12.19
ジャン・ジョルジュ トウキョウ (日本・東京)
今日は六本木にあるモダンフレンチ、ジャン・ジョルジュ Jean-Georges をご紹介します。けやき坂通りの路面店で、オープンキッチンに面するカウンター席は14席。このこじんまりとした造りと気取らないサービスが心地よく、クリスマスのディナーにもおすすめの一軒です!
【住所】 東京都 港区六本木6丁目12-4 六本木ヒルズ けやき坂通り1F
【営業時間】
ランチ: 午前11時半~午後3時
ディナー: 午後5時~午後11時
【TEL】 03-5412-7115
【URL】 jean-georges-tokyo.jp/
2005年以来ミシュランガイドで星を取り続けているニューヨーク最高峰のモダンフレンチレストラン ジャン・ジョルジュ Jean-Georges の東京店です。場所は六本木ヒルズで、表からも中の様子が窺えます。クリスマス前ということでけやき坂通りはライトアップされ、一層煌びやかな空気に包まれていました。
メニューはメインコースも含めてフィックスされています。
Kitagawaはレストランに行く際はメニューも口コミもインスタも一切見ずに出かけるので、毎回どんな工夫や演出で驚かせてくれるのか?到着するまで本当に楽しみです
まずはシャンパンをいただきました。
エチケットにはジャンジョルジュの名前が入っておりハウスシャンパンとのこと。
カウンター席による提供を基本としており、一階に14席。二階には個室も設けられていますが、ここはカウンターによるライブ感あふれるサービスを味わいたい。
支配人と二名のシェフが最初から最後まで一貫して対応します。
お料理の説明も丁寧でありながら無駄がなく好感が持てます。変に気取ったところが無く、フランス料理だと肩肘を張らず、リラックスして食事を楽しめると思います。なお、世界にあるジャンジョルジュの中では東京店が最も席数が少ないそうです。
Butternut Squash
バターナッツスクワッシュとトマトのミネストローネ
Rice
クリスピー寿司、チポートレマヨネーズ
Caviar
卵黄のトースト、キャビア、シブレット、ディル
キャビアクリエーションは毎月変わります。
この月は「トーストエッグキャビア」で、トーストの間に低温で仕上げた卵黄が挟まっていました。
ちなみにシグネチャースタイルのキャビアだと以下のような感じです。
Grouper
ハタのクルード、クランベリーのグラニテ、ライム
お魚は冷製で、お箸でいただきました。
白いのはナツメグの香りを付けた焼きメレンゲ、ドライのクランベリー、ソースはなんとクランベリーとライムを使ったかき氷!
Scallop
ホタテのシアード、カリフラワーとマイヤーレモンのソース
岩手県産ホタテ貝、下はカリフラワーのピューレにレーズン。
トリュフは2,200円の追加料金でトッピングすることができます。オレンジの欠片は、マイヤーレモンの皮を削ったもので、この辺りの作業もオープンキッチンだからこそカウンター越しに眺めることができました。
Cod
スパイスを塗したタラのソテー、ココナッツとライムのインフュージョン
この一皿は衝撃、完璧にタイ料理です。
ジャンジョルジュ氏はタイの滞在経験があり、その時の経験も今に活かされているそうです。
Duck
シャラン産鴨のロースト、ベリーポートコンポート、かぶ
フランス産シャラン鴨の胸肉、三種類のベリーから作られたソース。
今回のコースの中で一番美味しかったのは?と聞かれれば、この一皿!きっちりメインコースで最高潮に達するのはさすがとしか言いようがない。
Kiwi
キウイのエスクプロージョン
キウイのジュースをチョコレートで包んだもの。
これ、チョコレートにジュースを注入しているのかと思ったら、シリコン型を使って先に丸く冷凍にしたジュースを作り、それを溶けたチョコレートに浸けて作るそうです。
Strawberry
ストロベリー、ココナッツ餅、タピオカ
ベリーにこだわりを見せた今回のコース。
デザートまでベリー尽くしでした!白いフワフワしたのはタピオカを揚げたもの、面白い。
ワインはいただいたもののうち一部のみ掲載しました。
なお、ワインは6グラスのペアリングを頼んでおり、1人当たり13,000円。また、食前のシャンパンはグラスで1杯2,800円でした。コースそのものは16,500円ですが、別途サービス料10%がかかるので、ディナーは1人4万円程度が予算の目安になろうかと思います。
感想
フランス料理店というより、六本木という場所柄もあってか最新のオシャレレストランという雰囲気ですね!訪れた時も、カップル、お友達同士、夜の女性とお客さん、ご家族での利用と、多彩な顔ぶれでそれぞれが思い思いに歓談されていました。お酒やお料理をサーブするタイミングも絶妙ですし、無駄のない計三名のシェフと支配人の動きも気持ち良い。エグゼクティブシェフの望月良一氏には、素人の疑問にも気さくに答えていただき、印象に残るディナーとなりました。アジアや日本のテイストもふんだんに取り入れたユニークなコースをゆったり楽しむことができ、おすすめの一軒です。
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