何ともアバンギャルドな内装のスイートルーム＠ル メリディアン・スワンナプーム ホテル （タイ・バンコク）

Kitagawa＠Thailandです、サワディーカップ！バンコクのスワンナプーム国際空港の西、サミットウィンドミルゴルフクラブに隣接した ル メリディアン・スワンナプーム，バンコク・ゴルフリゾート＆スパ Le Méridien Suvarnabhumi, Bangkok Golf Resort & Spa のお部屋情報、今日は103㎡のスイートルームをご紹介します。

当ブログではタイ国内にある全ての旧スターウッド（現マリオット）系ホテル、およびメリディアンホテルを記事にしています。ホテル全体のファシリティやサービスについては ル メリディアン・スワンナプーム バンコクゴルフリゾート＆スパ ホテル宿泊記 をご覧ください。

１ベッドルームスイート

ルームカテゴリーはシンプルで、スタンダードなお部屋とスイートルームの２タイプ。
48㎡の標準的なゲストルームは ルメリディアンスワンナプームのグランドデラックスルーム にまとめました。今回泊まったのは １ベッドルームスイート１キング 1 Bedroom Suite 1 King（旧 グランドスイートルーム Grande Suite Room）で広さは103㎡。スイートは建物の北または南東に面しています。

メリディアンスワンナプームは外廊下でリゾートっぽい造り、もちろんベルがお部屋まで案内してくれます。ちなみに１階のお部屋だとガーデンスイートルームとなりお外にパティオが付くのだとか。掲載する写真は４階のものです。

リビングルーム

入ったところがリビングルーム、右手はウォークスルークローゼットを経てバスに繋がっていました。
ほとんど使わないような来客用のお手洗いをここに設けるより開放感があって思い切ったレイアウトですね！

下は左右が逆のパターンで左手にウォークスルークローゼットがあります。

床は一続きにタイル張り、ソファの前には丸いカーペット。壁のあちこちに飾られた抽象画は、今まで泊まったお部屋に関してはすべて同じものでした。差し色に紫が使われており、このくらい凝ったデザインだとメリディアンホテルらしくて楽しく感じます。

使いやすさはともかく、テーブル周りのイスや収納もユニークな作り。
日中と夜では随分と印象が違います。２枚並べて掲載しますが、夜は少し妖艶な雰囲気も感じました。

年月が経つとグラス類やクッションが減ったりするものですが、開業当時から変わらないコンディションで保たれています。きちんと生花が置かれているのも素晴らしい、そのうち止めてしまうホテルが多いものです。しかしながら2019年現在、テレビの映りが悪く（日常生活でテレビを見ることはまったくありませんが）対処が必要なノイズのレベルでした。

ミニバー

スイートではillyのエスプレッソマシンが置かれているほか、フリッジにワインも予め用意されていました。
マリオット（旧スターウッド）のプラチナ以上の会員の場合、バー「Latitude 13º 39’」にてリフレッシュメントや夕方のカクテルサービスも無料でいただけますのでメンバーの方はチェックしてみてください。

上の写真２枚は2015年、下の写真２枚が2019年のもの。

ベッドルーム

続くベッドルーム。こちらも床はタイル張りです。
リビングやバスとの仕切りはレールなしの上吊り戸、シームレスな見た目で広く感じられます。

以下は左右対称のレイアウトのお部屋。
最近泊まったら、ぞうさんを模ったタオルアニマルがベッドに乗っていました。

壁のウッドパネルの淡いブラウンが高級感を出しつつ、紫がアクセントとして効果的に使われていました。
無料のお水はかつてChangだったものからNestleにブランドが向上しています。

ワークデスク

ライトやチェアーは全室共通ながら、天板がガラスではなく木のしっかりしたデスクが設えられていました。

インターネット接続は有料、プラチナ会員の場合は無料サービスとなります。スイートではバンコクの市内通話も無料。レターセットも変わらずデスクに用意されていました。

バスルーム

バスも広くて尖ったデザインですね～
ぴかぴかに磨かれたミラーが両側に入っているので奥行きに目が回りそう。この広さならベイシンをダブルにした方が使い勝手や見た目のバランスが良いかもしれません。

レイアウトが逆のバスルーム。
バスタブへの給水が弱く、満水にするのにかなり時間がかかります。熱さには問題ないので気長にお湯を溜めました。

ベッドルームとバスの間はフルハイトのスライドドアで締切りできます。
しかもドアには大きなデザインガラスを入れたうえで遮光カーテンを重ねるなど、手間とコストがかかる設計で驚きます。

バスの奥にはトイレと、独立したシャワールームには天井にレインシャワーも装備。
壁は一面、なんともアバンギャルドなタイルで覆われていました。

アメニティ

開業当初のバスアメニティのブランドはメリディアンの高めのお部屋で採用の多い CINQ MONDES サンクモンド でした。かつて歯ブラシなどはお部屋に用意されておらず電話でリクエストが必要だったハズ。

バスアメニティは2019年現在、他のメリディアンホテルと同様に MALIN+GOETZ マリン＆ゴッツ に変更されています。使い捨てのアメニティも用意されるようになりました。

バルコニー

お部屋の窓はフルハイトで開放的、日中の採光も良好です。
バルコニーには灰皿があったので屋外なら喫煙がOKのようですね。目前にはサミットウィンドミルゴルフコースがよく見えました。

クローゼット

最後にウォークインクローゼット、前述の通りここは通り抜けができるようになっています。
以前はスイートに宿泊の場合は１滞在につき２着までランドリー＆プレスサービスを無料で利用できました。もちろんアイロンも用意されています。

感想

オープン以来変わらないコンディションを保っているルメリディアンスワンナプームバンコクゴルフリゾート＆スパ。内陸にも関わらず共用部分はタイのビーチリゾートを思わせる大胆な作りで開放感があり、夜は一転して大人の雰囲気に。ゲストルームは余裕ある面積を活かしてかなり尖ったデザインを破綻なくまとめており、曇り一つないガラスや充実したミニバーなど力を抜かずに維持されていると思います。スライドドアを上から吊って室内をすべてタイルで一続きにしたのもこだわりを感じます。我が家も敷居を無くして家の中が無垢材のフローリングで一続きの造りですが、レベルを出す（水平に仕上げる）のが技術的に難しく工期がずいぶん伸びたものです。

バンコク市内からは離れているので観光には向きませんが、ゆえに混み合うことは少なく静かに過ごせる穴場のホテル。Kitagawaはゴルフをしないのでもっぱら早朝発のフライトの前泊でしか利用していませんが、過去ほとんどスイートルームをご用意いただけています。マリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のプラチナ以上のステータスを持っているならアップグレードを期待できるので、立ち寄ってみる価値は高いと思います。ホテルへのアクセスをはじめ、ファシリティやサービスについては ル メリディアン・スワンナプーム バンコクゴルフリゾート＆スパ ホテル宿泊記 のページにまとめますので合わせてご覧ください。

更新履歴

2016年01月21日　作成
2019年10月19日　写真19枚追加、1枚を削除

2019年, 2016年, 2015年, '15 タイ, '16 タイ, '19 タイ