JALファーストクラス （旧シート、スカイスリーパーソロ）

JALの新しいFクラス「NEW JAL SUITE」を取り上げようと、昔のファーストクラスの記事を探してみたところ…ほとんどアップされてない！
という訳で、今更ながらJALの旧タイプのファーストクラスシート「スカイスリーパーソロ」の“思い出”を先に残しておきます。

最近ようやくJALも主要路線のシート換装が進んで嬉しい限りです。
現行のファーストクラスのシート JAL SUITE は以前記事にしていますのでJALスイート搭乗記をご覧ください。新シートの NEW JAL SUITE も続いて記事にします。
今日ご紹介する SKY SLEEPER SOLO は１つ前の世代のシートなので、あまり深く掘り下げずに軽くまとめておきます。

JALファーストクラス

JALさんの国際線には年20本ほど乗っていますが、長距離線をファーストクラスで飛べば旅の特別感もひとしおです。
有償のビジネスクラス航空券からマイルによるアップグレードがお手軽ですよ。

ちなみに有償でファーストクラスのチケットを買うと地上でのアテンドが付いたりします。でも100万円を超えますからね、経費で乗るにしても東証一部の平取レベルではなかなかファーストには乗せてもらえないそうで。

搭乗券はこちら。
Kitagawaは主に欧州線でお世話になりました。このところヨーロッパにはルフトハンザ航空などスターアライアンスの利用が続いており、今年はタイ航空になりそうです。

本題のシートはこちら、ファーストクラスの「スカイスリーパーソロ」です。
2012年まで現役として使われていたんですよね。晩年は近距離の国際線で乗せていただく機会も何度かありました。

Fクラスのキャビン全景です。スカイスリーパーソロは1-1-1のアブレストで3列、全9席のレイアウトでした。
この写真、飛行中であることが分かるかと思いますが…パッセンジャーが誰も居ません。
と言うのも、なんと ファーストクラス、貸切！でございます。（きゃは♪

今まで2度ほどありますが、キャビンすべて使えますので自由席となります。実際、好きなところをご自由にお使いください…と言われました。（爆
窓が18個もあるので、寝るとなればFキャビン担当のCAさんが総出で窓を閉めてくれます。

でも、なんというか…ことあるごとにCAさんがすっ飛んできて、これはこれで落ち着かないかも。
満席だとこんな感じになります。

シートはフラットになりますし、ベッドメイクもしていただけます。
アメニティや機内用のリラックスウェアについては、改めて写真をアップするまでもないかな。

さてさて、ファーストクラスと言えばキャビアでしょうか。僕も発想が庶民的ですみません…
キャビアは1人1つは確保されているそうで、二皿目オードブルとして出てきます。

いつか余談で書いた記憶がありますが、こちらがキャビア丼です。
美味しいのかって？う～ん、どうでしょう。Kitagawaの勝手メニューなので、オーダーは自己責任でお願いします。

そうそう、JALのファーストクラスでは「サロン」もいただけます。ビンテージは確か1999年でしたか、お店で空けると1本7～8万ほどするシャンパンかと。

これまたお代わりを勧められても、そんなに飲めません。
という訳で、あろうことかキール・ロワイヤルにしていただいたり。

サロンでキール・ロワイヤル、地上では絶対に出来ないリクエストですね。良い子は真似をされませんよう…（笑
ファーストクラスがらみのバカ話はいっぱいあるのですが、顰蹙を買いそうなのでこの辺で。以下に機内食の写真を一通り載せておきます。

JALファーストクラス機内食

食事は搭乗前に電話でリクエストが可能です。
洋食はこんな感じ。皿の数が多いので、一部省略していますが…

和食編。
ファーストクラスともなると、お茶も美味しい！

軽食

メニューには軽食も色々と載っており、好きな時に好きなだけオーダーできます。
サンドウィッチや…

サラダ。

あとはカレーライスなんかもあります。
周りへの臭いが気になりますが、割とファーストでもカレー食べている人を見かけます。早く食べられますからね。

チョコレートは路線によって銘柄が違ったり。
箱ごと貰ったこともありました。

あと外せないのはチーズ盛合わせですね。
ワインの銘柄も多く、普段飲まないワインを知るきっかけになったり。

朝食

寝起きは和定食に限ります。
エグゼクティブクラスに搭乗の際は、予め食事の時刻を伝えておけば起こしてくれます。

ちなみにファーストクラスでは「朝食は要らないから起こさないで」とお願いするパッセンジャーも多いそうで。
洋定食だとこんな感じです。

感想

JALさんはベッタリ系のサービスなので若造の僕にはtoo muchに感じることもありますが、日本的な“おもてなし”を充分に受けられるのでファーストクラスに乗ったという実感は高いキャリアだと思います。

プライバシーに難有りなスカイスリーパーソロでしたが、こうして振り返ってみると貸切なら縦横無尽に歩き回れて案外素晴らしい機材だった！なんて勝手なことを思ってみたり。
（現行機材は1-2-1のアブレストなので左右に通り抜けできません。）

今年はNEW JAL SUITEが就航していますので、ロサンゼルス線かフランクフルト線どちらかのファーストクラス搭乗記をアップしようと思います。
現行のJAL SUITEについては既にご紹介していますので、過去のページをご覧いただければ幸いです。

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