2015
03.19

ワシントン記念塔 Washington Monument

ワシントンモニュメント ワシントン記念塔

Kitagawa@U.S.A. です。アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあるオベリスク、ワシントン記念塔(Washington Monument、ワシントンモニュメント)を見学しました。なんと中にも入れて塔の頂上から市内を一望できるので、ここは必ず訪れておきたい場所!展望台から撮った写真とともに、公式サイトでの予約方法も合わせてまとめておきます。

ワシントン・モニュメント
Washington Monument

【開館時間】 午前9時~午後5時(最終入場は閉館の30分前まで)
   ※夏季(Memorial DayからLabor Dayまで)は~午後10時
【休館日】 7月4日、12月25日
【入場料】 無料(ただし整理券が必要)
【URL】 www.nps.gov/wamo/
【住所】 2, 15th Street NW, Washington, D.C. 20007 U.S.A.

まずは予約を!
 ワシントン記念塔の展望台に入るには整理券が必要

ワシントン記念塔の入場は無料ですが、中に入るには整理券が必要です。

朝8時半から先着順で、15th Streetに面するWashington Monument Lodgeにて当日の時刻指定済み整理券が配布されます。2015年1月現在、入手は一人当たり最大6枚まで。ただし公式サイトには夏の混む時期は窓口が開く前から並ばないと入手は困難との記載がありました。朝から並んで、さらに決められた時刻に戻ってくるのは時間のロスが大きいため、ホテルのコンシェルジュのアドバイスもありKitagawaは事前に予約することにしました。

予約方法

個人の場合は 1 877 444 6777、団体は 1 877 559 6777 に電話をかけて、またはWebサイト recreation.gov (予約ページへの直リンク、新しいウィンドウが開きます)にて予約できます。一人当たり 1.5ドルの手数料がかかりますが、節約できる時間と確実に見学できることを考えれば安いものでしょう。

以下はインターネット上での予約画面です。
日時と人数を選んでクレジットカードで支払いを済ませれば完了、あっという間に終わりました。公式サイトの案内によると4~9月は一か月前に予約が埋まることもあるそうですが、1月は寒くて人気が無いのか前日の夜でも好きな時刻に予約が入りました。

ワシントンモニュメント 予約

改めてメールにてConfirmation Letterが送られてきます。
このページを作りながら初めて気付いたのですが、事前にWashington Monument Lodgeに立寄って時刻が刻印された正式なチケットに引換える必要があるようです。そんなことも知らずに当日はこの紙のまま入ってしまいましたが、チケットを手に出来なかったのは残念でなりません。

ワシントン記念塔 予約

ワシントン記念塔への行き方

ワシントンD.C.で最も高く、しかも街のど真ん中にあるので見落とすことは絶対にないでしょう。
最寄りのワシントンメトロ(地下鉄)の スミソニアンメトロ駅からは0.5マイルほど の距離です。ワシントンD.C.の地下鉄は見どころから少し離れていることが多く券売機の操作も複雑なので、僕らはほとんど市バスやタクシーを利用しました。

ワシントンモニュメント 行き方

宿泊先のウェスティン ワシントンDC シティーセンターホテルからは 14th Streetをまっすぐ南下する52番バス で真横まで簡単に来られました。

アメリカ建国の父、初代大統領ジョージ・ワシントンの功績を讃えて建てられたオベリスク、ワシントン記念塔。完成時の高さは約555フィート(約169メートル)もあって、エッフェル塔が建つまでは世界で最も高い建造物だったそうです。

アメリカ旅行記 ワシントン観光

冬らしく澄んだ空気をバックに美しい写真が残せました。途中から石の色が変わっているのもよく分かりますね!1854年から1877年まで南北戦争や資金不足のために工事が中断された名残りらしく、完成したのは1884年のこと。

ワシントン記念塔

周辺に建物が無いためその高さを感じにくいのですが、イメージしやすいようにと調べてみたら札幌駅前のJRタワーや虎ノ門のJTビルと同じ高さのようです。

いざワシントンモニュメントの中へ

中に入るにはセキュリティチェックがあります。
ベビーカー、スーツケース、大きなバックパックの持込みはできず、預ける場所も無いので注意が必要です。飲み物・食べ物の持込みも禁止されています。

ワシントンモニュメント

入ったところの様子、1台のリフトで順番に登ります。
パンフレットも置かれていたりするので、見つけたら手に入れておきましょう。

Washington Monument

ほとんど待ち時間もなく一気に展望台へ。思った以上に狭く、予約制なのも納得です。
上を見上げるとオベリスクの頂上、三角形の中にいることが実感できます。

Washington Monument

窓も小さい!踏み台に乗って2人で同時に覗き込むのがやっとというサイズです。
外から見える2つ並んだ小さな穴は、この窓だったんですね~

観光 ワシントンDC 展望台

一度入ってしまえば帰るのは自由なので、心ゆくまでワシントンD.C.の眺望を楽しめます。
以下に各方面の眺めを掲載します。

北側

ワシントン記念塔

北にはワシントンD.C.の市街が広がっています。
目の前にある ホワイトハウス White House にも注目です。

ワシントンモニュメント

ホワイトハウス

超広角レンズで撮影、塔の影もしっかり入りました。

ワシントンモニュメント

東側

ワシントン記念塔

長細い公園、ナショナルモールの両側にスミソニアン博物館や国立自然史博物館が建ち並んでいるのがよく分かります。ワシントンD.C.はミュージアムが無料で、じっくり一回りすれば一週間くらいかかりそう。

ワシントンモニュメント

少しズームで。

アメリカ合衆国議会議事堂

右のドーナツ型の建物の向こうに見える4つ並んだ箱が スミソニアン航空宇宙博物館、突当りに見えているのは アメリカ合衆国議会議事堂 United States Capitol です。国会議事堂はぎりぎり予約が取れて、最終日のフライト直前に見学できました。

南側

ワシントン記念塔

人工湖、タイダルベイスンが目立ちます。
白く巨大な建物は アメリカ合衆国製版印刷局、米ドル紙幣はここで印刷されています。お金を刷っている様子を見学できる造幣局はKitagawaおすすめの見どころです。

ワシントン記念塔

ワシントン記念塔

丸っこい建物は トーマス・ジェファーソン記念堂 Thomas Jefferson Memorial。この後お散歩がてら見に行きました。
遠方に見える滑走路はロナルドレーガン・ワシントンナショナル空港のもの。市内からスグなので、国内線でワシントンD.C.に来るならダレスではなくこっちの空港を使うとスムーズです。少し右に視線を向ければアメリカ国防総省、通称ペンタゴンの建物も見えます。

西側

ワシントン記念塔

こちら側の見どころは リンカーン記念堂 Lincoln Memorial です。
リンカーン記念館の前に立てば今いるワシントン記念塔の美しい姿が見られます。距離は1マイル、歩いて20分くらい要します。

リンカーン記念館 リンカーンメモリアル

リンカーン記念館 リンカーンメモリアル

ワシントンモニュメント資料館

階下には資料室がありました。
てっぺんに取り付けられたアルミニウム製のキャップなど興味深いものが展示されています。

ワシントン記念塔

ワシントンモニュメント

Washington Monument

ワシントンモニュメント記念石

帰りはエレベーターのドアに注目を。ワシントンモニュメントの内側には材料となる石を寄付した全米各地の自治体から贈られた 記念石 Memorial Stones が嵌めこまれています。ドアの窓ガラスは電子ブラインドになっており、下降中に何度かガラスが透明になって塔の内部を見られます。今回たまたまドアの前に立てて、何という僥倖!記念石をしっかり観察することができました。計194枚あるそうです。

ワシントンモニュメント

ワシントン記念塔

Washington Monument

登って降りてくるだけにも関わらず、随分と楽しめました。しかも最初にここへ来たのでワシントンD.C.の主な見どころの位置関係を把握できました。
オベリスクを囲むように星条旗が掲げられており、周辺は自由に歩き回れます。

Washington Monument

ワシントンモニュメント

ワシントン記念塔

テレビや写真では見たことがありましたが、実物の堂々たる佇まいは想像を超える迫力!展望台からは合衆国の首都ワシントンD.C.のパノラマを楽しめるので、何としても整理券を入手して内外ともに見学したいスポットです。次回はぜひ緑豊かな夏に来てみたいと思います。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.04.19)

2015年, '15 アメリカ合衆国

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