2025
02.06
Taipei 101

Taipei 101 展望台(台湾・台北)

台北のランドマーク、Taipei 101 の展望台に昇って絶景を撮影してきました!正直、この手の“高い所”にはあまり関心がないのですが…ここからのパノラマは凄いですね。建築技術にまつわる展示室やインスタ映えスポットもあって、楽しいひと時を過ごせることと思います。

台北101
Taipei 101

【住所】 台湾 台北市信義区信義路5段7号
【営業時間】 午前10時~午後9時
【入場料】 600台湾ドル(2,750円)
【TEL】 +886   2 8101 7777
【URL】 www.taipei-101.com.tw/ja/

とにかく高い Taipei 101。建った当初は世界一の超高層ビルでした。
泊まっている W台北ホテル から見てもこの通り、圧倒的な存在感を放っていました。

Wホテル 台北101

近くにいたスタッフに訊いてみたら、歩いて行ける距離とのこと。
お天気の良い日に遊びに行ってみました。

台北101

まるで鋸のようなギザギザの外観が特徴的。設計は李祖原で、建築に7年を要し、2004年の竣工です。
中央部は8階分を1つの単位にした8段重ね。この8という数字は、もちろん中国人にとって縁起が良いことに因んでいます。

台北101

展望台へ行くために、まずは5階へ。
特に予約はしていませんが、有人のチケットカウンターですぐに入場券を買うことができました。時間が印字されているので、混雑するときは入場制限があるのかもしれません。

フロアマップ

入場券

入場券

展望台へは専用の高速エレベーターが結んでいます。
エレベーターは東芝製で、毎分1,010mの速さ。2015年までは世界最速のエレベーターとしてギネス記録だったそうです。

屋内展望台

89階にある屋内展望台、高さは382mです。
あちこちに撮影用のオブジェが配置されていて、スマホで写真を撮り合う観光客で賑わっていました。窓側には座れるクッションやかわいらしいイスもあって、思わず寛いでみようと思わせる工夫があちこちに。僕もしばらく休憩しながら景色を楽しみました。

展望台

台北 絶景

インタラクティブな案内があるので、近隣の見どころと位置関係をチェックすることができます。
お天気が良く、台北市内の観光名所はたいてい見つけることができました!

パネルは時間帯を切り替えることができて面白い。朝・昼・夕・夜の景色を見られます。
ほとんど誰も使っていなかったのでポチポチ遊んでいたら、子どもたちに取られてしまいました…

眺望 解説

眺望 解説

実際の眺めはこんな感じ。
真正面の開けた空間が台北松山空港ですね。今回はJALの特典航空券で旅しており、明後日には市内に近い松山空港から帰るので気楽です。

Taipei 101

泊まっているホテルも見えました~まさかこんなに高さが違うとは!
ホテルについては Wホテル台北のマーベラススイートルーム のページをご覧ください。

Wホテル 台北101

台北ドームと国父紀念館

国父紀念館 台北ドーム

西

台北の市街地方面。

眺望 解説

Taipei 101

台北 絶景

中正記念堂

かなり距離がありますが、中正記念堂も見えました!
この翌日、実に二十数年ぶりに中正記念堂も訪れてみました。

中正記念堂

周りが山に囲まれて、台北が盆地であることに気付かせてくれます。
山の向こうが基隆(キールン)市でしょうか、観光客に人気の九份の辺りも図示されていました。

眺望 解説

Taipei 101

象山にはMRTでアクセスでき、遊歩道も整備されています。
今回はあまりに蒸し暑すぎて山登りをする気にはなれませんが、山の中腹から見える台北市街と台北101の姿は絶景として知られているので、機会があれば訪れてみたいところです。

スカイデッキ

天候が良ければ91階の屋外展望台にも出ることができます。
訪れたのは真夏のせいか、ほとんど外には人がいませんでした(笑

スカイデッキ

見上げたタワーの天辺は地上508m。
ちなみに、オープンから15年間にわたって特別客にしか公開していなかった101階も現在入れるようになりました。興味がある方は公式サイトの「スカイライン460(460天空歩道)」のプログラムを確認してみてください。

屋外展望台

WOW 101

見落としてしまいそうな場所に、台北101の建築技術に関する展示室を見つけて入ってみました。
中国語と英語で簡単な解説がされているだけですが、写真がとても綺麗なのでじっくり見入ってしまいました。

101印象 WOW101

台北101解説

そうそう、何の解説もなくぽつんとカボチャが展示されていましたが…これ間違いなく草間彌生さんのエッチングですよね。いったい、なぜここに?

草間彌生

ダンパー

最後はビルの中心に据え付けられた動吸振器、チューンドマスダンパーが公開されていました。世界最大の大きさで、重さ660トンとのこと。実物のダンパーを見せてしまうビルって非常に珍しいと思います。これ、風による揺れを防ぐためにあるんですね…てっきり地震のためだと僕は勘違いしていました。

動吸振器 チューンドマスダンパー

世界で初めてダンパーを設置したのはニューヨークのシティバンクビル、世界でもっとも特殊なダンパーが導入されているのはクアラルンプールのペトロナスツインタワー、日本では横浜ランドマークタワーが可動式ダンパーを採用しているそうです。

Taipei 101 Mall

見学を終えたら、88階からエレベーターに乗って帰ります。
地下1階から6階まで、ショッピングモールになっていました。1日に2,000台湾ドル以上お買い物すると免税になります。Wi-Fiによるインターネット接続も無料で利用できます。

Taipei 101 Mall

世界中いろんなビルやタワーに昇ってきましたが…そうですね、Kitagawaがランキングをつけるとすれば、一位は ロック・フェラー・センターのトップ・オブ・ザ・ロック かな。東南アジアでは、上海にある 東方明珠塔 を推したいと思います。もしおすすめのビルがあれば、ぜひ教えてください!

ロゴ

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2025年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17842枚と心に残った体験を1134件公開しています。(2025.02.18)

2024年, '24 台湾

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