03.25
バオバブ街道の絶景、憧れのバオバブの並木道で感動のサンセット (マダガスカル・モロンダバ)
サラーマ!Kitagawa@Madagascarです。
長年来たかったマダガスカルにある バオバブの並木道 Alley of the Baobabs を訪れることができ、久しぶりに現地からブログに投稿しています。巨大なバオバブが立ち並ぶ様は圧巻、特にサンセットは素晴らしくマダガスカル旅行のハイライトになりました!
Avenue of the Baobabs
マダガスカル共和国 モロンダバ郊外
まずは首都アンタナナリボからマダガスカル国内線でモロンダバへ、プロペラ機で1時間のフライトです。陸路だとタクシーブルースで12~18時間かかります。
滞在先の パリサンドレ コートウエスト Palissandre Côte Ouest に相談し、ランドローバーをチャーターしました。さすがトヨタ車ですね、エアコンの効きも良く快適。この車と英語の話せるドライバーさんには3日間お世話になりました。
マダガスカルは道が悪く観光バスによる現地発ツアーは存在しません。日本からのパッケージツアーでモロンダバに来た場合も4WDに分乗して観光しますが、もう少し古い車種になるようです。個人旅行の場合は空港で客引きしている日本語や英語を話せるガイドと交渉したりホテルで車を紹介してもらうことになり、バオバブ巡りの料金は1台15万アリアリ(37ユーロ)が目安です。
道は途中まで舗装されていますが、上の写真のMarofototraの村で左折してからは未舗装の道を北上します。この先はチャーター車以外の往来が少なく商店もありません。乾季ならタクシーで安く行くこともできそうですが、雨季は4WDの選択が無難です。
バオバブ街道はモロンダバの中心部から15kmの距離にあり、北上する6kmはオフロード。
観光客が多く通行する通りなのに、周りには今も昔ながらの生活の光景が広がっており、観光名所である以前に生活道路であることに驚かされました。
皆さん電気も水道も無いところで暮らしているんです。
いきなり土足で踏み込んで写真を撮りまくり、何だか申し訳ない気持ちになりますが、手を振って笑顔で迎えてくれる村人の優しさに心温まります。
最もバオバブの木が密集している区間の始まりのところに看板と駐車場がありました。とは言ってもただの道なので入場料などは無く、24時間365日いつ来てもバオバブを見られます。ホテルを午後4時半に出て5時半に到着、途中あちこち停車して写真を撮りながら来たので片道1時間ちょうどを要しました。
観光客はここから思い思いに辺りを散策します。
3月下旬の日没は午後7時頃で、その後のマジックアワーの並木道の写真を撮るなどして2時間近くをここで過ごしました。ビールやコーラを売る露店も出ているので休憩もできます。
バオバブの並木道
Alley of the Baobabs
本当にバオバブの木がいっぱい立っていて圧巻です!
しかも雨季の終わりがけを狙って来たので木には緑の葉っぱが付いて美しい。猛暑ですが頑張ってこの時期に来て良かった。
バオバブ街道を空から見るとこんな感じ。
今回はドローンによる空撮ではなくマダガスカル国内線の機内からキャッチしました。
遠くにもバオバブの木が点在しています。
バオバブ並木のサンセット
日没の絶景を求めて夕方は多くの外国人が集まります。
ここもまた中国人が一大勢力ですね~
少し離れたところから写すと夕焼けにバオバブの並木がシルエットとなって幻想的。
夕陽に赤く染まるバオバブの木。
上の方が少し細くなっているのが特徴で、フニィと呼ばれる種類。マダガスカルには計8種のバオバブが分布しているそうです。
バオバブ街道は キリンディー森林保護区 へのアクセスでも使うので、都合3回来ました。
道中にも美しい箇所がいくつもあり、出会った家族に声をかけて写真を撮らせていただきました。
他にも幹が太く大切に祀られている Baobab Sacré や、幹が絡み合って Baobab Amoureux と呼ばれるバオバブなどを見て回りました。写真の数が大量で整理が追い付かないくらいです…ぜひマダガスカルを訪れたらお気に入りのバオバブを見つけてみてください。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。