08.13
ロイヤル・ネイバル・ドックヤード (大西洋・バミューダ諸島)
三日月形に島が連なるバミューダ諸島の先端にある ロイヤルネイバルドックヤード Royal Naval Dockyard はかつてのイギリス王室造船所。現在はミュージアムやクラフトマーケットになっており、島内からバスやフェリーで遊びに行けました。
正直あまり興味が無かったのですが(汗)現地にお住まいの方から週末のショートトリップに良いと勧められたので出かけてみました。世界遺産にもなっている セントジョージ St. George’s はバミューダの北東端にあり、ドックヤードはその対極ともいえる北西端にあるので両方を見て回ると島の様子が把握できます。
行き方
バミューダの首都ハミルトンからはバスまたはフェリーでアクセスできます。運賃はバスもフェリーも片道5ドル(トークンを買っておけば4.5ドル)です。
船の方が圧倒的に早くて快適、揺れも無くわずか20分で着きました!
また、首都ハミルトンのバスターミナルからドックヤード行きバスがおおむね30分に1本出ています。
こちらは起伏のある島を横断するので結構揺れましたが1時間はかかりません。もし フェアモントサザンプトン から行くならホテルの前のバス停で乗車できます。
ロイヤルネイバルドックヤード
Royal Naval Dockyard
バミューダはアメリカ本土に近いため、防衛のために英国王立海軍造船所であるロイヤルネイバルドックヤードが築かれます。イギリス王室はアメリカ独立戦争に敗れたのち、島の西部にある200エーカーの土地を購入。要塞の建築が1809年に始められ、20世紀初頭まで続けられたそうです。その後139年間に渡って軍事的に重要な拠点であり続け、第一次世界大戦・第二次世界大戦を通じて600隻近い船舶を修繕した記録が残っています。1982年に未使用の建物を転換して、今日の観光スポットが出来上がりました。
National Museum of Bermuda
北端にはバミューダ博物館がありました。
Victualling Yard
ドックヤードの中で特に美しいと感じたのがこちら、博物館の南に位置する軍貯蔵所跡。
解説のパネルによると艦隊へ供給する食料を準備・梱包するための施設で、1853年に完成。周りは壁に囲まれており出入口は2か所のみ、現在はレストランが入っていました。
古いのか新しいのか良く分からない不思議な街並み。
今どき公衆電話があるのも珍しいですね。
Clock Tower Shopping Mall
船が停泊する桟橋を左手に見ながら南下すると、時計台のあるショッピングモールに到着しました。中はクラフトマーケットになっていますが、典型的なお土産物屋さんばかりで活気がありません。ニューヨークからのクルーズ船が停泊中は賑わうのかな?定番のバミューダみやげはラムケーキです。
週末のせいかロイヤルネイバルドックヤードでは子供向けのイベントが開催されており賑やか、現地のファミリーが遊びに来ていました。カリブ海で度々見られる光景ですが、野生の鶏さんも走り回っていました。
最後にヨットハーバーの様子。
美しく整備されているのでノンビリお散歩するには気持ちの良い場所ですが1時間足らずで飽きてしまいました。ハミルトン行きフェリー乗り場の前にあるガストロパブで遅めの昼食。ここはライブ演奏があり、ご当地料理フィッシュケーキのサンドイッチも食べられたので満足です。
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