07.04
ハルテバ教会 (ニカラグア・グラナダ)
ニカラグア共和国での街歩き。
グラナダで2つ目に向かったのは ハルテバ教会 Xalteva Church です。
ここはグラナダに来るバスの車窓から見えて、その外観の美しさに思わず途中下車しそうになった建物。
Kitagawaの旅行は無計画なことも多く、景色に釣られて後先考えずにいきなり乗り物を降りてしまうことも度々です。特にスイス、ミャンマー、アイスランドでは素敵な体験ができましたが、一方でトルコやアルゼンチンでは名も知れぬ町で途方に暮れてしまったり。ここグラナダでも途中下車しようとしたのですが、隣に座っていたおじいさんにもうすぐ着くからと諭されて思い留まりました。
ミニバス発着所に着き、まずは時計台のあるメルセー教会に登ってみたところ、遠方にこの建物が見えたのでさっそく歩いてやって来ました。何かの宮殿かと思っていたのですが、どうやら教会だったようです。
ハルテバ教会 Iglesia de Xalteva
19世紀に作られた聖母アスンシオンを祀る教会。
ガイドブックでもほとんど触れられていませんが、バスから見えたインパクトが大きかったので1ページを割きここで紹介します。
観光局の写真を見ると真っ白な外観なので、近年塗装されたのでしょうか?
ファサードの装飾や色遣いなど、この外観だけを見れば北欧にあるカテドラルだと言われても信じてしまいそう。最近グラナダではサンフランシスコ修道院も再塗装されています。
最初に教会が作られたのは植民地時代のことで、町を守る砦を兼ねていたそうです。戦争によって破壊された教会は外観・内装ともに修復されたものの、1890年の地震で大破。現在のハルテバ教会は1895~1898年に再建されたものです。
ちょうどミサが終わったところを見学させていただきました。
右手にも祭壇があり、多くの人が静かに祈りを捧げている光景が印象的でした。
ハルテバ公園 Parque Xalteva
ハルテバ教会の前にある小さな広場はハルテバ公園。
日中はとにかく暑く、30℃を軽く超えています。なるほど地元の人は木陰でじっとしており、炎天下の公園を歩き回っているのは外国人観光客くらいのものです。
ハルテバ教会からグラナダ中心部に続くレアル通り Calle Real Xalteva の様子。
向こうに見えている塔は ラ・メルセー教会 La Merced Church のものです。一本道なので、迷うことはありませんね。
通りの真ん中に銅像がありました。(銅像の右後ろがハルテバ公園)
銘板には ペドロ・チャモーロ Pedro Joaquin Cuadra Chamorro とあり、帰国後に調べてみると彼はグラナダ生まれのジャーナリストとのこと。後にニカラグア大統領となるビオレータ・チャモーロと結婚する人物ですが、1978年にソモサ政権に暗殺されています。
こうして目についたものを見物したり記録に残して、少しずつニカラグアへの理解が深まってまいります。
あまりに暑いのでこの後はニカラグアのビールを飲んで昼食とし、午後のグラナダ観光に続きます。
Iglesia de Xalteva
【住所】 Calle Real Xalteva, Granada, NICARAGUA
【入場料】 無料
グラナダの真ん中、セントラル公園(コロン公園)Parque Central の南西角から Real Xalteva通りを西に5ブロック、約600m。この教会・公園に関する情報は以下の旅行ガイドを参照。
ViaNica.com
vianica.com/attraction/356/xalteva-church
Lonely Planet
www.lonelyplanet.com/nicaragua/granada-and-the-masaya-region/granada/sights/religious/iglesia-de-xalteva
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