09.11
シンガポール航空A330-300ビジネスクラス搭乗記(名古屋-シンガポール)
Kitagawa@Singaporeです、今日は シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記 をアップします。
当ブログでは前回 シンガポール発名古屋行き を取り上げているので今回は反対の名古屋発シンガポール行きで写真を撮ってみました。毎度おなじみリージョのシートでサービスも抜群!機内食もボリュームいっぱいですよ。
中部国際空港セントレア
名古屋にある 中部国際空港セントレア(NGO) からのフライトです。
チェックインカウンターには誰一人並んでおらず一瞬でチェックインが完了、100万円以上の現金を持っている場合は「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」の届け出も忘れずに。
搭乗するのは午前10時30分発、午後4時20分着の SQ671 便。
早めに着いたので 中部国際空港セントレア・スターアライアンスラウンジ にお邪魔して朝食をいただきました。
シップは沖止めになっていてバス移動です。10時ちょうどにボーディングが始まりました。
シンガポール航空では厳密にエコノミークラスとビジネスクラスを分けているようで、どんなに乗客が少なくてもいったんC客だけでバスを発車させます。それほど優先搭乗にこだわる方では無いのですが、今回のようにタラップで乗機する場合は周りに迷惑をかけずに写真を撮る余裕が生まれるので嬉しい対応です。
シンガポール航空A333ビジネスクラス
Singapore Airlines Airbus A330-300 Business Class
乗る飛行機は エアバスA330-300 型機、通称 333 と呼ばれる機体です。
シンガポール航空ではボーイング777-300ER型機と並ぶ27機を保有しており最大勢力。ここ数年は名古屋線もバンコク線もA333ばかりですね。ちなみにこの夏はお盆に合わせて総二階建てのA380-800が初めてセントレアに飛来し、イベントが行なわれるなど話題になりました。また、2018年7月28日より名古屋に新鋭機のボーイング787-10型機が就航。最新の搭乗記は当ブログ内の シンガポール航空B787-10ビジネスクラス搭乗記 をご覧ください。
ビジネスクラスのアブレストは2-2-2で5列計30席。
丁寧なお出迎えを受け、改めてご挨拶もいただきました。今日のお天気など会話にエンルートの情報も交えるなど隙がありません。たとえクリスフライヤーのメンバーでなくても最大限のもてなしをしてくれるので安心して乗ることができる航空会社の一つでしょう。
同じキャビンは3組のみ、シンガポール人カップルと日本人ファミリーと乗り合わせました。お子さんが機内で勉強をしていましたよ、夏休みの宿題でしょうか?
席は離れてアサインされており、僕らの横および前には他のパッセンジャーの姿はありませんでした。
シートマップ(座席表)
以下に333のシートマップを示します。
ウェルカムシャンパン
ドアクローズ前からシャンパンのサービス。離陸後のドリンクの希望も予め尋ねられました。
邦字新聞は日経と朝日のみです。
シンガポールも年1回は立寄る都市ですが、今回初めてガイドブックを手にしております。
ビジネスクラスのチェックインカウンターで見つけて貰ってきたもので、政府観光局の公式ガイドブック(無料)です。内容はカラフルでインフォメーションも必要十分、とても分かりやすく初めての旅行でもこれ一冊で楽しめそうです。
シート
リージョナルながら中距離線では充分快適なシート。
リクライニング角は172度でピッチは60、幅24.5インチです。
各シートにコンセントとUSBの端子があります。
せっかくスマホのホルダーもあるのに設計が古いためレイアウトが悪く、シートを動かしたときケーブルが巻き込まれる恐れあり。
バルクヘッド
こちらは最前列の11H・11Kシート。
個人的には2列目以降がオススメですが、この機体のバルクヘッドも近距離線で乗っていますので シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記 をご覧ください。
シートコントローラー
インフライトエンターテインメント KrisWorld では1,000本以上のプログラムを提供、画面は15.4インチです。
自席からの眺めはこんな感じ。離着陸時は足元に物を置くことはできません。
機内アメニティはスリッパ・ソックス・アイマスクが提供されます。
ラバトリーに髭剃りや歯ブラシもあり、歯ブラシはプラスチック製のカバーが付いているので使いやすい。
機内誌
機内誌のKRISWORLD。
窓側シートからの眺め。
名古屋線は各社とも少し古いシップが多いものの、東南アジア圏内のフライトなら名古屋から直行便で飛んでしまった方が断然ラク。成田や羽田ほどキャビンがオジサンでいっぱいにならないのも(笑)良い感じです。
機内食
サテーで始まるお約束の機内食。
離陸の1時間30分後、正午ちょうどにインフライトミールサービスが開始されました。
メニューは配られず、ひとり一人に口頭で内容を説明してオーダーを取っていました。キャビン内ではクルーもパッセンジャーも完全に英語だったので日本語が通じるのかどうかは分かりません。
洋食
まずは洋食の内容から。
味付けは濃い目で、ブレッドは数種類からの選択。もちろん温められています。
割と積極的に飲み物のお代わりを薦めるのはいつも通りですが、当便はパッセンジャーが少ない分ややしつこいかな?と感じるほど。洋食の方はこの後大きなケーキのデザートがありました。
和食
僕は日本到着便で和食、日本出発便で洋食を選ぶことが多いのですが今回はパターンを崩してみました。
和食はお弁当箱で出てきますよ。
軽めでちょうどいいね~麺も美味しい!なんて言いながら完食。
下げてもらってさて映画でも見ようかと思っていたら…なんともう一箱出てきました!一瞬何が起こったのか分からず、Kitagawa完全に固まってしまいました(汗
どうやら最初のは“前菜”で、こちらがメインとのこと。
お昼どきなので和食もコースになるんですね、メニューが無かったのでこれほどボリュームがあるとは思っておらず調子が狂ってしまいました。
何とか食べ切りましたが、さすがにこの後のプラリネやチーズのワゴンサービスは見るだけでパス!お腹がいっぱいになってしまい到着までグッスリお休みしました。
今回も完成度の高いサービスを見せていただき、その安定感はさすがシンガポール航空。
スターアライアンスでは気取らないTGも大好きですが運賃に見合った内容としてはSQに軍配が上がります。この後タイまで移動しますが、その際も シンガポール航空A333ビジネスクラス に乗る予定です。
チャンギ国際空港
Singapore Changi Airport
さて、シンガポールが見えてきました。
日本との時差は1時間あるので時計の針を1時間戻しておきます。
午後3時40分、定刻より40分も早く チャンギ国際空港(SIN) に到着。
L1ドアが真っ先に開くなど徹底してビジネスクラス優先ですね、荷物も最優先で出てくるので少なくともスターアライアンスのゴールドメンバーよりは大切に扱われます。
着いたのは3タミです。
トランジットで別のフライトに乗り継がれる方はラウンジに向かうところでしょう、当ブログの シンガポール航空シルバークリスラウンジ を参考にしてください。
しばしシンガポールに滞在します。
3万SGD以上に相当する現金や持参人払の小切手を持っている場合は税関で申告が必要。飛行機を降りてからタクシー乗り場まで30分丁度とイミグレの通過もスムーズでした。
エアポートの地下からメトロが出ていますが、乗換えが面倒なのでホテルまでの移動はいつも通りタクシーで。
行きはメーターが20.40SGDで支払い総額27.01SGD(2,038円)、帰りはメーターが17.98SGDで支払い総額19.91SGD(1,502円)でした。今回は ウェスティン・シンガポール に滞在します。
更新履歴
2016年9月11日 作成
2019年7月09日 最新の搭乗記へリンクを追加
コメント
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いつも旅行となるとKitagawaさんのサイトを読んでいます。
私の知りたい視点が書かれています。
さて,このSQの333ですが「バルクヘッドではなく2列め以降がおすすめ」となっていました。
個人的な好みでも良いので理由を教えていただけますか?
このSQのビジネスクラスは乗ったことがないため参考にしたいのです。
現時点ではバルクヘッドも取れる状態です。
次回も妻と旅行しますが,ヤンゴンーSINーマレは起きていて,マレーSINーホーチミンはほぼ寝ていると思います。
よろしくお願いします。