08.02
アイスランド航空(オスロ→ケフラヴィーク)
旅仲間が一押しの国、アイスランド。神秘的な名前に惹かれて、いつか行ってみたいと長らく思っていました。
北極圏にあるのでなかなか機会がありませんでしたが、ようやく2013年の北欧旅行で日程に組み込むことができました。アイスランド航空の翼で、首都レイキャビクを目指します。
アイスランド航空について
アイスランドのフラッグキャリア、アイスランド航空。路線図を見ると、ヨーロッパの各都市から直行便が就航しています。日本にあるアイスランド航空の代理店に尋ねたところ、航空券は片道でも予約が可能とのこと。
往路はノルウェーのオスロ発、復路はフィンランドのヘルシンキ行き、というルートにしました。北米にも飛んでいるので、ヨーロッパからアメリカに向かう途中に立ち寄る…なんて使い方もできそうですね。
オスロからレイキャビクへのフライト
さて、ノルウェーからアイスランドを目指します。
こちらはオスロの ガーデモエン空港(OSL)です。オスロ市内から空港への行き方はこちらをご覧ください。
14時45分発のFI319便に搭乗です。北欧の空港はどこも近代的で分かりやすいので、チェックインもスムーズ。
アイスランド航空ではビジネスクラスを Saga Class(サガクラス)と呼ぶようです。重量には割とうるさいキャリアのようなので、預入れ荷物には注意が必要です。
シップはボーイング757-200。
こちらがアイスランド航空のビジネスクラスのシートです。シートの倒れなさと狭さは、JALのスカイラックスといい勝負でしょうか。でもヨーロッパ域内の近距離線として見れば、立派なシートの部類に入ります。
ちなみにアイスランド航空の機内サービスは格安航空会社レベルです。
費用に見合っているとは思えませんので、エコノミークラスでも充分だと思います。
所要時間は 2時間40分。
福岡から台湾までのフライト時間と同じくらいです。北極圏の島国ということで遠いと思っていましたが、けっこう近いんですね。機内エンターテインメントではアイスランドの観光情報も用意されていました。
タッチパネルで遊んでいるうちに、飛行機は着陸態勢に。
その国名から一面が氷に覆われているものと想像していたのですが、眼下に広がるのは荒涼とした大地。蒸気が噴き出しているのはブルーラグーンという世界最大の温泉で、観光スポットにもなっています。
ケフラヴィーク国際空港(KEF)には 15時25分着です。
アイスランドも今やEUのシェンゲン協定加盟国なので、ノルウェーから飛んできた僕らは入国審査がありません。意外にあっさり、アイスランドに到着してしまいました。
ケフラヴィーク空港からレイキャヴィーク市内へ 「空港バス Flybus」
アイスランドには鉄道がありません。バスで首都レイキャヴィークを目指します。
ケフラヴィーク空港からは Flybus(フライバス)という空港バスが運行されています。予約の必要はなし、その場で切符が買えます。
料金は2013年現在、大人片道 2,500 ISK(2,115円)でした。途中でミニバスに乗換え、宿泊先のホテルの前まで送ってくれる便利なサービスです。FlybusはReykjavik Excursionsという会社によって運行されていますが、他にIceland Excursionsという会社もあり、こちらは 2,200 ISKでした。両社はアイスランド観光の大手2社なので、個人旅行の方は現地で何度もお世話になるかと思います。
車窓からは見渡す限り溶岩でできた平原が広がっています。
荒涼とした大地、としか表現のしようがありません。アイスランドではこういった大自然の観光がメインとなります。
ちなみにアイスランドの通貨は ISK、アイスランドクローナですが、クレジットカードの通用度が非常に高いので、両替しなくとも観光できます。屋台のような所ですらカードが使えて驚きました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
アラスカにもiceland air という航空会社があり、アンカレジではアラスカ航空の次くらいの勢力でした
ケフラヴィークからアンカレッジはフライトがあるようなので、
ご覧になったシップはアイスランド行きなのかもしれません。
そういえばアイスランドからはグリーンランドへのフライトも充実していました。
北極圏も便利なルートがいろいろと存在しそうですね。
iceland airのHPみたら、ご指摘の通りでした。
かつて、極東から欧州に行くには、アンカレッジを経由(=給油)したくらいですから、北極の路線というのは地理的に有利で、意外と需要があるのかもしれません。