06.28
リヒテンシュタインの入国スタンプと切手購入
リヒテンシュタイン公国に来た記念にパスポートに入国スタンプを捺してもらい、切手が有名なので郵便局から絵葉書も送ってみました。やることが無さすぎてこれが旅の一大イベントになってしまいました(笑
スイスとオーストリアの間にある小国、リヒテンシュタインの首都 ファドゥーツ Vaduz はあまりに小さくてどんなに頑張っても30分で観光が終わってしまいます。町の様子は リヒテンシュタイン旅行記 をご覧いただくとして、入国したぞ!という記録を残すためにツーリストインフォメーションを訪れました。
一応地図を示しましたが、観光客が歩くのは500mばかりの シュテットル通り Städtle なのですぐに見つけられます。
リヒテンシュタイン・センター Liechtenstein Center
リヒテンシュタインは入国審査そのものが無いのでパスポートに入出国印を捺されることもなく…そのためツーリストインフォメーションで入国スタンプを捺すサービスが提供されています。朝9時オープンで、料金は3スイスフランまたは3ユーロでした。
ここには国を紹介するパンフレットも置かれており、綺麗に製本された立派なものが無料で手に入りました。書いてある内容もご立派なんですが、これがかえって胡散臭く感じてしまいました。と云うのも世界銀行の統計で名前が出てくる直近の2012年の情報によると、なんとルクセンブルクに1.5倍もの差をつけて一人あたりのGDPは149,160ドルで世界一位!タックスヘイヴンとして知られるリヒテンシュタイン、ペーパーカンパニーが人口よりも多いと噂されていますが一体どんなお金が集まっているのでしょうか?
郵便局 Post Office
向かいに郵便局があったので覗いてみました。
切手を収集される方ならご存知かもしれませんが、リヒテンシュタインは切手の発行に熱心な国としても知られています。あれこれ乱発せず精巧な切手を作るのが人気の秘訣らしく、近くには入場無料の 切手博物館 もあり。
これまた窓口はコンパクトで、世界的に有名な切手発行国の中央郵便局とは思えない静けさ。僕の目には切手より文房具の販売に力を入れているように見えました。記念切手のセットならリヒテンシュタインセンターで売ってるよ、と云われてしまう始末です。
それでも窓口で記念切手では無い普通の切手を見せてもらい、絵葉書を投函してみました。
絵葉書は1フラン、エアメールの切手代は1枚2フランでした。
こちらが消印の押されたリヒテンシュタインの切手。
Fürstentum Liechtenstein とはリヒテンシュタイン侯国を意味するそうです。
苦労して謎の国リヒテンシュタインまで来ましたが、ますます謎は深まるばかり(笑
もし行ってみようという酔狂な方はスイスのチューリッヒから日帰りできますので リヒテンシュタインの行き方 のページを参考にしてください。
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