10.22
竹富島 観光 (日本・沖縄)
白いサンゴの砂を敷き詰めた道を水牛車が往き、赤瓦の屋根にはシーサーの姿。沖縄の原風景が残る島が石垣島の先にあると聞き、日帰りで八重山諸島の離島 竹富島(たけとみじま) に出掛けてみました。島内を自転車で走り回って「幻の浜」が現れるビーチで遊び「星砂」を拾い集め…まるで子供に返ったような一日を過ごせました!
石垣島「離島フェリーターミナル」から高速船で片道10~15分
どのフェリー会社でも竹富島に行けますが、揺れが少ない安栄観光の新造船「うみかじ2」に乗りました。石垣島-竹富島は30分おきに出ています。運賃・時刻表は公式サイトでご確認を。
www.aneikankou.co.jp/water_routes
竹富島は石垣島の南約6km、石垣港から15分もかからず到着しました。
桟橋には水牛車やレンタサイクルのお店の送迎車が待機しているので、ここで申し込めばマイクロバスで連れて行ってくれます。集落まで歩いて15分くらいとは言え、とても暑いので助かりました。帰りも無料で桟橋まで送ってくれるので便利です。
竹富島
サンゴ礁が隆起して生まれた平坦な島で、周囲は約9km。
島全体が 西表石垣国立公園 に含まれており、見どころには環境省が立てた解説の看板があるのでガイドブック無しでも観光できました。
水牛車
竹富島ならではのエクスカーション、水牛車!
牛車のオペレーターは「竹富観光」と「新田観光」があるようで、牛さんに曳かれて集落の中をノンビリ周れば旅の良い思い出になります。ガイドさんの奏でる三線と歌も印象的、動画を旅先からインスタグラムにアップしました。島に着いたらまずは水牛車に乗ってみると集落の雰囲気を体感でき気分が高まります。
レンタサイクル・貸自転車
予約制のタクシーや送迎車を除けば自動車がまったく走っていない竹富島。島内観光はノンビリ自転車で周るのが一般的で、「丸八レンタサイクル」というお店で自転車を借りました。地図を渡され、店のおばあさんがオススメの周り方や注意事項を教えてくれます。営業時間は午前8時から、返却は午後5時15分まで。今年は沖縄以外にインド洋のセーシェル共和国ラディーグ島でも自転車でビーチ巡りを楽しみました。
レストラン・昼食
お昼ごはんは集落から西桟橋に向かう途中にある「ガーデンあさひ」というレストランでいただきました。
めちゃくちゃ暑い日だったのでエアコンが効いた店内とセルフサービスの冷たいお水は嬉しいですね~
竹富島観光・見どころ
この旅行記で取り上げた観光名所を以下の地図にプロットしてあります。
島の中央に集落があり、西岸に位置する「西桟橋」「コンドイビーチ」「皆治浜」が主な見どころです。日帰りでも半日あれば一回りできますが、思った以上に魅力的な竹富島。ただただ何もしない贅沢に魅せられて、リピーターが泊まりがけで来るのも納得です。ぜひ時間を気にしないくらいの余裕をもって訪れてください。
なごみの塔
集落の真ん中に「なごみの塔」という展望台が建っており、上から竹富の町を一望できました。
様々な制約を設けて景観の維持に努めているため高層建築物は一切ありません。
コンドイビーチ
コンドイビーチは真っ白な砂浜が美しい遠浅の海。
かなり遠くまで歩いて行くことができ、沖には「幻の浜」と呼ばれる砂地が出現します。写真や動画を撮ってみたので コンドイビーチ のページをご覧ください。ここはトイレやシャワーもあり竹富島で遊泳できる唯一の場所、水着をお忘れなく!
皆治浜(カイジ浜)
もう一つ見逃せないのが皆治浜、別名「星砂浜」。こちらは潮流が速いので泳げませんがビーチに「星の砂」が打ち寄せるため観光客に人気です。砂をすくってみると本当に星の形をした粒がいくつも見つかりました!これ実は砂ではなく バキュロジプシナ Baculogypsina という有孔虫の殻なのだとか。大きなものを集めるには根気を要しますが、ビーチの屋台ではボトルに入った星砂も売られていました(笑
西桟橋
最後にご紹介するのは西桟橋。
順番としては最初に訪れたのですが、夕陽が美しくサンセットの定番鑑賞スポットとなっているので一日の終わりに訪れてみてはいかがでしょうか?
それぞれのビーチの間は自転車で10分くらい。
平坦な島なので歩けなくも無いでしょうが…夏はとても暑いので自転車が無難です。
沖縄本島では少なくなってしまった伝統家屋が軒を連ね、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定される竹富の集落。白いサンゴの砂が敷き詰められた道、屋根には表情豊かなシーサーがこちらを見下ろしています。僕らがイメージする沖縄の原風景がここ竹富島に詰まっており、八重山諸島の玄関口である石垣島から最も手軽に来られる島なのでぜひ遊びに出掛けてみてください!
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