02.08
ノボテルアクラ シティセンター ホテル宿泊記 (ガーナ)
ガーナ共和国の首都アクラではアコー系ホテルの ノボテル アクラ シティセンター Novotel Accra City Centre に滞在しました。西アフリカ諸国経済共同体の中でも優等生と言われるガーナは外資系ホテルの進出も目覚ましく、いきおいホテル代は高めです。
Accra City Hotel
【住所】 Barnes Road, Accra, GHANA
ガーナ共和国 アクラ市バーンズ通り
【TEL】 +233 302 63 38 63
当ホテルは2016年にリブランドされ、アクラシティホテル Accra City Hotel に名称が変わりました。サービスやお部屋はノボテル時代のまま変わりなく安心して泊まれるホテルです。予約は宿泊プランの豊富なbooking.comがおすすめです。
www.booking.com/hotel/gh/accra-city-hotel.ja.html
行き方
隣国、トーゴ共和国の首都ロメから陸路で入国し国境からミニバス でアクラに到着しました。
国境からのミニバスはアクラ中心部の マコラマーケット Makola Market に向かうようで、ちょうどホテルの前を通ったのでドライバーに声を掛けてドロップしていただきました。マコラマーケットまでは500mなので歩いても大した距離ではありません。
また、アクラの空の玄関口 コトカ国際空港(ACC)との間にはホテルのシャトルバスサービスあり。
エアポートからの道は一直線で僅か8kmなのであっという間でしょう。
外観は古いものの中に入ると音楽が流れて良い香りも。
今までフランス語で四苦八苦していたのにレセプションはバリバリ英語が通じます。そりゃ当然です、ガーナの公用語は英語ですから!
KitagawaはLe Clubのメンバーということで予め宿泊フォームが準備されており、サイン一つでチェックイン完了。VISA以外はMaster Cardすら滅多に使えないアフリカ諸国、少し試す気持ちでAMEXを提示したところそのままギャランティーとしてOKでした。
そしてレセプションの横にATMを発見。PLUSのロゴを信じて恐る恐る国際キャッシュカードを入れると、あっさりガーナセディが出てきました!周辺国では首都で一番大きな銀行の本店ですらことごとくATMが使えなかったので信じられないというか感激です。小額紙幣交じりで出てくる気遣いも泣かせますね~ただしガーナでも田舎に行くとやはりATMは機能していませんでした。
ロビーにはお土産屋さんやレンタカーのカウンターも並んでいます。ホテル内では両替に対応していないようで、裏の モーベンピック アンバサダーホテル アクラ なら日曜もエクスチェンジ可能とご紹介いただきました。
エレベーターの使用にはキーカードが必要で、セキュリティ面でも安心できそうです。
廊下が暗くて湿っぽいものの、お部屋のコンディションは良好。典型的なアコー系ホテルの内装です。
普段なら平凡で特徴なしと評してしまうこのデザインも、アフリカくんだりまで来れば欧米と寸分違わぬ仕上がりに満足です。
一例として、以下の2枚の写真はポルトガルにある ノボテルリスボンホテル Hotel Novotel Lisboa の内装です。
同じホテル内で色違いのお部屋と言っても良いくらいそっくりですね!同一のチェーンなので当たり前ではあるのですが、そっくりそのまま持って来るとはあっぱれ。
閑話休題、お部屋のファシリティを見ていきます。
防音のためでしょうか?ドアは二重になっていて、その横にミニバーとセーフティボックス。
フリッジに用意された1.5Lのお水はコンプリメンタリ。
ミニバーとして電気ケトル、コーヒー・紅茶・ミロのアメニティがありました。
バス
シンプルなバスですがレインシャワーもあり、バスタブのお湯もあっという間に満水になる十分な水圧。
独立したトイレが珍しい作りです。
お部屋からの眺め。
インターネットの接続はdocomoの提供で、画面が日本語表示で出てきたのはビックリ。また、ここではフランスの携帯電話 Orange のローミングも通じました。
朝食
朝食はロビー奥のレストランでいただきました。
ハムにチーズ、サラダにフルーツ、輸入物のヨーグルト、エッグステーションにネスプレッソマシーンも。周辺国と比べても鮮度は高く、そしてひと手間かかっていることが分かる内容です。
西アフリカに来て以来、すっかりはまってしまったハイビスカスティー。
めっちゃくちゃ濃いんですよ、これが。冷たいものを飲むと芯から体がスッキリするんです。
そうそう、バンコクで餞別としてもらったタイの「マーマー」をここで作って食べてみることに。
激辛のトムヤム味に懐かしさを覚えました。
ロビーにはバーもあって、ビールが 9セディ、カクテル 20セディといったところです。
客層はアフリカ人ビジネスマンが大半で、襟付きシャツを着ていても足元はサンダルだったり、服装の感覚が僕らとは少し異なるようです。
プール
中庭にあるプールも爽快。向こうにはモーベンピックホテルが見えていました。
日差しが強いので水遊びを楽しむことはありませんでしたが、何度も書いているようにギニア湾は波が高くて遊泳できない海なのでプールは有難い存在です。
まとめ
ガーナでの宿泊先の一例としてノボテルアクラシティセンターを取り上げました。
西アフリカ各国に展開している国際的なブランドとしてはノボテルに代表されるアコーホテルズが圧倒的な強さを見せますが、アクラに限って言えば他の選択肢も豊富です。ただし宿泊料は全体的に高めで、ここも平日248ドル、週末157ドルという料金設定でした。
なお、アクラには外国人が見て面白そうなものはありません。
見どころが無いと分かっていて観光に来る僕もとんだ酔狂ですが、この国の見どころは ケープコースト やクマシなど地方にあるのでアクラからもうひと踏ん張り移動が必要。そして首都を離れると一気にホテルも簡素な作りになって、いよいよ旅らしさが溢れてきます。
更新履歴
2016年 2月08日 作成
2016年 3月18日 ホテル名称とリンクを修正
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