09.21
フェアモント サザンプトン ホテル (大西洋・バミューダ諸島)
大西洋はバミューダ諸島にあるホテル、フェアモント サザンプトン Fairmont Southampton の宿泊記です。高台に建っており広々としたお部屋からの眺めは最高!数々のレストラン、美しいプライベートビーチやゴルフコースまで揃う高級リゾートで、バミューダを訪れるなら宿泊先はフェアモントホテルの一択で間違いありません。
Fairmont Southampton
大西洋 バミューダ島 サウスハンプトン
【住所】 101 South Shore Road, Southampton, BERMUDA
【TEL】 +1 441 238 8000
【FAX】 +1 441 238 8968
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エクスペディア予約: Fairmont Southampton
大西洋にポツンと浮かぶ英領植民地の島国、バミューダ。
アメリカ東海岸からアクセスしやすく 治安も極めて良い ので、お金持ちニューヨーカーが家族でバカンスに訪れるディスティネーションです。バミューダへの行き方や空港からのアクセスについては ニューヨークから2時間!大西洋の楽園バミューダ行きアメリカン航空搭乗記 のページをご覧ください。
有料の空港送迎サービスでリゾートに到着。
フェアモントサザンプトンはドアマンなどスタッフだけでなく宿泊客も陽気でマナーの良い人が多く、気軽に挨拶を交わし合うのが気持ち良い!小さな子供から年配ご夫婦までファミリーで滞在しているゲストがほとんどでした。
フェアモント サザンプトン
Fairmont Southampton
北米やカナダを中心に世界中で高級ホテルを展開しているフェアモントホテル。
バミューダではフェアモントサザンプトンとフェアモントハミルトンプリンセスの2つのプロパティがあり、いずれも代表的なホテルです。
ロビーのレセプション周りは吹き抜けになっていて開放的。
木が多用されていて一昔前のデザインに感じられますが、よく磨き上げられておりバリ島のようなリゾート感を覚えました。レセプションはチェックイン・チェックアウトのみを担当し、エクスカーションやレストランの予約はエレベーターホール前にあるコンシェルジュデスクが対応します。
今回はフェアモントホテルのメンバーシップ、フェアモントプレジデントクラブ Fairmont President's Club の会員として予約をしたので滞在中の新聞やインターネット接続が無料となりました。後から思えばフェアモントは現在アコーホテルズの傘下に入っているので、ルクラブ Le Club のプラチナメンバーとして予約した方がより多くのベネフィットを受けられたかもしれません。
バミューダに半月の滞在のうち半分をフェアモントサザンプトンで過ごし、宿泊費は平均で一日 43,268円でした。内訳は 1室299ドルの宿泊費に Room Gratuities(サービス料)22ドル、Resort Levy(リゾート料)24ドル、税金ツーリズム料 37.95ドルが加算されて 382.95ドル(2名1泊当たり)です。朝昼晩の食事もホテル内でいただいたので滞在費は1日約6万円、他にゴルフやダイビングなどの実費がかかります。
フェアモント・ルーム
ゲストルームは全室42㎡~の面積があり広々としています。
少し古さを感じるロビーと違ってリノベーションされたお部屋はモダンで爽やかに感じました。
どっしりとした状態の良い家具がゆとりをもって置かれています。
リネン類の質感も高く眠りやすいベッド、北米のホテルより圧倒的に良いコンディションでベッドメイクされていました。
長期滞在するゲストが多いのか、ウォークインのクローゼット。
セーフティボックスやアイロンも置かれています。
全体的にデザインが可愛らしく、鏡やガラスはぴっかぴかの輝き。
採光が良く照明も多いので昼夜ともに室内が明るく、とても快適に過ごすことができました。
バスルーム
ベイシンがダブルになっていて使いやすいバス。
アメニティは東南アジアのフェアモントホテルでも見かける Le Labo の Rose 31 でした。
ミニバー
ミニバーにはワインをはじめスピリッツも充実しており、フリッジは自動課金式。
エスプレッソマシーンも用意されていました。
お部屋からの眺め
バミューダは日本の三宅島と同じくらいのサイズで、サウサンプトンはそのほぼ中央に位置します。
全てのゲストルームにはプライベートバルコニーが付いていて島内や大西洋を一望できました。
ぽこぽこ浮かぶ雲が可愛らしい。
そしてバミューダならではのお菓子みたいなカラフルなお家も目の前に見えました!
バルコニーから見た日の出。
ニューヨークから来やすいとはいえ日本との時差は12時間あるので地球の裏側まで来た気分ですね。
ホテルの北側にある丘は芝生になっていて気持ちの良いスペース。
お天気の良い日はここでの日光浴もオススメです。
レストラン
毎日のお食事もバカンスでの楽しみの一つ。
基本的にリゾート内で食べることになり、気分や予算に応じてホテル内のレストランを巡ると良いでしょう。フェアモントサザンプトンのダイニングについては バミューダ島のレストラン のページで一通りご紹介しているほか、公式サイトにもメニューが掲載されています。どこもフレンドリーで印象に残るお食事をいただけました。
プール
プールはホテルの規模の割に小さめ。
主に小さな子供のいるファミリーが遊んでいました。
ゴルフコース
フェアモントサザンプトンにあるゴルフコース、The Turtle Hill Golf Club。
バミューダ諸島には素晴らしいコースが幾つもあってラウンドを目的に訪れる人も多いゴルフ天国で、ホテルのコンシェルジュデスクで手配できます。長らくクラブを握っていないのでプレーは見送りましたが、ゴルフできずに残念と感じたのは初めてかもしれません(笑
ビーチ
ホテルから南に下るとビーチに着きます。
リゾートの敷地内で一続きになっているので歩いても来られますし、後述するシャトルバスも頻繁に巡回していました。
イースター休暇にぶつけて滞在したのでとても楽しい雰囲気!
ホテルでは イースターの特別なイベント も実施しており、僕らも参加してみました。
バミューダの国旗。
ビーチチェアの赤い旗を立てておくと注文を取りに来てくれます。
大西洋に浮かぶ島なのでマリンスポーツも活発かと思って来たのですが、島内をぐるりと一周してみたところ大きなビーチはほとんど無く、フェアモントホテルのプライベートビーチが一番快適で賑わっていました。
ホテルのお隣はバミューダ島きってのパブリックビーチ、ホースシューベイ Horseshoe Bay Beach。
普段はセキュリティの都合で行き来できませんが、この日はイースターのお祭りでホテルからホースシューベイに簡単にアクセスすることができました!
波が強いせいでしょうか、砂が舞ってしまい透明度はイマイチです。
島内では Admiralty House Park で突き抜ける透明感を体験できましたが、観光客がわざわざ行くには時間を要します。
ダイブショップ
ダイビングショップもあり、バミューダ諸島でスキューバダイビング にも挑戦してみました。
予約は前日でも取れる感じですが、波が高く船が出ない(朝ダイブショップからお部屋にキャンセルの電話がかかってきます)ことが続きました。潜るつもりで来るなら日数に余裕が必要ですが、滞在費が高い島なのでダイビングが目的ならカリブ海のケイマン諸島あたりに飛んでしまった方が適していると思います。今年はこの後憧れのケイマンブラック島にもダイビングに行きました。
周辺情報
リゾート周辺に見どころは無いので付近を出歩く必要は無さそうです。
最寄りのスーパーまで2km以上あるのでお買い物はホテルの地下にある売店が便利。物価はニューヨークと比べても倍はするので、口コミによると北米からのバカンス客はお菓子などをアメリカ本土で買って持って来るようです。
バミューダで外国人はレンタカーを使えず、代わりにオートバイをレンタルできますが、道が細く起伏も激しいので自分で運転しようとは思いませんでした。ホテルの前の幹線道路、ミドルロード Middle Road には島を横断するバスが走っているので、時間に余裕があれば ロイヤルネイバルドックヤード など島内観光も楽しめます。
近くにあった教会。
バミューダでは個性的な外観の教会を数多く見ますが、ここは中に入れませんでした。
ホテルから見える灯台、Gibb's Hill Lighthouse。
上に登ることができるそうです。
お散歩していて見つけたお花たち。
島内どこも綺麗に整備されているのでカメラ片手に出歩くだけでも爽快です。
ホテルの北側を Bermuda Railway Trail という遊歩道が横切っています。
Kitagawaは散策しませんでしたが、かつての鉄道跡がトレイルとして整備されているので足に自信がある人はチェックしてみてください。ホテルでも無料のガイド付きツアーを実施していました。
シャトルバス
リゾート内を循環するバスが無料で運行されており、車寄せで乗車できます。
路線は2つあり、島の南岸のプライベートビーチに向かうバスと、もう一つは島の北岸のホテル正面やハミルトン行きフェリー乗り場に下りて行きます。どちらも歩ける距離ですがホテルが高台に建っているので帰りはバスが楽でした。
ホテルフェリー
フェアモントサザンプトンではバミューダの首都ハミルトンまで無料送迎フェリーを運航しています。ホテル内で過ごすのも快適ですが、飽きてしまったら気軽にお出かけできました。詳しくは旅行記、ハミルトン-フェアモントサザンプトンホテル間の無料送迎フェリーに乗ってみた をご覧ください。
まとめ
アメリカから僅か2時間で来られる楽園、ノンビリしており別世界ですね~
正直なところバミューダはゴルフ以外の遊びが無く、しつこいようですが物価も尋常ならざる高さなのでわざわざ日本からバカンスで訪れるにはマニアック過ぎる気がしますが…この治安の良さと長閑さ、カラフルな町並みの美しさはフロリダやカリブでは出会えないものです。
バミューダ旅行で泊まるホテルを比較検討し、実際に3か所に泊まりましたが、ここフェアモントサザンプトンがもっともファシリティやレストランが充実していてオススメできます。もしニューヨークなど東海岸に滞在する機会があれば、謎めいた大西洋の楽園バミューダを訪れてみてはいかがでしょうか?滞在は3泊4日~世界遺産セント・ジョージなどにも足を延ばすとなると4泊5日くらいが丁度良いと思います。
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