09.06
ブダペストの市バス (ハンガリー)
ハンガリーの首都ブダペストの観光には地下鉄を使うと便利。地下鉄と徒歩だけで、ほとんどの見どころは回れます。一方で、ペスト側からドナウ川対岸のブダ側に足を延ばす時などは市バスをうまく使うと時間の節約になります。市内交通は何に乗っても一回ごとの運賃が一律なので、うまく乗りこなしたいですね。
ブダペストの路線バスは青い箱型で、前面に行き先表示もあり、外観は日本のそれと大差ありません。ただしチケットは乗車前に買っておくのが無難です。また、ハンガリーも周辺国と同様に乗車したら直ちに自分で時刻の刻印をしないと無賃乗車となってしまうので忘れずに。ブダペストでは割と頻繁に検札を行なっています。
ブダペストの市バス路線図と運賃
乗降するバス停のあたりを付けるために、バスの路線が載っている地図の入手は必須です。ホテルのコンシェルジュに相談すれば、いくつか無料の地図をくれるはず。下の写真は市内交通の路線図入りの地図や使用済みのチケットの一例です。
運賃は市バスでも地下鉄でもトラムでも一律で、チケットも共通です。
ただし、僕の知る限りチケットは毎年変わっています。売っている場所が限られているのに使い切らないと無駄になってしまう、旅行者泣かせのチケットです。
乗車ごとに Single Ticket を1枚使います。すなわち、同じチケットで乗換え乗車はできません。1回限り乗換えが可能な Transfer Ticket も販売されていますが、時間制限が設定されているので利用には注意が必要です。
もし何度か続けて乗るなら、1日乗車券の Budapest 24-hour Travelcard を買ってしまった方が気楽でしょう。さらに、何人かで旅行する場合は5人まで一緒に乗れる Group Travelcard にするとお得です。
運賃は 2013年の旅行時で 350 Ft、2014年現在も同金額です。
(2009年は 290 Ftだったことを考えると、今後も上がりそうです。)
1日乗車券は 1,650 Ft、グループカードは倍の 3,300 Ftとなっています。最新の運賃やレギュレーションはこのページ末尾のリンク先にてご確認ください。
市バス16番
さて、ペスト側からブダ側にある王宮の丘に足を延ばすにあたって、ホテルから路線バスの利用をすすめられました。それが市バスの16番。デアーク広場の南側から発車し、王宮の丘の上までダイレクトに行ってくれます。これは便利!
デアーク広場は3つの地下鉄も交差しているので、ここが始発の市バス16番は観光客にも使いやすいですね。ちなみにデアーク広場と言えば宿泊先のル・メリディアン・ブダペストの真ん前です。この通り、ホテルのエントランスを出たところに乗り場がありました。
市バス16番はブダペストのシンボルとも言える「くさり橋」を通るのも嬉しいところです。ルーズヴェルト広場にも乗り場がありますので、インターコンチネンタル・ブダペストやソフィテル・ブダペストにお泊りの方にも使いやすい路線かと思います。
地下鉄の方が乗り間違える可能性が低いものの、移動中に外の景色が見える路線バスもなかなか魅力的です。王宮に行く際は、ぜひ利用してみてください。
BKK, Budapesti Közlekedési Központ
www.bkk.hu/en/prices/ (チケットの種類と料金)
www.bkk.hu/en/timetables/ (路線図と時刻表)
BKV
www.bkv.hu/en/ (ブダペスト市交通局ホームページ)
コメント
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初めまして、突然のコメント失礼いたします。。
19日からブタベストに行くのですがこの24時間のチケットは
バスとトラムと地下鉄が24時間なら乗り放題ということなのでしょうか?
こんばんは、本当に質問だけを書き付けたようなコメントですね。
Kitagawaは現在、マルタ共和国に滞在中で来週シチリア島に渡る船の情報を調べているところですが、もちろん船のことは船会社に直接コンタクトを取っているのは言うまでもございません。
19日がもし4月のお話だとすればもう明日のご出発でしょうか?どうかお気をつけてお出かけください。