07.16
ストーンクラブの有名店 Joe’s Stone Crab (北米・マイアミビーチ)
Kitagawa@U.S.A. です。
フロリダと言えばシーフードの宝庫。中でも名物となっているのが大きなツメを持つストーンクラブで、マイアミビーチにある Joe’s Stone Crab ジョーズストーンクラブ は専門店として知られています。開業はなんと1913年!待つこと必至のレストランですが、10月中旬~7月のシーズン中に来たなら要チェックです。
ストーンクラブとは?
Florida Stone Crab フロリダストーンクラブ は大西洋北西部で採れるカニで、その巨大なツメが特徴です。この身が詰まったツメの部分だけを食べます。お店のポストカードにカニさん全体の写真があったので載せておきますね。
ツメしか食べないとなると、体の部分は一体どこへ行ってしまうのか気になるところです。解説を読むと、片手だけ貰ったら海へ返してあげるのだとか。その後ツメは再生し、最初の関節まで2.75インチ以上あるもののみを獲るそうです。
Joe’s Stone Crab
100年を超える歴史ある名店はマイアミビーチの南端にあります。
少し早めに来たつもりでしたが、お店の駐車場は既にいっぱいに。有料でバレーパーキングのサービスがあるので、車はエンジンをかけたまま店頭でスタッフにお任せしてしまっても良いでしょう。
10月中旬~7月のみのオープンで、営業時間は以下の通りです。
店内でゆっくりお食事する時間が無い場合、お持ち帰りのサービスもあります。
僕らは着いて数十分で案内していただけましたが、口コミを見ると2時間以上待つこともあるのだとか。
お店の内外にはバーがあるので、お酒でも楽しみながら待つのもオシャレでしょう。真冬の1月だというのに半袖で過ごせるとは、さすが全米きっての避寒地マイアミです。
店内は外国人の姿も見かけますが、夜だからでしょうか、きちんとした服装の落ち着いたお客さんがほとんど。
スタッフもベテラン揃いで、観光客が相手でもサービスは至ってスムーズです。
最初に出てきたブレッド。
さすが老舗ですね、抜かりがなくお料理のお味への期待も高まります。
真っ先にオーダーしたのはもちろんお目当てのストーンクラブ!
お値段は時価となっておりツメの大きさによっても金額が変わりますが、大きなものの方が美味しいのは間違いないようです。
上の写真は Large(5個で59.95ドル)を1.5皿分オーダーしたもの、96.45ドルなり。
ご覧くださいこのサイズ、ツメ1個でも大きなお皿にドーン!という存在感です。分厚く硬い殻を割って、ジョーズストーンクラブ特製ソースに付けていただきます。
むっちりと身が詰まっていて食べ応えあり!
お味の方は淡白ながら仄かに甘みを感じました。ソースや白ワインとの相性は抜群です。
せっかくビーチに来ていますので、オイスターもいただきました。ハーフダズンで17.95ドル。
もちろん大好物のシーフードビスクも注文しています。こいつに関してはやっぱりニューヨークのグランドセントラルステーションにある Grand Central Oyster Bar のものが世界一美味しいかな。
ちょっとビックリしたのがこちら。
まさにアサリの酒蒸し、うちで食べるのと全く変わらないお味でした。
最後にキーライムパイを食べれば完璧ですね。
くれぐれもチップをお忘れなく、お会計の18~20%が目安でしょう。
感想
ストーンクラブは生の魚介類に慣れ親しんだ僕ら日本人からすると味そのものにそれほど特別感を感じないかも知れません。地域性や季節感を楽しむもの、と思ってトライすると良さそうです。絶賛されている割にお味が想像の範疇なのは、中国でいただく 上海蟹 に近いかも知れません。(笑
フロリダは海に囲まれた半島で、シーフードが豊富です。中でもこのストーンクラブはフロリダ名物と言われており、カニ好きなら見逃せません。ここJoe's Stone Crabは機内誌やホテルの観光案内でも最初に名前が挙がるほどの名店、マイアミビーチでのディナーにオススメです。
Joe’s Stone Crab
【住所】 11 Washington Avenue, Miami Beach, Florida 33139, U.S.A.
アメリカ合衆国 フロリダ州マイアミビーチ市ワシントンアベニュー11番地
【URL】 www.joesstonecrab.com/
【TEL】 +1 305 673 0365
【休業日】 8月~10月中旬
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