05.27
西アフリカ・ベナン共和国のビール
西アフリカのギニア湾に面するベナン共和国。ぶっちゃけなんにもない国ですが、どこへ行ってもビールだけはあります!という訳で、今日はベナンで飲んだビールをご紹介。とにかく暑いブラックアフリカ、毎日のビールが水分補給と元気回復には欠かせません。
La Béninoise
まずはこちら、名前からも純国産と分かる La Béninoise です。
コトヌーに来て最初に入ったバー&レストラン Exotic Garden にて、ベナン国産のビールを!と注文したらこれが出てきました。オープンエアーのこのお店をすっかり気に入り、コトヌーではほとんどここで食事をしていたほど。ちなみにベナンの公用語はフランス語です。
注いだ時の色の明るさからも分かるように、典型的な後発開発途上国のビールです。苦みはなく炭酸も控えめ。悪く言えば水っぽいとも表現できますが、一歩外に出れば汗が噴き出すアフリカにおいてはこの軽さとクセの無さが良いんですよ。1本600セーファーフラン(約120円)でした。
Castel Beer
続いて、カステルビール Castel Beer です。これはアフリカをご旅行された方なら見覚えがあるかも…西アフリカ諸国を中心に広く生産されているブランドのビールです。色や香りにも深みがあり、味わいもフルーティ。アフリカらしさとビールの美味しさを一度に楽しめるビールだと思います。
下の写真は宿泊先の Hotel ibis Cotonou のロビーにていただいたもの。たいていどこに行っても置いてあります。ただし高級ホテル内だとローカルビールであっても値段は高く、伝票を見たら1本2,100セーファーフラン(約420円)という市価の3倍以上の請求でした。
33 Export
もう一つ、ベナンの西にあるウィダーという町のバーで飲んだ 33 Export を。
33 Export は確かフランスのブリュワリーだったと記憶していますが、帰国後に調べたらフランスが宗主国だった西アフリカの国でライセンス生産されているもののようです。
田舎ってこともあり1本わずか400セーファーフラン(約80円)。
苦みもあっていかにもビールらしい味ではありますが…汗の滴るアフリカではかえって邪魔な苦みに感じてしまいました。なるほど、La Béninoiseのような薄いビールの方が屋外での水分補給には適しているのかも知れません。こういうの、やっぱり現地で飲まないと分からないものです。
最後にビールの広告です。
ベナンは宗教的にも割と自由な雰囲気で、平日の真昼間から道ばたでビールを何本も空けていてもまったく問題ない感じです。とにかく暑いので、炎天下を歩いていると「まぁここに座れよ!」なんて声を掛けられたりもして。しかし、酒を飲んでそのまま地面でお昼寝が出来るとは…皆さんタフというか気楽というか、驚かされます。(笑
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