03.30
トーゴ共和国のビザ申請 (日本・東京)
西アフリカにあるトーゴ共和国のビザを取得しました。
トーゴのビザは国境でも簡単に取れるのでその情報も合わせて掲載しますが、今年の旅行ではイミグレの無い辺境から入国する予定なので東京のトーゴ大使館での申請です。
アフリカ諸国はほとんどの国で入国にビザ(Visa、査証)が必要で、トーゴ共和国も例外ではありませんが、西アフリカの中でもトーゴは国境で通過ビザをバンバン即時発給している珍しい国なので割と気が楽です。(事前に取得したビザを見せたら、なんで取って来たんだ?と驚かれたという話も…笑)
以下にトーゴビザについて収集した情報をまとめておきますが、最新の口コミをお持ちの方はぜひコメント欄で教えていただけると幸いです。入国に際してはイエローカード(黄熱病予防接種証明書)および念のためトーゴで宿泊先のホテルの連絡先と写真数枚があった方が良いかと思います。
Aflao-Lomé国境
西隣のガーナ共和国と接するアフラオ-ロメ国境では1週間有効のビザを10,000セーファーフランで即時取得可能。2011年の旅行記が確認できました。2015年に目の前でビザ発給を受けている旅行者も確認。国境での両替はレートが著しく悪いようなので、できれば事前にセーファーフランを入手しておくと良いでしょう。
国境からロメまでは3kmなのでバイタクで簡単に行けます。実際に通過して来ましたので、国境の越え方はアクラからロメへの行き方のページをご覧ください。
Hilakondji国境
東隣のベナン共和国と接するイラコンジ国境では1週間有効のビザを10,000セーファーフランで即時取得可能。2014年4月の旅行記が確認できました。国境の通過は徒歩で、スムーズにいって30分ほど要するようです。
コトヌー-ロメ間のタクシーは値上がりしており、2014年、2015年の口コミで5,000セーファーフランが相場です。実際に通過して来ましたので、国境の越え方はコトヌーからロメへの行き方のページをご覧ください。
Sinkasse国境
北のブルキナファソ共和国と接するシンカセ国境では1週間有効のビザを10,000セーファーフランで即時取得可能。ただしブルキナから南下してくる旅行者は2015年2月までにおいて、たいていワガドゥグで西アフリカ5か国ビザを取ってくることが多いためここで国境ビザを取得したとの口コミは確認できませんでした。
オンアライバルビザ
ガイドブック Lonely Planet の記述によると空港でもオンアライバルビザを取得可能とのこと。ただしトーゴへの就航は少ないため、エアーで入る方は稀かと思いますが…僕はパリからのエールフランス航空で隣国ベナンinです。
駐日トーゴ共和国大使館(日本・東京)でのビザ申請
今回の西アフリカ旅行では2~3回トーゴを通る予定であり、さらにベナンからは北部のNadoba-Boukoumbé国境から入国を試みるつもりです。この国境は辺境のため現地でのビザ発給をしておらず、というかチェックポイントが存在せず入国スタンプを捺す係員すらいないという山奥のようです。そのため予めビザを取ってから行くことにしました。
トーゴの両隣のベナン共和国のビザやガーナ共和国のビザはいずれもタイ・バンコクの領事館で取得済み。トーゴ共和国は残念ながらタイに領事館が無いため、日本に立寄っての申請となりました。
必要書類
・ パスポート原本および写し1通(有効期限まで3か月以上あること)
・ イエローカード(黄熱病予防接種証明書)原本
・ ビザ申請書 (ホームページからダウンロード)
・ 写真(3.5cm × 4.5cm)2枚
・ 英文の銀行残高証明書の原本1通
・ ホテルの予約控え
・ ビザ代(日本円現金)
ビザ代
シングルビザ 8,500円
マルチビザ 11,000円
申請方法
電話を受付けていないためホームページから英語および日本語で問い合わせるものの回答が無く、電話にて郵送による発給を依頼しました。なお、トーゴ大使館は本人来館による申請を原則としているようで、ビザ発給には通常3日を要するそうです。
同国に限らずビザは一度却下されると料金が返還されないばかりか再取得も難しくなることが多いので、郵送での発給には書類不備が無いよう慎重を期します。返信用に書留の切手代を充分に貼った封筒を同封のうえ、書類一式とビザ代を現金書留で発送。念のため航空券の写しや英文旅程表なども同封したため封筒はパンパンになってしまいました。
水曜日に郵便局から送り、翌週火曜日にはビザが貼られたパスポートが戻って来ました。往復ともに速達としたので予想よりスムーズに受け取れました。トーゴでの滞在が素晴らしいものになりますよう…なんて、社交辞令とは言え嬉しいですね!実は郵送でビザを申請するのは初めてで、無事戻ってきたときはホッとしました。
ビザを確認すると有効期限は旅程と同じ日数となるようで15日分。Nadobaから入るつもりですが入国ポイントがHilakondjiと記載されており、現地で少しもめるかも知れません…ルートを反転させるか構わず突撃するか、着いてから考えましょう。ちなみにベナンもトーゴも公用語はフランス語です。
【住所】 東京都目黒区八雲2-2-4
【TEL】 03-6421-1064
【URL】 www.ambatogojapon.net/ (音が鳴るので注意)
パスポートの入出国スタンプ
右下が実際に旅行した時のトーゴの入国・出国のスタンプ。この後もう一度トーゴを通りました。
観光については トーゴ旅行記 のカテゴリーをご覧ください。
更新履歴
2015年 4月01日 作成
2015年 6月01日、10日 ヒラコンジ国境情報追記
2016年 2月07日 入出国スタンプの写真を追加
2016年 7月08日 アフラオ国境情報追記
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