自分でフローリングを貼ってみた
お引越しにともない、現在の住まいからフローリング材を引き剥がしました。
大量の建材を置いておくのも邪魔ですし、安物ゆえに湿気などで反ったりしたら使い物になりませんので、さっそく再利用することに。
日曜大工でリフォームするのは、Kitagawaのホビールーム。週末しか泊まらないのに、室内で鉄道模型の塗装をしたりと滅茶苦茶な使い方なので、床は相当な汚れようです。
今日の話題は、当blogにしては珍しく?オチがございます。
上の写真は、先日引き剥がした床材の一部。見ての通り、定尺でカットされた合板です。まずは欠けたりして使えないものを取り除き、木目の継ぎ目が目立たないように並べ替えます。広大なスペースが要りますので、会社の空きフロアで作業しました。
そうそう、ちゃんとしたフローリングの場合は1本ずつの無垢材を使用しますが…自分で作るのも後から外すのも難しいので、選択肢から外れております。
準備が整ったら、最も簡易な方法で施工します。シートを張りまして、その上にウレタンフォームを敷きます。理由を訊かれても、僕も知りません…防音か防湿のためでしょうか?
フローリングは今回も床の上に張るので、巾木(はばき、壁と床の間に付いている木の板)を引き剥がします。もう後には戻れませんね!
後は、気合を入れて次々と組み立てます。V溝加工がされているのでパズルのように嵌っていきますが、隙間が空くと見苦しくなるのと、最初の角に凸面を当てないと最後の1枚が入らなくなる点に要注意でしょうか。
文章で書くと簡単ですが、電動丸のこを使ってパネルをカットしたり、ふちにコンクリート釘を打ち込んだりと、凄い音と切り屑が出て大変な騒動です。ご近所に事前の挨拶が必要なレベルです…(笑
で、このように仕上がりました。初めてなので段取りが悪く、丸一日かけてできたのは一部屋のみ。広さは9.5畳で、家具は撮影用の演出です。
この後、こちらのお部屋は壁を2色のブルーで塗り分けて、最後に壁の下の方に巾木を付ければ完成です。
さて、今日のオチとしては…床面がフローリングの分上がったため、ドアが開かなくなってしまいました。せっかく作った床を壊すわけにもいかず、もちろんドアの方をブチ破ったのですが、ドア枠ごと壊れてしまいました…(涙
まだまだ床材は大量にありますが、他のお部屋のフローリング化ができる日は来るのでしょうか?巾木の施工とドアの修理は、プロに頼むことにいたします。