05.22
ルドメーヌドゥロランジェリー・リゾート&スパ 宿泊記(セーシェル・ラディーグ島)
セーシェルのラディーグ島で泊まった ル ドメーヌ ドゥ ロランジェリー・リゾート&スパ Le Domaine de L'Orangeraie Resort & Spa の宿泊記です。このホテルを選んで大正解だと思える素晴らしいバカンスになりました!
行き方
百を超える島がインド洋に散らばるセーシェル共和国。
手付かずの自然が残っており、かつ島へのアクセスが限られるため、欧州のセレブリティやハネムーナーに人気のデスティネーションですが…なかなか行くのは大変。ボートや飛行機のチャーターしか手段がないアイランドリゾートも多い中、ここラディーグ島はセーシェルで4番目の大きさなので定期便を乗り継いで来られる一番遠くの島と言えるでしょう。
まずはドバイ経由の エミレーツ航空ファーストクラス でマヘ島にあるセーシェル国際空港へ。そこから セーシェル航空国内線 の小さなプロペラ機に乗ってプララン島へ飛び、島を横断して プララン島からラディーグ島までフェリー に乗船しました。急ぐ場合はヘリコプターという選択肢もあるようです。
ル ドメーヌ ドゥ ロランジェリー・リゾート&スパ
Le Domaine de L'Orangeraie Resort & Spa
島へ向かう船上、左手にリゾートが見えました!
まるで森に埋もれるようで秘境感いっぱい。初めてセーシェルに来たときにラディーグ島とこのホテルの評判を聞き、本当に泊まることができて感激です。
到着に合わせて桟橋まで電動カートがお迎えに来てくれるので、船が決まったら忘れずに時刻を伝えておきます。実はここラディーグ島への旅程を組んだのが直前過ぎて既に満室となっており、到着日は別のホテルに一泊しました。電話したらそのホテルへも無料でお迎えに来てくれて、島内でお引越しです。
フランス語で“オレンジの領地のリゾート”とでも訳しましょうか、開放的な造りがノンビリとした島の空気に馴染んだルドメーヌドゥロランジェリー・リゾート&スパ。エントランスの銅鑼をボーンと鳴らしてから、チェックインです。
レセプション
応対は心がこもっていて気持ち良く、フランス語だけでなく英語も通じます。質問やリクエストへの対応は極めて早く、今後の予定としてプララン島に戻ったら車で ヴァレ・ド・メ自然保護区 などを見て周りたいと計画を話したところ、フェリー乗り場にレンタカーを用意してもらえて大変助かりました。
リゾート前の様子。
島の周回路が横切っており、右手に見えるレセプションの奥がゲストルームの建ち並ぶエリア、左手はプールやレストランのあるビーチフロントの施設です。
リゾートマップ
僕らは山の中腹に建っている233号室に泊まりました。
地図をクリックすると新しいウィンドウで拡大版が開きます。
戸建てヴィラ
ヴィラ・ド・シャルム Villa de Charme というカテゴリーのお部屋に滞在し、海を望めるテラスや屋外バスが付いた戸建ての建物は樹に囲まれてプライベート感抜群!詳しくは当ブログ内の ルドメーヌドゥロランジェリーの戸建てヴィラ宿泊記 のページをご覧ください。
居心地の良いパブリックスペース
レセプションの向かいにあるプールやレストランの入り口がこちら。
バーもあって夜はライトアップされます。程よくゲストで賑わっていて旅の気分を高めてくれますし、会話すると皆さんの長い休暇にも驚かされました。
プール
到着する前からインスタグラムで何度も見ていたプール周辺(笑
決して大きくはありませんが、間違いなく島内で一番美しいプールでしょう。特に丸い屋根の付いたデイベッドが可愛らしく、インスタのロケーションタグ でも人気の場所なので絶対にここで写真を撮りたいですね~
リゾートから眺めたインド洋。
海の色と模様が凄い!真正面に見えるのはプララン島ですよ。
やっぱ天気が大切です…
雨上がりの写真も一枚載せておきます。
ベストシーズンに来たものの、お天気が優れない日もある訳で、曇っちゃうとパタヤビーチ並みに冴えない景色です。西を向いているので、午前中の順光の時間帯、かつ引き潮だと最も綺麗に撮影できるでしょう。
ビーチ
ホテルにはプライベートビーチも併設。
でもここはセーシェルで最も有名な アンス・スース・ダルジャン Anse Source d'Argent があるラディーグ島なので、ぜひ絶景ビーチへピクニックに出掛けてみてください。
島内観光は自転車で!
小さな島なのでバスなどは走っていません。
レンタサイクルで観光するのが一般的で、ホテルでも一日75ルピーで自転車を借りられました。
レストラン
島内のレストランも利用してみましたが、朝昼晩の三食ともホテルで食べるのが一番でした。ビーチリゾートなので服装はカジュアルでOKとは言え、女性はディナーだとお洒落している人がほとんど。バッフェではクレオール料理も楽しめます。
朝食
昼食
夕食
感想
お隣の国モーリシャスに比べると島が散っており、空港に着いてからさらに移動の手間と時間がかかります。また空港もホテルも町並みも全体的に素朴で古く、その割に宿泊費はかなり高い。費用対効果を求める人にはまったく向かないデスティネーションですが、ゆえに訪れる観光客が限られてセーシェルの離島は非常に静か、まるで時間が止まってしまったかのよう。通好みとでも言いましょうか、飾り気の無さや不便さがかえって僕らをポジティブな気持ちにしてくれる気がします。
ラディーグ島は飛行機や船を乗り継げば自力で行くことができ、また長期滞在向けのコテージ(当地ではセルフケータリングと呼びます)もあって、何より アンス・スース・ダルジャン Anse Source d'Argent が圧倒的な美しさ。手前のプララン島まで来たのなら、ぜひ足を延ばしていただきたいと思います。
島内のリゾートとしてはここルドメーヌドゥロランジェリーの評判が群を抜いています。前述の通り初日は別のホテルにも泊まっていますが、宿泊費が大して変わらないのに眺望やサービスの差に圧倒されました。何が何でも予約したい、そしていつか必ず戻って来たい…そう思える素敵なホテルに出会えました。
これでセーシェルの主要な3つの島、マヘ島、プララン島、ラディーグ島を巡りました。今後はデニス島、バード島、デロッシュ島などの離島に行ってみたいところですが、空港はあっても国内線が飛んでいないので、ここから先はリゾートに送迎も依頼するセーシェルならではの形の旅になりそうです。
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エクスペディア予約: ル ドメーヌ ドゥ ロランジェリー・リゾート&スパ
Le Domaine de L'Orangeraie Resort & Spa
【住所】 Anse Sévère, La Digue, SEYCHELLES
セーシェル共和国 ラ・ディーグ島 アンス・スヴェール
【TEL】 +248 429 9999
【FAX】 +248 429 9888
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