02.21
エミレーツ航空で一番短い国際線ファーストクラス搭乗記(ドバイ-マスカット)
アラブ首長国連邦のお隣の国、オマーンまで飛行機で出かけてみました。
エミレーツ航空の国際線としては最も距離が短いフライトですが、飛行ルートが良く機窓からの眺めを楽しむことができました!
エミレーツはドバイとマスカットの間をトリプルデイリーで結んでおり、午前便の DXB 08:25 発、MCT 09:35 着のEK862便を利用。すぐに機内食も出るので エミレーツ航空ファーストクラスラウンジ ではキヌアとザクロのサラダとコーヒーのみをいただきました。
メインのラウンジを使っていますが、搭乗ゲートがC12なのでC23ゲート前にあるサテライトラウンジを使った方が搭乗直前までゆっくり過ごせます。3タミBコンからCコンまでは軽く1kmくらい離れており移動に時間がかかるので注意が必要です。
エミレーツ航空ファーストクラス
シップはB77WことBoeing777-300ER型機。
エミレーツですから、こんな近距離であってもエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの3クラス制を貫いています。
搭乗後のクルーからの挨拶やウェルカムシャンパン、アラビアンコーヒーにデーツのサービスなどはいつも通り。たかが1時間のフライトなのですべて遠慮してしまいましたが、同じ773のファーストクラスの様子は エミレーツ航空B777ファーストクラス搭乗記 に詳しくまとめているのでご覧ください。
朝は出発機が多くタクシーウェイでの順番待ちに時間がかかります。
ずらりと二階建てのエアバスが並ぶ光景はドバイならではで圧巻ですね~こちらの体験は エミレーツ航空A380ファーストクラス搭乗記 として掲載しています。
09:00ちょうどに離陸。
この日は運よくランウェイ30Rからのディパーチャー。つまり一旦ペルシャ湾上空に出た後、左に180度旋回するのでポートサイドに座るとドバイのダウンタウンを一望することができます。
上の写真はJWマリオットからクロックタワーへと続くAbu Baker Al Siddique Rd.の眺め。
高度を上げると湾曲した ドバイ・クリーク Dubai Cleek を見渡せます。
ペルシャ湾上空で左に旋回。
ドバイのダウンタウンを見下ろしながら、ちょうど バージュ・ハリファ Burj Khalifa を左手にもう一度旋回。ここまで離陸からわずか4分、まるで遊覧飛行のようなエンルートで窓から目が離せませんでした。
機内食
ショートホールなので09:15には機内食がサーブされました。
果物にヨーグルト、クロワッサンと卵料理。香りが苦手であまり機内食のオムレツを食べないのですが、エミレーツのそれは美味しくいただけました。もう少し遅い時間帯だとランチとなり、アラビアンな傾向が出てきます。復路の マスカット発ドバイ行きエミレーツ航空ファーストクラス と見比べてみてください。
たいていTシャツ&ハーフパンツで飛行機に乗っていますが、オマーンは保守的な国なので綺麗めの装いにしてみました。着ているシャツについてinstagramにてご質問をいただきましたが、これはイタリアのCANALIの品だったと思います。
09:35にマスカット国際空港の真上を通過。
いったんペルシャ湾上空に出た後に180度旋回するアプローチで、プロムナードを歩いた マトラ Mutrah の町や泊った シェラトン・オマーン のある ルイ Ruwi の市街を機内から空撮できました。
黄色の丸がシェラトンで、望遠で収めることができました。
下の写真は着陸の直前で、赤色の丸はオマーン最大のモスク スルタン・カブース・グランド・モスク Sultan Qaboos Grand Mosque です。09:48、ランウェイ26Rにランディング。
マスカット国際空港はアナウンスの類が一切なく、自分の足音が響くほど静まり返っていて不気味です。
ビザ無しで来ているのでイミグレの手前にあるオンアライバルビザのカウンターでオマーンビザを買いましたが、僕ら以外のパッセンジャーは皆さん予めインターネットでe-VISAを取得しているようで、原則として事前にオンラインでビザを取得するよう推奨されています。
実際に空を飛んでいる時間は45分くらいでした。
今回のオマーン旅行は首都マスカットの観光のみ。と言っても国土が広大で非常に暑く、とても歩きや公共交通機関では見学できないのでレンタカーを利用しました。まずは宿泊先の シェラトン・オマーン Sheraton Oman に向かいます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。