2020
05.30
ソフィテルルアンパバーン Sofitel Luang Prabang ホテル宿泊記

ソフィテル ルアンパバーン Sofitel Luang Prabang ホテル宿泊記(ラオス)

ラオスにある世界遺産の町、ルアンプラバン。泊まったホテルの環境とサービスの素晴らしさにより気持ちよく観光を楽しみ、そして心身ともにリフレッシュできました。今日はホテルドゥラペがリブランドされて魅力が増した ソフィテルルアンパバーン Sofitel Luang Prabang を写真いっぱいでご紹介します。

ソフィテル ルアンプラバン
Sofitel Luang Prabang

【住所】 Ban Mano Road, Luang Prabang 0600, LAO P.D.R
   ラオス ルアンプラバン バーンマノ通り
【TEL】 +856   71 260 777
【FAX】 +856   71 260 776

ご予約

booking.com で 最新の口コミと料金をチェック!
www.booking.com/hotel/la/sofitel-luang-prabang.ja.html

事前決済でお得なプラン
エクスペディア予約: Sofitel Luang Prabang

ラオスの旧宗主国はフランス、という訳でLe ClubのメンバーであるKitagawaはフランス資本のアコーホテルズを滞在先に選んでみました。宿泊前から丁寧なメールや破格のアップグレードのご提案を何度もいただき、出発する前にこれほどワクワクする旅行は久しぶりです。

ここ ソフィテル・ルアンパバーン Sofitel Luang Prabang はかつて ホテル・ドゥ・ラ・ペ Hotel de la Paix という名称でした。マネージメントは以前のまま、今年からアコーの最高級ホテル、ソフィテルにリブランドされています。ルアンパバーン中心部にある スリーナガス・ルアンパバーン(ル・トロワ・ナガー)3 Nagas Luang Prabang MGallery もアコーホテルズ傘下でありソフィテルとは同経営のホテルです。

空港送迎

タイ・バンコクからルアンパバーン行きバンコクエアウェイズの直行便で1時間30分のフライト。
東南アジアの内陸国ラオスのさらに山奥にある町ですが、世界遺産となった今は手軽にアクセスできます。往復共にシートは最前列をアサインしていただき、空港の到着ロビーではSOFITELのボードを掲げたスタッフがお出迎え。一路ホテルへと向かいます。

ラオス ルアンパバーン

ルアンパバーン空港 シャトル リムジン

車内ではお水や冷たいおしぼりなどリフレッシュメントが用意されていました。
空港からわずか10分でホテルに到着。どうやら往復とも空港送迎は無料のようです。

Sofitel Luang Prabang

ソフィテルルアンプラバン

ロビーも兼ねるエントランスは古民家風でオープンエアーの作り。
1900年代に知事の邸宅が建てられた由緒ある場所だそうで、両側を象が守り、メルセデスベンツのクラシックカーも置かれていました。

Sofitel Luang Prabang

チェックイン

まずはウェルカムドリンクをいただき一息つきました。
そしてそのままお部屋まで案内してもらい、チェックインの手続きは自分たちのヴィラで行なうルームチェックインとなりました。

ウェルカムドリンク

レセプション

このソフィテルの素晴らしさはホスピタリティにあり!
レセプションで滞在中の思い付きやリクエストを伝えるとスグその場で手配を取っていただけて、事前に計画を立てず空模様やお腹の空き具合で動く気分屋の僕らを期待以上にサポートしてくれました。タイ語の北部訛りに近いラオス語の会話にはまったく困らないので、かなりドライバーさん達にも助けていただきましたよ。

ロビー

Sofitel Luang Prabang

スパ・ジム

レセプションの隣にある建物がスパで、下はジムの施設。
スパの前に並んでいる自転車はゲストが無料で使うことができます。

スパ

観光はトゥクトゥクと自転車とシャトルサービスを使い分けて

ソフィテルはルアンプラバン中心部から少し離れています。
離れていると言っても2km足らずですけどね。ホテルでは無料で自転車を借りられるほか(小さな町なので自転車で回っている観光客は多い)タクシー代わりのトゥクトゥクも便利。片道1人 10,000 Kip(約1.2ドル)でたいていの場所まで行けます。朝の托鉢 や遠方の タートクアンシーの滝 へのチャーターもお手軽で、料金や所要時間は当ブログ内の旅行記をご参考に。支払いはドライバーに直接ですが、現地通貨のほか米ドルやタイバーツでもOKです。

また、夜は午後6時、7時、8時、9時に無料のシャトルサービスがあり(車が用意されて一度も他のゲストと乗り合わせることはありませんでした)メインストリートの サッカリン通り Sakkaline Road にあるレストラン スリー・ナーガス 3 Nagas まで送ってもらえます。3 Nagas はここソフィテルと同じマネージメントなのでレストランでの食事をお部屋付けにすることも可能。また、3 Nagas の前からホテルまで帰りの車も午後6時半、7時半、8時半、9時半にあり、いずれも予約は不要でした。

ソフィテルルアンパバーン
Sofitel Luang Prabang

広大な敷地を持ちながら、ゲストルームは25室のみという贅沢なリゾート。
中庭を囲むようにお部屋が配置され、緑と瑞々しさに溢れていました。

ルアンプラバン ホテル

ソフィテルルアンパバーン

ホテル・ドゥ・ラ・ペ

ソフィテルルアンパバーンの敷地はかつて刑務所だったらしく、今も正方形の高い塀に囲まれていますが圧迫感をまったく感じさせず、むしろ抜群のエクスクルーシヴ感を生み出していました。ホテルでリゾートライフを楽しみたい人には絶好の環境です。

Sofitel Luang Prabang

ソフィテルルアンパバーン

夕方の美しさが際立ち、ライトアップも幻想的。
そしてこの光り輝く通路の突当たりが僕らのヴィラです。

ソフィテルルアンパバーン

フロアマップ

中庭を取り囲むように、ゲストルームは僅か25室。
お部屋と外壁の間にはバスやプライベートプールが配置されています。

フロアマップ

ガーデンスイート
Garden Suite, 1 King Size Bed

Kitagawaが泊まった1ベッドルームのガーデンスイート。
ラオスらしいコロニアルな外観ながら、真っ白な壁がモダンでもあり、計算された個性を生んでいるのではないでしょうか。

スイートルーム

ガーデンスイート

アコーホテルズのメンバーシッププログラム Le Club の上級会員ということで手書きのメッセージカードが置かれていました。ウェルカムアメニティのほか毎日夕方にはスイーツも届き、食べるのが追い付かないくらい。

アコーホテルズ アメニティ

天井が非常に高い室内。
このお部屋は中庭に面していくつも窓があり、日中も明るくて過ごしやすい。全室スイートを謳っていますが残念ながら続き部屋の作りにはなっていませんでした。

ソフィテルルアンプラバン ガーデンスイート

Garden Suite, 1 King Size Bed

Garden Suite, 1 King Size Bed

ベッド

ベッドはなんと天蓋付き!リネン類の肌触りもよく熟睡できます。
夕方にはきちんとターンダウンも入ります。エアコンの作動音はほとんど聞こえない静かなものですが、シーリングファンのほうは音がうるさかったので日中のみの使用にしました。

天蓋付きベッド

ソフィテルルアンパバーン

バス

こちらがバスルーム、新しく清潔に保たれています。
ただしシャワーの水圧が弱いようで水量も少なく洗髪には時間がかかりました。

バスルーム

ディスポーザブルのバスアメニティも一通り揃っています。シャンプーやリンスはポンプ式。
ピンクの容器は虫よけで、夕方以降は日によって蚊が出るのでお出かけの時に使いました。

アメニティ

ソフィテルにも関わらずバスタブが無いことを不思議に思っていたら…なんと滞在も後半になってようやくヴィラの裏庭に屋外のバスが付いていることを発見!
ベンチやキャンドルも置かれており、こちらは水圧も十分。バスタブも広く、日中に優雅なバスタイムを楽しむことができました。

屋外バスタブ

クローゼット

クローゼットにはセーフティボックスのほか、傘やスリッパやアイロンの用意も。
バスローブはかなりの厚手、立派過ぎて風呂上りに羽織ると暑苦しい。もっと薄手のものが好ましく思えます。

クローゼット

ミニバー

コーヒーや紅茶はコンプリメンタリ、ボトル入りのお水も毎日補充されます。
お茶はタイのスパで出てくるようなハーブティーが数種類あり、酸味や芳醇な香りのバラエティを楽しめました。

ミニバー

こちらはフリッジ。
アーモアの中に収められておらず丸見えの状態で床に直置きは高級ホテルとしていかがでしょう?すべてのお部屋がそうとは限りませんが…せっかくの雰囲気を壊しているように感じました。

フリッジ

Wi-Fiによるインターネット接続は無料です。
マガジンは少し野暮ったさを覚えるセンスですが、あえてラオスの素朴さを狙ったセレクションなのかもしれませんね。

Sofitel Luang Prabang Laos

朝食

オールデイダイニングの Governor's Grill は午前6時~午後10時30分のオープン。
朝食は午前6時30分~10時30分の提供でした。

レストラン

まずは飲み物のサービスから。
ラオスのコーヒー、カフェホーン を毎日いただきました。夜市やお土産物屋さんでもよく豆が売られておりラオスの特産品なのかもしれません。一緒に写っているドリンクは Detox や Anti-Aging を謳ったミックスジュースで、どれも気持ち良い目覚めを手伝ってくれます。

ソフィテルルアンパバーン

しばらくして差し出されるメニュー。そう、朝食はオーダーを受けてから用意していただけるのです。ゲストルームの数か少ないホテルならではの贅沢なサービスですね。
パン皿に置かれたレンゲはなんとラオス料理のラープ!アミューズも実にお洒落です。

ソフィテル メニュー

メニューには A Taste of Laos、というラオス料理のセレクションも。
滞在中にすべて食べてみました☆

Congee ラオス 粥

目を惹いたのは下の写真、ネムカオ Nem Khao という一品。
豚肉や野菜とキノコを米から作った大きな麺で包んだもので気に入りました。

Nem Khao ネムカオ

こちらは カオソーイ Khao Soi と呼ばれるヌードル。
上に味噌が載っていて担担麺風のきしめんとでも言いましょうか、付け合わせの唐辛子は小粒でもめちゃくちゃ辛いので要注意です。

Khao Soi カオソーイ

エッグステーションもあり卵料理はオーダーで。
細かくゆで時間や盛り付けを指示した少し面倒なリクエストも訊き返すことなく期待通りのものが出てくるのはさすが!

ポーチドエッグ

小さいながらバッフェもあり、サラダやラオス料理のアイテムがいくつか。
これがお世辞抜きに美味しくて…びっくりしました。ベイクドトマトやパッタイなど、なかなか出せないレベルのお味に仕上がっています。

朝食

ずっとお外の席でいただいていましたが、隣接するライブラリにもテーブルが設けられていて屋内でも食事ができるようです。
書棚の本は飾りではなく数多くのペーパーバック、借りて読書にふけるのも良いですね。

Sofitel Luang Prabang

プール

プールサイドはリゾート内でも特に人気のスペース。
日中は誰かしら寛いでいることが多く、ファミリーの姿も見かけました。

ソフィテルルアンプラバン

ソフィテルルアンプラバン

ルアンパバーン ホテル

プール

たっぷりとしたソファのコーナーの中央には火に薪がくべられており…まさか暖炉ではないでしょう、なんともお洒落なライティング。

ソフィテルルアンパバーン

ロビーやお庭にひょっこり現れるうさぎさん。めっちゃ可愛くてTwitterに毎日写真をアップしてしまいました☆
ちなみに一般論としてウサギは臆病で大きな音や抱っこされるのが大嫌いな動物ですが、この子は背中を撫でるくらいは気にしない人懐っこさを持ち合わせていました。

うさぎさん

ラオス うさぎ

アフタヌーンティ

午後4時からプールサイドでアフタヌーンティのサービスあり。
わざわざ時間を合わせるほどの内容ではありませんが、暑い日差しの中観光を終えて夕食に出かけるまでの間、しばしリラックスしたり小腹を満たすのにちょうど良い時間帯です。

アフタヌーンティ

ソフィテルルアンパバーン

そして夕方5時~7時はハッピーアワー。
印象に残ったのはこのお酒で、ココナッツで何か冷たいものを…と頼んだらヤシの実を割ってフレッシュなココナッツジュースを使ったカクテル(恐らくピニャコラーダ)が出てきました。キンキンに冷えていて美味しくKitagawaのお気に入り!ハンモックのうえで楽しみました。

ラオス旅行記

リゾート内は毎日掃き清められておりゴミ一つない美しさ。
催しやサービスについてはロビーの案内板とレストラン前の黒板に書かれているので要チェック。今回は参加できませんでしたが口コミによるとお料理教室の評判が良いようです。

Sofitel Luang Prabang

まとめ

ソフィテルルアンパバーンを選んだことで非常にスムーズで印象的なラオス旅行になりました。
最初は町の中心から少し離れていることを懸念しましたがまったく問題なく、トゥクトゥクに乗ってみたりホテルの車の時刻に合わせて出かけてみたり、よいきっかけを提供してくれました。何より静かでゆったりとしたお庭とスタッフと周りのゲストが見事に調和しており、観光だけでなくホテルライフも楽しみたい方はきっと満足できることでしょう。

Hotel de la Paix

毎日のディナーも的確なご提案をいただき、旅行記に載せた L'Elephant をはじめ当日に無理を言ってお席を確保していただいた店ばかり。英語・タイ語・フランス語はすべて通じますので、ぜひ積極的にコミュニケーションを取ってみてください!特にタイ人スタッフの ヴァル Val さんにはお世話になりました。

ソフィテルルアンプラバン

町全体が世界遺産となっているルアンプラバンは治安の良さが魅力。そこにソフィテルが新たに加わったことでメンバーにとってはベネフィットを受けられるメリットも嬉しいところ。実はルアンプラバンに来るのは1999年以来18年ぶりでして、激変したホテルのレベルの高さに驚くとともに昔とまったく変わらない通りの景色や生活感にも感動しました。ほかにも素敵なリゾートが点在していますので、そう遠くない未来にラオスを再訪したいと思います。

ソフィテルルアンプラバン

更新履歴

2017年03月31日 作成
2020年05月30日 写真のサイズを調整

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17405枚と心に残った体験を1110件公開しています。(2024.11.21)

2020年, 2017年, '17 ラオス

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA