タイ航空ビジネスクラス(バンコク→チューリッヒ)
スワンナプーム国際空港でチェックインを済ませ、タイのバンコクからスイスのチューリッヒまで向かいます。
この空港は写真が撮りにくく…偏光フィルターを使えばガラスの反射を消せるのですが、まぁこれも空港の特徴なのでそのままパチリ!お世話になるのはタイ航空の翼です。
飛行ルートはこんな感じ。普段はワンワールドのキャリアへの搭乗が多いKitagawaですが、今回はルートを組みやすいスターアライアンスの利用です。タイ航空はヨーロッパの数多くの都市に直行便を飛ばしており、日系キャリアでは及びもつかない利便性です。近年では ギリシアへの旅行の際もタイ航空のお世話になりました。帰りはドイツからルフトハンザ航空で戻ってきます。
さて今回乗るのはこちら、TGのCクラスです。最前列の窓側をアサインしていただきました。
タイ航空ロイヤルシルククラスではドアクローズ前にウェルカムドリンクのサービスがあります。日系ではシートベルト着用サインが消えるまで飲み物は出ませんので、ありがたいサービスです。とりあえずシャンパンで乾杯!読売新聞をいただき、プッシュバックを待ちます。
今回は直前に急な海外出張が2本入り、出発が4日遅れとなってしまいました。商談が中国語のため他の人に頼むわけにもいかずに僕が片付けて回ったのですが、フライトはギリギリでバンコクの滞在時間は24時間を切ってしまい、これではまるでトランジットです(笑。こういうことがあるから、フライトとホテルは予約変更が可能なものに限りますね。スイスに向かう飛行機に無事乗れて、ようやく一息付けたという感じです。
この便は 0時を過ぎて出発する夜行便ですが、嬉しいことに夕食もしっかりと出ます。ちゃんとテーブルクロスも敷いていただけます。
まずは前菜から。ブレッドはガーリックトーストをいただきました。
よくもまぁ毎回飽きないもので…機上で今週5回目となるガーリックトーストです。(笑
お酒は何だったか忘れちゃいましたが、色からするとカンパリかコアントローのオレンジジュース割りってところでしょうか。メインはもちろんお肉で。
何度も書いていますがタイ航空は機内食がかなーり微妙でして、便によってはとても食べられない代物が出てくることもあります。今やまったく期待せずに乗っている次第ですが、空腹のせいか今回は付け合せも含めて美味しくいただけました。
ワインのお代わりやチーズもいただき、デザートで終了です。
飛行時間は 11時間55分にも及びますので、映画を1本見てから寝ることにします。
そうそう、タイ航空のビジネスクラスアメニティにはソックスが入っていますがスリッパはありません。機内用ソックスはソックスの上に重ねて履くもののようですが、裸足にならないと眠れないので僕はマイスリッパを持ち込んでいます。耳栓はJALの使い捨てのものが気密性が高くて重宝しています。
シートはライフラットタイプで、写真のようなコントローラーで操作できます。水平では無いものの、シートはほぼ平坦になります。
今回は 11Aでバルクヘッド(最前列)なので、横を人が通ることもなく、また出入りもしやすく、しっかり眠ることができました。ビジネスクラスのアブレストは 2-2-2、シートマップは下図の通り。
自席からの眺めはこんな感じ。バルクヘッドは個人用モニタが手元にあり、映画も見やすく快適です。要注意なのは中央席でしょうか、写真に少し写っていますが画面が壁に取り付けられているので、もし映画を見るなら最前列のEとFは避けた方が良さそうです。
目を覚ましたら東欧の上空、ちょうどルーマニアの辺りでした。
朝食はフルーツとチーズをお願いしました。機内で朝から卵料理の匂いを嗅ぐと調子が悪くなりますので…
写真でシートの前に転がっているクリーム色のポーチが、タイ航空ロイヤルシルククラスの機内アメニティ。他社と同じくかなりコストダウンが進んでいる部分なので改めて紹介しませんが、中身はアイマスク、ソックス、デンタルセット、クシにハンドクリームにリップクリームという内容です。ポーチの縫製は雑で、AIGNERがこのクオリティの品にロゴを提供していることが驚きです。
今思えば、ヨーロッパではこの後毎日のようにチーズにハムにフルーツという朝食が続くので、ここは他の物にすれば良かったかな?という気もします。
タイ航空 TG970便、チューリッヒ 07:25到着です。ご飯を食べて寝て起きたらスイスに着いてしまいました。機窓からは緑豊かな大地が見え、いよいよ旅が始まることを実感させてくれます。時差ボケも全く無く、なかなか良い旅になりそうな予感です!
空港で両替と鉄道パスのバリデーションを済ませて、リゾート地サンモリッツまで鉄道で移動します。