06.02
ブダペストなう (ハンガリー旅行記)
今日も全力疾走!Kitagawa@ブダペストです。オーストリアからドイツに向かう前に、急きょハンガリーに立寄ってみました。まったく反対方向なんですけどね、フォアグラを食べに行こう!という話になってしまいまして。(きゃは♪
この調子だといつまで経っても本題の北欧の記事が作れないので、ブダペストの様子は取急ぎダイジェストにて…
オーストリア国鉄 ÖBBの高速列車、RailJetでやって来ました。
ウィーンからブダペストまでは2等で€38.40、所要2時間46分です。
ブダペストは東駅に到着。主要な国際列車はたいていここに着きます。
駅前は絶賛工事中。前に来た時も大工事をしていましたが、まだしばらく時間がかかりそうな感じです。
ハンガリーはクレジットカードの通用度が少し低いので、街歩きに現地通貨フォリントの入手は必須です。駅構内にはかろうじてATMが1台設置されていました。
駅前から地下鉄に乗り、「デアーク広場 Deák Ferenc tér」へ。
この駅はすべての地下鉄が交差しているので観光に便利です。
後ろに見えている ル メリディアン ブダペスト Le Méridien Budapest に泊まります。
お部屋からの眺め。
ハンガリーと言えばフォアグラの産地として有名です。
夜はフォアグラ仲間のGちゃんと一緒に、ディナーに向かいます。彼女とはパリまでフォアグラを食べに行く仲で、僕と同じく美味しいもののためならどこにでも現れるツワモノのお一人。
場所はブダペストの老舗レストラン カルパティア Kárpátia にて、ハンガリーの伝統料理をいただきました。味はもちろんですが、フォアグラを注文した時に出てくる量が凄い!
ホテルのコンシェルジュの計らいもあり、非常に素晴らしいディナーとなりました。
今宵の感動は一生忘れないものと思います。お料理やレストランのご紹介は改めて…
ハンガリーは世界でも有数の温泉国。
ブダペストにはいくつも温泉がありますが、その内の一つ セーチェニ温泉 を再訪です。
観光客で溢れかえっており、まるで市民プールのような混みようでした。
こちらはセーチェニ温泉のある市民公園内の、ヴァイダフニャド城です。
ブダペストもどんどん美しく素敵な街に変わってきました。
以前は全体的に少し影があるというか…そうですね、ハンガリーの東隣にあるルーマニアに近い印象だったものの、急速に西欧化しているのか西隣のオーストリアに雰囲気が近づいているように感じます。落書きを見かけなくなったり、スタバができていたり、この数年でも大きく変わりました。
そうそう、街の人のご厚意に助けられることも度々ありました。
駅で重たいスーツケースを持っていると学生さんが手伝ってくれたり、バスで地図とにらめっこしていればご老人が降りる所を教えてくれたり。前回の旅行では声をかけてくるのは怪しげな連中ばかりで緊張感が抜けませんでしたが、今回はどこに行っても親切さに助けられることばかりで驚いてしまいました。
さて、ブダペストは真ん中にドナウ川が流れており、西が「ブダ」、東が「ペスト」の街となっています。これをくっつけてブダペスト!冗談ではなく本当なんです。(笑
ペスト側は既に見て回ったことがあるので、今年は初めてブダ側に行ってみることにしました。よく僕が「あっちは次回のために取っておこう」なんて書いていますが、特に首都はこうして再訪することがよくあるので、一度にたくさん見て回らない方が長く楽しめるんです。
訪れたのは マーチャーシュ教会、ここは必ず来たいと思っていた場所です。
ブダペストにある教会の中でも最大の見所で、遠くからでもその尖塔はよく目立っています。
ゴシック様式の外観もさることながら、内部は目を見張る美しさ!
現在、修復工事が進められており、その様子を見ることもできます。
教会の前には 漁夫の砦 があり、対岸のペストを一望することができます。
Kitagawaも双眼鏡を使って、下界の様子を観察中。(笑
ここブダの丘とドナウ河岸は、ユネスコの世界遺産に指定されています。
そしてブダペスト最大の名所は、ブダとペストをつなぐ くさり橋 です。
特に夜のライトアップは素晴らしく、ヨーロッパの夜景の中でも特に気に入っています。シンプルな照明は、色をまき散らすライトアップより圧倒的に重厚感があり、いつまで見ていても飽きません。
あと個人的にブダペストでの超お気に入りと言えば、こちら 地下鉄一号線 です。
ブダペストの地下鉄一号線はロンドンのチューブに次いで世界で2番目に古く、開通は1896年のこと。もうね、古いを通り越してある種の新しさを感じてしまうほど。ブザーや車内放送の渋さがたまりません。
今まで手元に写真しかなかったのですが、ようやく念願のビデオを撮影できました。駅に完全に停まる前にドアが開いたりと突っ込みどころ満載で、何回も乗ってしまいました。(笑
今回の滞在は、ルメリディアンの素晴らしいスタッフの皆さんのお蔭で短いながら大変充実したものとなりました。立地だけでなく、コンシェルジュの情報量や手配力には脱帽です。
この後はようやくドイツのミュンヘンへと向かいます。
電車1本で行けるんですけどね、その乗車時間は7時間22分!
飛行機の方が良くね?と思わずにはいられないのですが、ウィーンから先の切符を購入済みなんです。という訳で、別切りの切符を組み合わせてブダペストからミュンヘンまでブチ抜きでrailjetに乗車することにしました。
ちなみにタイトルを「ブダペストなう」としていますが、記事の並び順の都合により実際の訪問より遅れてのアップとなっております。
ホテルやレストラン、個々の見所のご紹介は、また時間がある時にでも…
以上、ハンガリーへのショートトリップのダイジェストでした!
コメント
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KITAGAWAさんはちょっと前のブタペスト訪問とのことですね。
私は今日、ジェルボー東京店なう、でした。
ハンガリー特産のマンガリッツァ豚のソテーがあったので、ランチタイムに迷わず食べました。
この豚は「食べる国宝」といわれているくらい希少らしいのですが、あまり高価ではなくて、しかも美味しいですね。都内でもこれを出す店は数軒らしく、私も2回目です。
ブタペストでは食べる機会、というか、その存在を知らなかったのです。
KITAGAWAさんは召し上がったことありますか?
東人さん、こんばんは。
ランチにハンガリー料理なんて、お洒落ですね。この夜の僕のチョイスはハンガリーの定番鶏肉料理、Paprikás Csirkeをオーダーしました。連れはメインもフォアグラで攻めていましたが…(笑
この地域は本当にポークが美味しいですよね、特にドイツなんて毎日昼からビールと豚肉で、僕も丸々と太ってしまいます。
マンガリッツァ豚、もし見つけることができたらトライしてみたいと思います。