2013
08.04

感動!アイスランドでオーロラを鑑賞

アイスランド オーロラ

死ぬまでに一度は見てみたいと思っていたオーロラ、アイスランドに来た初日にその夢が叶いました。
目にしたオーロラは、想像していたものと全く違いました。そして、写真に撮るのがこれほど困難だとは!

オーロラとは

オーロラ aurora は、一言でいうと太陽風が地球の磁場の影響を受けて大気が発光する現象で、北極や南極の近くで観測することができます。英語では Northern Lights と呼ばれ、ここアイスランドでもオーロラツアーがNorthern Lights Tourという名前で催行されています。発光に至る説明は…これが僕自身さっぱり理解できておりません。(笑

ただ一つ、ガイドさんの説明の中で「オーロラを見るために必要な3つの条件」が記憶に残っています。(1)オーロラが出ていること、(2)寒くて暗いこと、(3)快晴であること、のすべてが揃わないとオーロラは見えません。いずれも聞けば当たり前に思えるのですが、つまりお天気次第で運任せってことです。オーロラを見るためには気象条件をチェックし、上空にオーロラが出ていて雲が全くない場所まで出かけていくことになります。

アイスランドのオーロラツアー

アイスランドでは2社の大手ツアー会社、Reykjavik ExcursionsとIceland Excursionsがあります。
いずれもレイキャビクのホテルではレセプションから簡単に予約してもらえて、出発時間にはホテルまでお迎えに来てくれます。アイスランドの観光は基本的にこういった日帰りツアーをお好みで組み合わせて楽しむか、自分でレンタカーを借りて回ることになります。
オーロラは毎日見える場所が変わるので、ツアーに参加するのが手軽です。2013年現在、オーロラツアーの料金は大人 5,400 ISK(4,557円)でした。もし何も見えなかったら翌日また参加できるそうですが、シーズン中はそういうことは少ないそうです。

オーロラ鑑賞ツアーに参加

アイスランドに到着してホテルにチェックイン、レセプションに置かれているパンフレットを手に取ると…
なんと4月15日はオーロラツアーの最終日になっているではありませんか。2013年はオーロラの当たり年と言われていますが、見られるのは気象条件からこの日が最後になるとのこと。もともと今回の旅行にはオーロラを見る計画は無かったのですが、このチャンスを逃す手はありません。後がないので何とか予約をねじ込んでもらい、早めに夕食をとって、少し寝ておくことにします。

出発は夜の10時ですが…さすが高緯度、まだ外は明るかったりします。めっちゃ寒いと聞いていたので、着れる服はすべて身に着けブクブクに着ぶくれしてお迎えのバスに乗り込みます。
バスの車内ではオーロラが発光する仕組みについてガイドさんが詳しく説明してくれるのですが…単語がアカデミック過ぎてとても消化できません。車内ではWi-Fiが使えるので、オーロラについてiPhoneでググりますが、日本語のwikipediaの説明も相当に難解です。百聞は一見にしかず、と言うではありませんか。細かい話は置いておいて、実物を見ることにしましょう。(笑

オーロラ 写真撮影

観測ポイントに着きました、と言われて降りたのは、海辺のおどろおどろしい場所。
写真では伝わりませんが、気温は氷点下です。さらに海から風が絶え間なく吹き付けて、体験したことの無い寒さです。完全防備で来たつもりでしたが、靴下や手袋を2重3重に付けていても指先からかじかんで来ます。

さて、肝心のオーロラなんですが…これがすぐには出てきません。夜が更けて、空が暗くなるのを待つのですが、オーロラが出る前に凍死するんじゃないかと心配になってきます。アフリカでキリマンジャロに登った最終日のアタックも死ぬほど寒かったけど、それに匹敵する辛さです。

ようやくオーロラが姿を現しました、とガイドさんから嬉しい声がかかります。

アイスランド旅行記 オーロラ鑑賞ツアー

指差す方向を見ても、何も見えません。うっすらと雲しか見えないんですが…
よく話を聞くと、どうやらその白っぽい影がオーロラだとおっしゃります。ご冗談を!
テレビで見たのと全然違うじゃん、と抗議する体力もなく、バスに戻る人が続出です。ちなみに車内でも寒さのあまり寝ることすらできません。あの雲をPhotoShopでどうやって加工すると、パンフレットで見たようなオーロラになるのかしら?なんて考え込んでしまいます。
30分ほどした頃でしょうか、外から叫び声が聞こえます。とうとう誰かが倒れたか?と思ったら、空が暗くなるにつれてだんだんと色の着いたオーロラが出て来たようです。ようやく僕らの待ち望んだオーロラのお出ましです。

もっとゆっくり鑑賞できるものと思っていたのですが、オーロラの出現はあっという間です。ふわーっと現れたかと思えば、束の間の揺らめきを見せ、気付いた時にはすーっと消えてしまいます。さっき見えたのは幻なのか?と思わずにはいられないほど一瞬の出来事。
でもね、空を貫くオーロラが目の前に広がった時は感動です!寒さも忘れて、その仄かな光に魅入られてしまいます。結局、1時間のうちで3回ほどグリーンに輝くオーロラを見ることができました。この日以降は毎日のように「オーロラが見れて良かった」「今回の旅はオーロラが見れただけで大成功だ」と言い続けるのでした。

アイスランド観光 オーロラツアー

ちなみに、オーロラを写真に撮ろうと思うと、事態は更に大変です。
がっしりとした三脚に一眼レフカメラを据え付け、ピントはマニュアルで合わせ、レリーズでシャッターを切らなければなりません。もちろんISO感度を上げて絞りは開放、そして長時間露出となります。写真を撮ろうという方は、オーロラの撮影法について調べてしっかり準備していくことをおすすめします。

撮影されたオーロラと実物のオーロラがこれほど違うとは思ってもいませんでした。
太陽の黒点は11年ごとに活動が強くなるそうで、2013~14年は当たり年と言われています。海外旅行の予定のある方、オーロラのシーズンに合わせて旅程を立ててみてはいかがでしょうか?
こんなチャンスはそうそうないので、時間が取れれば来年、改めてオーロラを見るために今度は南極クルーズに参加できれば…なんて考えています。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2020年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を15795枚と心に残った体験を1018件公開しています。(2020.09.20)

2013年, '13 アイスランド

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