04.11
エチオピア航空B777-200ビジネスクラス搭乗記 (カイロ-アディスアベバ)
アディスアベバまでエチオピア航空のビジネスクラスに搭乗しました。スターアライアンスの航空会社で、マニアックな路線を展開しているのでアフリカ旅行に重宝します。サービスは思いのほか丁寧で、少し田舎っぽいクルーの制服や機内食のメニューも味があり短いながら印象に残る初フライトとなりました。
エジプトのカイロから、エチオピアの首都アディスアベバへ向かいます。
アディスアベバからも同じく エチオピア航空B737-800ビジネスクラス に乗り継ぎ、マダガスカルのノシベ島経由でコモロ連合のグランドコモロ島モロニが最終目的地という、着く前に疲れてしまいそうな長い往路。カイロまで乗ってきた エジプト航空ビジネスクラス と合わせるとバンコクから42時間45分という丸2日がかりのフライトスケジュールです。復路はさらに長い58時間05分なので、今回はANAのマイルを使って発券したスタアラの特典航空券とは言え少し調子に乗り過ぎたかもしれません(笑
カイロ国際空港(CAI)
エジプトのカイロでは20時間30分もトランジットの時間があるのでもちろん入国し、ギザの三大ピラミッドを再訪したりカイロ考古学博物館を見学しました。カイロ空港のスターアライアンスラウンジについては エジプト航空ラウンジ のページをご覧ください。
エチオピア航空ビジネスクラス
Ethiopian Airlines B777-200LR Business Class
深夜2時20分カイロ発、同日午前7時20分アディスアベバ着のET453便。
エチオピア航空ではビジネスクラスを Cloud Nine という名称で呼んでおり、機材繰りの都合でシップはB777-200LR型機に変更となりました。ビジネスクラスのアブレストは2-3-2で他のキャリアに比べると横幅が狭いシートですが、最前列でお隣も空席なので広く使うことができました。
機内アメニティ
パッセンジャーがアサインされているシートには予めアメニティとお水が用意されていました。黄緑色のポーチに入っており、まったく読めませんが人が踊っているような形のゲエズ文字のプリントが可愛く見えます。
ウェルカムドリンクのシャンパンは二人でサービスに来ました。
機内食の担当でしょうか、フリルの付いた白いドレスを着ているクルーがいて、アディスアベバのラウンジ でも同じ服のグランドスタッフを見かけました。
メニュー
その後すぐにおしぼりとメニューが配られます。
流れるようなサービスで気持ち良いですね、雑誌も持ってきてくれました。ワインリストにはフランスや南ア産を中心に、エチオピアの赤ワインも掲載されています。
機内誌
エチオピアンエアラインズの機内誌やブローシュア類。
フライト時間は4時間ちょうど。
カイロ観光で疲れたのですぐにアイマスクをして横になりました。
機内食
僕は予め起こしてくれるように頼んでおきましたが、ビジネスクラスのパッセンジャーは半分以上が朝食をパスして寝ることを選んだようです。機内で眠ってラウンジで朝食を採ったほうが体力的には楽ですが、エチオピア航空に初搭乗なので頑張って起きてみました。
朝食は3種類から選ぶことができ、パンケーキを積んでいるのが珍しく頼んでみました。さすがに地上と同じ食感は望めませんがこれはこれで面白い機内食だと思います。シリアルもあまり機内では見かけませんね、ポットでミルクを注いでくれました。そうこうしているうちに高度を下げ始めます。
フライトマップ
ボレ国際空港(ADD)
定刻より早く、まだ朝6時58分。タラップでの降機後、ビジネスクラス用のランプバスでターミナルへ向かいました。エチオピア航空ラウンジ で過ごした後、午前9時25分発の エチオピア航空B737-800ビジネスクラス に乗り継いでコモロ連合モロニを目指します。
まとめ
シートの作りや全体的な色使いのセンスはかなりダサい航空会社です。
しかしながらクルーのホスピタリティは高く、常に何かパッセンジャーのためにできることは無いかと緊張感をもって仕事をしていることが伝わってきて、これなら有償で乗っても満足感を覚えるフライトになりそうです。
東アフリカの主な国は一通り旅行していますが、ここエチオピアだけはまだ訪れていません。今回のフライトを通してエチオピア航空のサービスやネットワークに感心したので、いずれエチオピア観光も含めて新たなアフリカ旅行を計画したいと思います。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。