10.02

ウェスティン ダッカ ホテル宿泊記(バングラデシュ・ダッカ)
バングラデシュの首都ダッカで泊まった ウェスティン ダッカ Westin Dhaka のホテル宿泊記です。新市街グルシャンど真ん中にあるダッカの最高級ホテル。お部屋だけでなくプールやサウナも快適で、一歩外に出るとアジアらしい喧騒にも触れることができました!
バングラデシュ旅行の前半は ルネッサンス ダッカ グルシャン ホテル Renaissance Dhaka Gulshan Hotel に宿泊し、旧市街オールドダッカを観光。それからバングラデシュ北部の古都ボグラに3泊4日で滞在し、パハルプールの仏教寺院遺跡群 や モハスタン仏教都市遺跡 へ出かけました。観光を終えて最後にチェックインしたのがここウェスティンダッカです。移動に思いのほか時間と体力が必要なバングラデシュの旅、その最初と最後が信頼できるホテルだと一息つける安心感があります。
Westin Dhaka
【住所】 Main Gulshan Avenue, Plot-01, Road 45, Gulshan-2, Dhaka, 1212 BANGLADESH
【TEL】 +880 2 2222 91988
【FAX】 +880 2 2222 96661
ダッカの中でも高層ビルが林立し外国人も多く住む新市街のグルシャンに位置します。メインストリートは車歩分離で歩きやすく、交差点ごとに警察官が交通整理をしているため車の流れも比較的スムーズ。バングラデシュ人も「グルシャンは外国人が出歩いて問題ない」と口を揃えていました。(裏返せば、グルシャン以外は人と乗り物が入り乱れてめちゃくちゃということです)
車寄せやエントランスではX線や金属探知機によるセキュリティチェックが行なわれています。地上階からエスカレーターで上階に上がったところがレセプション。英語はよく通じ、宿泊客はビジネスマンが中心です。石材を惜しみなく使ったロビーは高級感があり、バーも常にゲストで賑わっていました。
ホテルの空港送迎は40 USDとのこと。ダッカは配車アプリのUberを使うことができ、シャージャラル国際空港とグルシャンのホテルの間は(時間帯や需給によって変動しますが)おおむね350~550タカ(高速を使うと別途80タカ)のようです。平日の朝8時ごろホテルから空港まで移動したところ、一般道で所要18分、運賃は360タカ(439円)でした。
フロアマップ
23階建ての高層ホテルで、6階以上が客室です。
18階の北向きのお部屋をアサインしていただきました。
デラックスキングルーム
Deluxe King Room
ゲストルームは37㎡。室内のレイアウトはウェットエリアへの入り口を斜めにして、ベッドルームとバスの両方を広く感じさせる工夫がされています。色調が統一されており、フロアもカーペット敷きでインテリアに高級感があります。
ベッド
マットレスや枕、リネン類が上質でぐっすり眠れました。
枕元にマルチタイプのコンセントが増設されていますが、これは両側にあったらもっと良かった。
ワークデスク
ミニバーがデスクのうえに出ており、ブローシュア類も多く、やや雑然とした印象です。
スパのメニュー(タイマッサージ)を見るとホテルにしては安く、メンバーは20%引きになるとレターに案内がありました。次のデスティネーションがバンコクでなかったら利用していたと思います。
クローゼット
バスローブや使い捨てスリッパ、アイロンにセーフティボックスなど、一通り揃っておりハンガーの数も十分。ボグラで泊まったホテルはお洗濯のみでプレスまではしてくれなかったので、ここでアイロンがけをしました。クローゼットは通路とバスの両側に扉を設けて、さらに向こうの壁にもミラーを張って広く見せています。
バスルーム
バスタブが斜めに配置されているのがユニークですね。
水は綺麗でお湯の量や温度も問題なし。これだけガラスやミラーが多いのにピカピカに磨き上げられていました。気になったところは、ヘアドライヤー用のコンセントがバスに無いことくらいです。
ミニバー・アメニティ
バングラデシュはお茶の文化圏。という訳でウェスティンでもお部屋のコーヒーはインスタントでした。まさかこれほどコーヒーが無いとは思わず(手持ちのコーヒーを早々に飲み切ってしまい)次に来るときは自前のものを多めに持参したいと思います。
プール・サウナ
ジムが4階、プールとスパが5階にあります。
夕暮れ時にプールに行ったら水がまだお湯でした(汗、日中は暑いですからね~
プールサイドで寛いでいるとすぐにバスタオルやお水を用意してくれるなどサービスが行き届いています。
更衣室の奥にはジャクージのほかミストサウナとドライサウナがあり、日本人にも満足できる熱さを楽しめました。
ウェルカムアメニティいただきました
チェックインからしばらくしたらフルーツとスイーツの盛り合わせが届きました。
なかなか衛生面が心配なバングラデシュですが、ラップがかけてあり安心感があります。ブドウが美味しく、オレンジも異なる二種類が盛られていました。食べてはいませんが、文字が書かれている部分も恐らくマジパンで作られていると思います。
ダッカ新市街グルシャン
お部屋からの眺め。
新市街のグルシャン2サークルを見下ろせます。
中心の交差点ではなく、円形になっているビルの外周に沿って多くの屋台が出て賑わいます。せっかくなので少し涼しくなる日没後に周辺を散策してみました。左上の写真で赤いサインが光っているのがウェスティンダッカです。
グルシャンきっての高級スーパー Unimart も徒歩圏内ですし、バングラデシュのストリートフード フチカの人気店 もこのグルシャン2サークルで見つけました。食べて美味しかった豆のフライのお菓子をお土産として大量購入、1袋5タカ(6円)と激安でした(笑
帰国便の ビーマンバングラデシュ航空ビジネスクラス からもダッカの新市街グルシャンを一望できました。主なマリオット系ホテルの位置関係を以下に示します。
手元の現地通貨を使い切るため夜は食べ歩いており、翌日も午前便で出国のため朝食は空港の Maslin Lounge を利用したので、ウェスティンダッカのクラブラウンジやレストランの朝食については体験せずにチェックアウトとなりました。
予約は瞬間的に安くなったタイミングで入れ直して1泊 131.75 USD(税込み 172.73 USD、27,656円)で泊まりましたが、通常は3万円を超えてくると思います。お部屋にバスタブはあるし高層階からの眺めも良く、夜の街歩きも楽しめますが…さすがにバングラデシュの物価を考えると個人旅行では気軽におすすめしにくい価格帯です。交通渋滞の激しいダッカでは最近メトロが開業しました。観光での宿泊なら(新市街ではありませんが)メトロ駅のすぐそばに位置し国立博物館やオールドダッカにも比較的近いパンパシフィックショナルガオンダッカなども候補にされると良いかと思います。
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