12.09
ウェスティングランデスクンビットバンコクホテル宿泊記 (タイ・バンコク)
2016年, 2015年, 2014年, 2013年, 2012年以前, '13 タイ, タイ, '14 タイ, '15 タイ, '16 タイ

タイ・バンコクのスクンヴィット通りにある ウェスティングランデスクンビットバンコク Westin Grande Sukhumvit Bangkok は地下鉄やBTSの駅から近く観光にもビジネスにも便利な五つ星ホテル。築年数は経っていますが朝食やクラブラウンジが充実していて安心して泊まれるホテルの一つです。
The Westin Grande Sukhumvit, Bangkok
【住所】 259 Sukhumvit Road, Wattana, Bangkok 10110, THAILAND
タイ王国 バンコク都 ワッタナー区 スクンヴィット通り259番地
【TEL】 +66 2 207 8000
【FAX】 +66 2 255 2441
booking.com で 最新の口コミと料金をチェック!
www.booking.com/hotel/th/the-westin-grande-sukhumvit-bangkok.ja.html
事前決済でお得なプラン
エクスペディア予約: The Westin Grande Sukhumvit Bangkok
当ブログでも何度か口コミや旅行記を掲載しているウェスティンスクンビットバンコクホテル。
スクンヴィット通りのSoi 19の入り口に位置し、低層階はデパートの ロビンソン Robinson です。お隣には2011年に開業した大型ショッピングモールの Terminal 21 があり若者に人気。地下鉄MRTの スクンヴィット Sukhumvit 駅や高架鉄道BTSの アソーク Asoke 駅も目の前と言って良いほど近く、気軽に市内観光へ出掛けられます。

バンコクの中心部なのでホテル周辺は渋滞が絶えません。
自家用車でプロンポン・トンロー・エカマイ方面から来る場合はナナでのUターンに時間がかかるので、アソーク通りに入ってシノタイタワー前の交差点からSoi 19に回り込みパーキングに直接入ってしまう方がスムーズ。ホテルのパーキングはロビンソンと共通で、宿泊客は無料で駐車できます。


ごちゃごちゃしたエリアですが、エントランス前の噴水が清涼感を与えてくれます。


車寄せにはベルが常駐しているので荷物がある場合はお任せしてしまえば良いでしょう。

地階は待合いスペース程度なのでリフトに乗ってロビーのある7階へ。ちょっと面倒ですけどね、その分ロビーバーは人の出入りが少ないので静かですし、この地階のイスも気軽に使えるので待ち合わせには便利です。


レセプション周りの様子、これは2015年末のものです。

同、2016年末。

年末に飾られるクリスマスツリーは立派、天井のシャンデリアの煌めきとの調和も見事ですね。

日本人ビジネスマンが多く泊まるホテルであり、たいてい日本語の通じるゲストリレーションもいます。全体的にホスピタリティよりスピード感が強く、バケーションで来タイの際は少しドライな対応に感じるかもしれませんが、コンシェルジュに相談すると丁寧に旅行の相談にも乗っていただけます。
フロアマップ
ウェスティンスクンビットは25階建てで362室。
ゲストルームは10~23階に位置し、うち15~19階がSPG会員向け、20~21階がプレミアムフロア、22~23階がエグゼクティブフロアという扱い。後述するエグゼクティブクラブラウンジは24階にあります。お部屋は広めで、スタンダードな デラックスルーム で40~45㎡、スイートルーム で68~70㎡といったところです。


ウェスティンエグゼクティブクラブルーム
Westin Executive Club Rooms
ここでは一例として22階、ウェスティンエグゼクティブフロアにあるエグゼクティブクラブルームをご紹介します。面積は42㎡、デラックスルームやプレミアムデラックスルームと作りに大差はありません。

スターウッドSPGプラチナメンバー向けのバスアメニティでしょうか、フルーツの盛合せと特別なアメニティが届いていました。フルーツは嬉しいサービスですね!

室内はくせの無いレイアウトで、スーツケースを広げる余裕も十分。よく清掃されていて色遣いに高級感があります。ライティングはベッドのリーディングライトを除けばスタンドライトが4か所。落ち着いていますが日本人の目には暗く感じる照度の低さです。



観葉植物が配置されているのが良いですね。
窓側のカウチも各部屋にありますが、これはもう少したっぷり感があれば嬉しかった。要所要所でミラー・金属・ガラスが使われているのがモダンです。



ワークデスク
室内を向いた作り付けのワークデスク。
コード類も綺麗に隠されていました。ガラス天板なら予めデスクマットが欲しいところ。電話でのリクエストやルームサービスの対応はさすがスピーディです。


クローゼット

ドア横のクローゼットにはセーフティボックスやフリッジやアイロンなどが整然と置かれていました。
大型のセーフティボックスは珍しいですね、ハンガーの数も十分。クラブフロアやスイートでは滞在中3着までのプレスサービスを無料で受けられます。

ミニバー
ビール220バーツ、ソフトドリンク120バーツ、ポテトチップス90バーツ。
電気ケトルもあり、プレミアムデラックスルーム以上ではネスプレッソも置かれていました。フリッジの外、室内に置かれているお水はコンプリメンタリです。

バス
緑のタイルが美しいバスルーム、こちらは照明も明るめです。
バスタブと独立したシャワーブースがあり申し分なし。バスアメニティはウェスティンの標準品で、ディスポーザブルのアメニティも揃っていました。


お部屋からの眺め
ウェスティンバンコクからの眺め。
各部屋とも窓の上下幅が狭いのでそれほど眺望を期待できるホテルではありませんが、南西向きのお部屋からはスカイトレインや高層ビル街などバンコクらしい景色を望めます。周辺には同じスターウッド系ホテルのフォーポインツやシェラトンのほか、新規開業のホテルも多いので泊まり比べてみるのも良いでしょう。すべてウェスティンのお部屋から撮影した写真です。

フォーポインツ バイシェラトン バンコク スクンビット

シェラトン グランデ スクンビット バンコク

プルマン バンコク グランデ スクンビット

グランデ センターポイント ターミナル21

ウェスティンエグゼクティブクラブラウンジ
Westin Executive Club Lounge
24階にエグゼクティブクラブラウンジがあり、クラブフロアやスイートルームに宿泊のゲストはこちらでチェックイン・チェックアウトの手続きが可能。午前6時~午後11時のオープンです。


ラウンジの朝食は平日が午前6時~10時30分、土日祝日は午前6時~11時。
お楽しみのイブニングカクテルは午後5時30分~7時30分です。ここは人気があり常に混んでいますね、特にカクテルアワーは席が無くて「空き次第お部屋に電話を入れます」なんて順番待ちになったことも過去にはありました。スイーツが小さめで食べやすくサラダがあるのも気に入っていますが、利用者が多いことは気に留めておいた方が良いでしょう。


朝食
朝食は7階ロビー横の シーズナルテイスト Seasonal Tastes でいただけます。
エッグステーションもありいかにも高級ホテルらしい内容のバッフェ。お願いしたら冷たいコーヒーも作っていただけました。タイで人気の冷えた鉄板のうえで混ぜてもらえるアイスクリームもあるのでお試しを!



バー&テラス ゼスト Zest Bar & Terrace
隣接している バー&テラス ゼスト Zest Bar & Terrace も天井が高くて気持ちの良い空間です。
季節変わりの演出も味わえるので ウェスティンスクンビットバンコクのアフターヌーンティ をご参考に。

バンコクのウェスティンではSPGのメンバーに対して割引きを積極的に行なっていて、ステータスの無い平会員でも対象となることがありますのでチェックしてみてください。また、2016年末はカクテルの写真をその場でinstagramに投稿すると2割引き、なんてプロモーションを実施中です。

プール
ジムやプールにはロビーの一つ上、8階からアクセスできます。
スイミングプールは午前6時~午後10時のオープン。暑い時期は多くのゲストで賑わいます。

まとめ
ご記憶の方は少ないかもしれませんが、ここウェスティンスクンビットバンコクはかつて デルタグランドパシフィックホテル という名前でした。ユニークな外観は豪華客船をイメージしたものです。スターウッドのブランドになってからは高級感が増し、観光にもビジネスにも便利なロケーションが大きな強み。さすがに最近は少し古さを感じますが、ウェスティンの奇をてらわないデザインと落ち着いたサービスは泊まるたびに大きな安心感を覚えます。
当サイトではタイ国内のスターウッド系ホテルはすべてご紹介済み。
バンコク市内では、ウェスティンの真裏に建っている フォーポインツ バイシェラトン バンコク スクンビット、リノベーションが終わったばかりの プラザアテネ バンコク ロイヤルメリディアン、割と安めの アロフト バンコク スクンビット などとも比較して、素敵なタイ旅行をお楽しみください。
更新履歴
2016年12月09日 全面改訂
2016年12月19日 写真9枚を追加
コメント
この記事へのトラックバックはありません。























この記事へのコメントはありません。