富士マリオットホテル山中湖 温泉付きエグゼクティブスイート宿泊記

マリオットとスターウッドが統合されて初めてとなるマリオットホテル宿泊は日本の 富士マリオットホテル山中湖 Fuji Marriott Hotel Lake Yamanaka を選択。お部屋にビューバスの付いたエグゼクティブスイートに泊まり、ゆっくり温泉に浸かって静かなホテルステイを楽しめました！

山梨県にある富士五湖のひとつ、山中湖。
ホテルは湖から3km離れた森の中にあるので、残念ながらお部屋から湖や富士山は望めません。今回は自家用車で富士五湖を巡っていますが、公共交通機関でアクセスするなら山中湖バス停との間に毎日５往復の無料バス送迎を利用できます。車寄せに着くとすぐにスタッフが出迎えてくれて、パーキングは無料でした。

温泉とは思えないモダンなデザインのロビー。平日とあって館内は静まり返っていました。
立ったままのチェックインで、手続きを終えるとベルがスーツケースを牽いてお部屋まで案内してくれます。スタッフは全体的に都会的と言いましょうか、説明は必要十分で丁寧ではあるけれど対応が型通りで、もう少しリゾートらしい笑顔や軽さがあっても良いかな？と思いました。

温泉

宿泊棟は２階の連絡通路で大浴場につながっており、宿泊客は無料で入浴できます。
午前6～10時と午後1時半～深夜0時のオープンで、タオルは客室から持参とのこと。露天風呂の付いた１階のお風呂とサウナの付いた２階のお風呂があり、日替わりで男女が入れ替わります。滞在が一泊だけなら到着日の夜と出発日の朝それぞれ入ると両方楽しめます。泉質はアルカリ性単純温泉で、加水・加温されたものが濾過循環されています。

エグゼクティブスイート

富士マリオットホテル山中湖に二室のみあるスイートルームに宿泊しました。
面積は67㎡と広く、リフトに近いロケーションなので出入りしやすく助かりました。全館禁煙です。

手前の土足のスペースはタイルではなくクッションフロアになっていました。
左手にクローゼットとお手洗いが続きます。

クローゼット

大浴場には浴衣とスリッパで行けますが、ロビーやレストランではご遠慮ください…とチェックインの際に案内がありました。

トイレ

バスと分けて設けられた個室のトイレは使いやすい。

和室

正方形の畳敷きの居間。押入れには布団が用意されていました。
Wi-Fiによるインターネット接続は無料です。

Marriott Bonvoy のアンバサダー・チタン・プラチナのエリートメンバー特典としてビールとチーズのウェルカムアメニティをいただきました。ビールやチーズはラウンジのカクテルタイムにも並んでいるアイテムです。

ベッドルーム

寝室は布団ではなくベッドになっています。
ピローが低めでマットレスの反発もやや固め。空調の効きは良好で静かでした。

バスルーム

温泉が楽しめるバスは贅沢ですね！
水は流れっぱなしで止める方法が分かりませんが、ドアを閉めればベッドルームまでほとんど流水音が聞こえなくなります。窓を開けて外を眺めることもできました。

アメニティ

バスアメニティは THANN が選ばれていました。

ミニバー

ミニバーには紅茶とコーヒーで、お茶が見当たりません。
お水のボトルは２本のみ。足りなければラウンジからもらってくると良いかもしれません。

フリッジは空っぽ。

自動販売機

各階に自動販売機が設置されていました。

コインランドリー

２階にランドリールームも。

お部屋からの眺め

ここは旧「リゾートホテル ラフォーレ山中湖」で、2017年の夏より富士マリオットホテル山中湖としてリブランドオープン。冒頭でマリオットには初宿泊と書きましたが、実は家族旅行で初めて泊まったホテルが「御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京」こと現在の東京マリオットホテルだったりして、いずれも森トラスト・ホテルズ＆リゾーツの運営です。
館内は恐ろしく静かで大浴場も貸切り状態、これで採算が取れているのか心配になる空きっぷりでしたが、マリオットゆえ外国人観光客の姿を多く見かけました。山中湖に寄り道した後は、富士山の絶景を望める河口湖の高級旅館、湖山亭うぶや へ向かいます。

2019年, '19 日本