトはタヒチのパペーテからイースター島経由のサンチアゴ行きみたいですね。イースター島はパペーテとサンチアゴの丁度真ん中あたりにあり、ポリネシアから南米へ南半球周りの面白い旅程が組めそうなルートです。
改めて機内を見てみます。
このタイプのシートは前の席が倒れてこないので2列目以降でも広さはほぼ同じです。また1列目には無い「服を掛けるフック」や「クツの収納スペース」があるようです。
機材は B767-300、ビジネスクラスは 2-2-2 の6列です。行きは満席でしたが、帰りは半分のみ席が埋まっていました。インボラ組みもおらず、非常に静かでした。
機内エンターテイメントも快調で、一部の映画は日本語吹替版が入っていました。ヘッドホンはノイズキャンセラー機能付き。
アメニティは、ボールペン、アイマスク、くつした、クツ入れ袋 です。
なお3泊ないし4泊で来る人が多いのか、何人かは行きも一緒に飛んだ人で、再開の握手をしたり、ちょっといつもと違う雰囲気のフライトで面白かったです。
ラン航空の素敵なフライトで、イースター島への旅がより一層思い出深いものとなりました。イースター島へはラン航空(LA)のみの就航です。独占なのに非常に力が入っていて、感心しました。
なお、アライアンスはJALと同じワンワールドです。サンチアゴ~イースター島 をCクラスで飛ぶと片道2915マイルのFlyOnPointがつきます。
(今回はぎりぎりまでフライトを遅らせたので、サンチアゴ行きのフライトとサンチアゴからのフライトの乗継ぎ時間が24時間を切ってしまい、つまりサンチアゴではトランジット扱いに変更となりました。再発券手数料が必要かと思っていたのですが、手配をお願いしたJAL曰く、「税金の精算が無いので無料で変更できる」とのこと。細かなルールがたくさんあるんですね。)