11.28
東方明珠塔・東方テレビタワー (中国・上海)
この珍妙な建物は中国にある 東方明珠塔(ドンファンミンジューター) です。
遠くからでも目立つ串団子みたいな外観は上海のシンボルとしてお馴染みですね!ここはテレビ塔ですが展望台としても観光客に人気で、夜景を見るために天辺の球体まで昇ってみました。
Oriental Pearl Tower
【住所】 中国上海市世紀大道1号
1 Century Ave., LuJiaZui, Pudong, Shanghai, CHINA
【営業時間】 午前8時30分~午後9時30分 (年中無休)
【TEL】 +86 21 5879 1888
【URL】 www.orientalpearltower.com/
行き方
場所は高層ビルが林立するビジネス街の 浦東(プードン) エリア。
地下鉄2号線「陸家嘴(ルージアズォイ)」駅が最寄りで、ショッピングモールの 上海国金中心商場 ifc Mall Shanghai の対面にあたります。
東方明珠塔には地上90m、263m、351mの3つの展望台と「上海歴史陳列館」があり、一番上の「太空艙」まで上がれるものだけ入場料が少し高め。敷地に入る前にチケットオフィスがあり予め入場券を買う必要がありました。
タワーには大小合わせて11個の球体が組み込まれているそうです。
何度数えても12個あるのですが、一番上の小さなものは数に入れないのかな?
明珠とは中国語で真珠を意味します。
そのため英語名は Oriental Pearl Tower となっていました。
中は広く、タワーの中心部に三基設けられたリフトで展望台に上がります。
行列に並んで順番を待ちますが、皆さんきちんと列を作っていて割とスムーズでした。
高速リフトであっという間に「観光層」に到着。
そのままリフトを乗り継いで最上部の「太空艙」まで行ってしまいましょう。
太空艙
こちらが地上351mにある太空艙。
Space Capsule と銘打たれており映画の宇宙船っぽい?デザインと演出が施されていますが、意図はよく分かりません。
人が少なく空いているのは良いのですが、窓が小さく、そして窓の外側がとても汚れていたのが残念。真っ白な床を汚さないよう靴カバーを着けなければならないのも閉口しました。床ではなく窓の方をもっと綺麗にしてください…
観光層
上海の景色を写真に収めるなら263mの高さにある観光層の方が適していました。
時間帯によっては非常に混みあいますが、この日はサンセットを楽しむため夕方から日没後までずっと東方明珠塔で過ごすことに決めて来たのでノンビリ空いてくるのを待ちました。ベンチも数か所あります。
建物が丸いのでグルグルと何度も回って360度のパノラマを満喫、方角ごとに名所のパネルもあり。
まずは黄浦江の対岸、外灘の眺め。
二本の角が生えている高層ビルが上海で泊まった ルロイヤルメリディアン上海ホテル です。
黄浦江に面して並ぶ特徴的な外灘の租界建築群。
東方明珠電視塔の東側の眺め。
足元のロータリー、これも見ていて面白い。
こちらは南側。
一際高いビルは 上海タワー(上海中心大厦) で、2016年に完成しましたが2014年現在は上の方を建築工事中でした。
浦東の近未来的な超高層ビル群。
真ん前の2つのビルが 上海国金中心商場 ifc Mall Shanghai で、左の栓抜きみたいなビルが 上海ワールドフィナンシャルセンター(SWFC)、その手前が ジンマオタワー(金茂大厦)です。目を凝らせば向こうの展望台で見学客が動いているのも分かりますよ。
陽が沈んで瞬き始める街の光。やはり南京東路の周辺が一際賑やかですね!
見どころは真正面の 外灘の洋館建築群のライトアップ で、点灯の瞬間も見ることができました。
全透明悬空观光廊
観光層の一つ下のフロアではテラスに出ることができ…なんと床が透明!恐ろしい。
地上259m、幅2.1m、長さ150mでぐるりと塔を取り巻いており、記念写真を撮ってみました。
観光廊
下に降りてからも周りを展望できます。
ここは間にガラスが入らないので写真もクリア。結局のところこの位の高さからの景色がもっとも上海らしく感じられました。
外灘から見る浦東の夜景と東方明珠塔
最後に黄浦江を挟んだ対岸、外灘(ワイタン、The Bund) から見る浦東の夜景をアップします。
やっぱり串団子のような東方明珠塔が一番目立っていますね、まさに上海のシンボル!
浦東には他にも展望台を持つ超高層ビル 上海タワー(上海中心大厦) や 上海ワールドフィナンシャルセンター(SWFC) や ジンマオタワー(金茂大厦) がありますが、Kitagawaはここ上海テレビタワーこと東方明珠電視塔がお気に入りです。
刻一刻と夕焼けに染まる外灘の街並みが美しいので、ぜひ夕暮れ時に訪れてみてください!
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