2023
08.08
flydubai

flydubai搭乗記

コーカサスへの旅行で格安航空会社のフライドバイを利用しました。ドバイ空港のターミナルが僻地にあって不便ですが、機内食が無料で出るなどLCCらしからぬサービスを提供しており、エミレーツ航空と組み合わせれば行動範囲が広がりそうです。

フライドバイは世界100都市以上に就航しており、マイナーな目的地へもドバイから直行便を飛ばしています。初利用では往路がアゼルバイジャンの首都バクー行き、復路をジョージアの首都トビリシ発とし、ドバイ発着のエミレーツ航空の航空券に切り込んで発券しました。

てっきりフライドバイはエミレーツ航空の傘下のLCCだと思っていたのですが、運営は独立しているようです。2023年現在、エミレーツからの乗り継ぎでもアプリでチェックインができず空港でも搭乗券が通しで出て来ないため、ドバイに着いてからエミレーツ航空のトランジットカウンターに立ち寄ってflydubaiの搭乗券をもらう必要がありました。手荷物に関しては、預けているか訊かれたので彼らの方で積み直しをしてくれそうな感じです。

ドバイ国際空港 第2ターミナル

フライドバイは第2ターミナルのFゲートに発着しています。そもそもドバイ国際空港のターミナル2の存在を知らず、場所が滑走路の反対側とあって移動に想像以上の時間を要しました。

エミレーツ航空の発着するターミナル3やその他のフルサービスキャリアが発着するターミナル1からは、制限エリア内を運行する無料のシャトルバスでターミナル2にアクセスできます。ただし いつも通りに赤いConnectionsのサインを辿って行ってはダメ で、以下の写真のような非常に分かりにくいFゲート行きの小さなサインに従う必要があります。

第2ターミナルFゲートへの行き方

ターミナル3で上のFゲートのサインの写真を撮ってから実際にターミナル2に着くまでに45分もかかりました。滑走路をぐるっと回るのでトランジットには余裕を持っておいた方が良さそうです。
ターミナル2にはflydubaiのビジネスクラスラウンジのほかファストフードやカフェもあり、カフェで仕事をしながら搭乗開始時刻を待ちました。ドバイ空港はアナウンスが一切無いのでゲート付近にいた方が無難です。

ドバイ国際空港第2ターミナル

ドバイ国際空港第2ターミナル

ドバイ発バクー行き
flydubai B737-800

ドバイ11:00発、バクー13:55着のEK2196便ことFZ707便。
シップはB737-800型機です。前方窓側のリクエストに対応してくれました。

flydubai B737-800

フライドバイ

航路はほとんど去年旅したイラン上空なので砂漠しか見えません。
フライドバイでは機内食が無料で出て、トマトパスタ、チキンヌードル、またはベジタリアンからの選択。食後のコーヒー紅茶のサービスもありました。

フライドバイ機内食

flydubai

ヘイダルアリエフ国際空港

11:42離陸、14:09着陸、14:18スポットに到着。
約20分遅れのフライトとなりました。

ヘイダル・アリエフ国際空港

アゼルバイジャンの首都バクーのヘイダル・アリエフ国際空港(GYD)はコンパクトで近代的なエアポート。日本人は アゼルバイジャンビザを空港で無料で取得 できます。

バクー空港

ヘイダル・アリエフ国際空港

入国は極めてスムーズで、米ドルから現地通貨への両替/再両替も問題ありません。ただし現地SIMは本来数百円なのに空港だとアクティベーション料金として数千円を追加で取られるので市中で買った方がお得です。
空港から市内までは毎時正時に空港バスが出ており、運賃は1.3マナト(0.8 USD)と激安でした。空港バスを含め公共交通機関の利用には予めBakiKARTを券売機で入手して交通費をデポジットしておく必要があります。

Baki Kart

バクー空港バス

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.04.27)

2023年, '23 アゼルバイジャン

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