ワイドビューしなの

Kitagawa＠Japanです。この夏、日本では信州に滞在します。
軽井沢には何度か遊びに行ったことがありますが、長野の山間部は久しぶり。高校生の頃に男女5人でスキーに来て以来です。車の方が動きやすいのですが、今回は一人旅なので旅行気分を盛り上げるために電車にしてみました。信州への鉄道の旅、JRの「ワイドビューしなの」に乗車します。

日本で新幹線以外の特急に乗るのはいったい何年ぶりでしょう。
前もってダイヤを調べて、JRの緑の窓口で切符を買っておきました。しなの13号、長野行きです。

ツイッターでつぶやきましたが、今回はJRの特定都区市内というルールを使って在来線に無料で乗ってみました。でも名古屋駅に着いたら、デパ地下でお弁当を買いたくなってしまい。わざわざ手前の駅からJRに乗ったのが、かえって面倒なことになってしまいました。
旅客営業規則では、特定都区市内の駅では途中下車できないと定められています。実際どうなるものかと駅係員のいる窓口で相談したところ、切符に清算のスタンプを捺されてあっさり出ることができました。

シートはこちら。折り畳み式のテーブルのほか、ひじ掛けの中から小さいテーブルも出てきました。かなり空いていて快適そのもの。乗車時間が長いので、機内用スリッパに履き替えます。（笑
ワイドビューしなの13号、JR名古屋駅の10番線から午後1時の出発です。

しなのでは車内販売が無いんだよ～とお友達に教えてもらったので、髙島屋さんでお弁当を買ってきました。
地雷也の天むす弁当がお目当てだったものの、要予約だそうで。選んだのは「なだ万」の葵弁当、2,100円なり。

野菜たっぷりお豆もいっぱいで健康的な内容です。味付けは濃すぎず薄すぎず、ご飯もなかなかのもの。温めなくても充分に美味しいお弁当、さすがなだ万です。惜しむらくは、バランがプラスチック製ってところでしょうか。僕は食事のペースがことのほか遅く、外の景色に気を取られたりして食べ終わるまで1時間くらいかかってしまいました。

先頭車両はこの通り、展望席になっています。なるほど、確かにワイドビューですね！どうせ乗るならここに座らなくては面白くありません。
幸い誰も座っている人がおらず、車掌さんに断ってこちらにお席を移ってきました。男のコの憧れの職業、電車の運転手さんになった気分です。中継進行～！第二閉塞進行～！なんてね。（笑

右手に山、左手に川を見ながら、程よい速度でしなのは信州を目指します。空も雲も田んぼも、いかにもニッポンの夏という風情を湛えています。
そうそう、信州の棚田は美しい景観として有名らしいです。わざわざ車内放送で、右手の棚田をお楽しみください…なんてアナウンスが流れていました。

166分の乗車時間はあっという間。トンネルの多さが印象的でした。
午後3時50分、定刻を4分遅れて篠ノ井に到着です。

2013年, '13 日本