07.28
シンガポール航空シルバークリスラウンジ
シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)にある シルバークリスラウンジ SilverKris Lounge はシンガポール航空ビジネスクラスに搭乗するときのお楽しみ。ここではT2・T3の両ラウンジと、リノベーション前の様子も合わせてまとめます。お料理が充実しておりシャワーもあるので深夜・早朝でも安心です。
もくじ
・ シルバークリスラウンジ・ターミナル2
・ シルバークリスラウンジ・ターミナル3
・ シルバークリスラウンジ・リノベーション前
ここチャンギ空港のシルバークリスラウンジはシンガポール航空のビジネスクラスまたはファーストクラスで出発するパッセンジャーのみ利用可能です。スターアライアンスのステータスでの入室は認められていません。つまりスタアラのゴールドであっても(シンガポール航空のクリスフライヤー・エリートゴールド会員でない限り)シンガポール航空のエコノミークラスへの搭乗では入室できないので注意が必要です。当然、プライオリティパスでも入れません。
ゴールドメンバーが押し込まれるラウンジはこちら、クリスフライヤーゴールドラウンジ KrisFlyer Gold Lounge となります。シンガポールは一時期、修行と称して飛んでくるパッセンジャーが多かったので大変優れた対応だと思います。
少し補足をしておくと、シンガポール航空以外のスターアライアンスの利用であってもビジネスクラスでシンガポールを出発する場合は提携によりシルバークリスラウンジが案内される場合があります。例えば以前記事にしたANAのビジネスクラスでシンガポールを出発する場合はシルバークリスラウンジを利用できたりします。また、エコノミークラスへの搭乗でシルバークリスラウンジに入れる例外としては、日本人が関係ありそうなところだとANA便で出発するダイヤモンドメンバーが該当します。ANAダイヤモンドは優遇されており、同行者1名までOKでファーストクラスラウンジの利用が可能となっています。
ラウンジのレギュレーションは変更や例外が多いのでここではあまり深く掘り下げませんが、シンガポールは割と資格や条件がシビアなのでチェックインの際に確認して上手く利用してみてください。
シルバークリスラウンジ・ターミナル2
SQ SilverKris Lounge T2
ターミナル2は古いせいか近・中距離線が押し込まれており、免税店もコスメが中心ですね。
ちなみに一番古いターミナル1はワンワールド各社が発着しています。
チャンギ空港の2タミにあるシンガポール航空のビジネスクラスラウンジ、シルバークリスラウンジ SilverKris Lounge。場所はコンコースの一つ上 Level 3 にあり、行き方は Gate E を目印にすると良いでしょう。営業時間は24時間オープンなのでSQのビジネスクラスに搭乗の際はいつでも入室できます。こちらは3タミに比べてシックで落ち着いた雰囲気が強いというのが僕の印象です。
2019年現在のエントランス。
もっぱら シンガポール航空バンコク行きビジネスクラス に搭乗の際にお邪魔するラウンジ。
控えめなライティングで時間帯を忘れてしまいそう。利用者がファーストクラス・ビジネスクラスのパッセンジャーに限定されるため、たいてい空いていて非常に静かなラウンジです。
ダイニング
ソファのある区画から少し離れてダイニングがあり、あまりお皿を持って歩いている人を見かけず近くのカウンターで手早く食事を済ませる人が多い感じ。品揃えは3タミと同じようです。ダイニングの方が明るいのでここでノートPCを広げちゃっている人も…
期待の品はスープです、いつも美味しい!
昔からある蕎麦や寿司も変わりなく、根強い人気があるのでしょうか?
2019年現在のダイニング。
シャワー
2016年にシルバークリスラウンジが初体験の友人と一緒に早めに空港へ来たのでシャワールームを使ってみました。予約は不要で、もちろん無料です。
シャンプーやボディソープは壁掛けのポンプ式でした。
こちらはお手洗いに置かれているアメニティ。
2019年現在のシャワールーム。
シルバークリスラウンジ・ターミナル3
SQ SilverKris Lounge T3
チャンギ空港の3タミにあるシンガポール航空のビジネスクラスラウンジ、シルバークリスラウンジ SilverKris Lounge。場所はコンコースの一つ上 Level 3 にあり、行き方は Gate A を目印にすると良いでしょう。営業時間は24時間オープンなのでSQのビジネスクラスに搭乗の際はいつでも入室できます。こちらは2タミに比べて解放感が高く明るい作りです。
広大なスペースに、これでもか!というくらいのソファ。
利用者がファーストクラス・ビジネスクラスのパッセンジャーに限定されているため、それほど混み合ったり騒がしくなることはありません。使用感としては、テーブルの席がほとんど用意されていないため空き時間でデスクワークを行なうにはちょっと不便。もしここで長時間ノートPCを使う場合はエントランス横にあるパソコンコーナーの利用が便利です。
と思っていたのですが、2019年に立ち寄った際(すべて週末の夕方~夜)は夜行便の出発が重なる時間帯なのかかなり混み合っていました。しかもPCを開いて仕事をしている人が多く週末なのにご苦労様なことです…ここは(あまりお行儀が良くありませんが)休みたい場合は左手一番奥にあるベンチシートのようなソファで横になってしまってOKです。
ダイニング
ここはシンガポール航空の本拠地、チャンギのシルバークリスラウンジ。ダイニングのコーナーは人気が高く、こういう誰もいない写真を撮るタイミングってほとんど無かったりします。ホットミールの種類が多いのが嬉しいですね!
シンガポール航空で名古屋に向かうフライトの際、深夜の出発となるためここで食事を済ませました。
グリルされたお肉など、割と凝ったものがいろいろと並べられていました。お蕎麦やお寿司など日本食っぽいものも置かれています。
ドリンクも充実しており、お酒もいっぱい。紅茶はもちろんTWGです。
チーズやスナックも数種類あって、つまみにも困りません。
2019年にいただいたスナックやワインなど。
時間帯によってはヌードルバーが出ていてスタッフがサーブしてくれます。
シャワー
シャワールームも完備。予約は不要で、もちろん無料です。
座るところが無いなど日本のラウンジにあるそれと比べると簡素な作りですが、水圧は充分ですしすぐに使えるのが助かります。
2019年現在のシャワールーム。
シルバークリスラウンジ・リノベーション前
今でこそ立派なシンガポール航空のビジネスクラスラウンジですが、昔は随分と古臭い内装でした。以下の写真はリノベーション前の2タミのシルバークリスラウンジで、2011年に撮影したもの。学校の図書館のようなビジネスコーナーは改めて見ると衝撃です(笑
でも何もかもが良くなった訳では無く…例えば以前はバーでお酒を作って貰うことができ、搭乗前にシンガポールスリングを注文するのが楽しみでした。
現在はファーストクラスラウンジのみのサービスとなっており、自分で作ろうにもラウンジでは材料が足りません。
更新履歴
2014年04月02日 ターミナル3ラウンジ情報更新
2017年01月12日 ターミナル2ラウンジ情報更新
2019年07月28日 写真21枚追加(2019年中の4度利用分)
2019年, 2017年, 2016年, 2014年, '14 シンガポール, '16 シンガポール, '17 シンガポール, '19 シンガポール
コメント
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Kitagawa 様
シンガポールAirのビジネスラウンジは豪華でしかも、空いていて素晴らしいですねぇ!
A-380のCクラスに搭乗出来た時に、ここを使用したいなぁーと思います。
シャワーを浴びてゆっくりとくつろぎ、最高ですよねぇ~!
さて私は、一昨日Bangkokから帰ってきました。
Asok ではペンジャキティ公園が、よく整備されていて綺麗な印象が残ります。
Sukhumvit 26 ではKヴィレッジの周りで、らーめんチャンピオンズや
Wine I Love You など新しいお店が沢山出来ていて、開発のスピードに驚きました。
Si Lom では新聞等で報道されている、デモ行進などはありませんでしたが、
私が毎日利用するルンピニ公園で、数千人がテント生活していて、
観光客の激減の様子は誰が見ても確認できるほど、最悪の状況だと思います。
イエローも、レッドも、対立している場合じぁ無いと思います。
いち早く立て直して正常化へ繋ぐことがThailandの成長に貢献すること思います。
私一人ではどうもできませんが、そう願うことが、その方向に向くのだと思います。
I Love Bangkok . I Love Thailand.
ごめんなさい、真面目なコメントで!