2025
10.29
ビーマンバングラデシュ航空ビジネスクラス搭乗記

ビーマンバングラデシュ航空ビジネスクラス搭乗記(ダッカ-バンコク)

2025年, '25 タイ, '25 バングラデシュ

バングラデシュ旅行ではフラッグキャリアのビーマンバングラデシュ航空を利用。機内からダッカの街並みも一望できました!今日はビーマンバングラデシュ航空のビジネスクラス搭乗記をお送りします。

旅行の3週間前にビーマンバングラデシュ航空の公式サイトから往復航空券を予約。便によってはエコノミークラスより先にビジネスクラスが空席無しになっていて、実際に往復ともビジネスクラスは満席だったので上位クラスのニーズも高いようです。

バングラデシュは入国にビザが必要。日本人には無料でオンアライバルビザが発給されます。詳しくは バングラデシュのビザをダッカ空港でオンアライバル申請・取得 のページをご覧ください。

ダッカのハズラット・シャージャラール国際空港(DAC)は、イミグレーションに外国人用レーンのほかビジネスクラス専用レーンもあって並んで待たされることはありませんでした。
出国の際はビーマンバングラデシュ航空のビジネスクラスラウンジ、マスリンラウンジ Maslin Lounge を利用できます。

ビーマンバングラデシュ航空 B737-800NG
Biman Bangladesh Airlines

シャージャラル国際空港ではセキュリティチェックをゲートの直前で行なっていました。ランプバスで移動しタラップで搭乗。シップはボーイング737-800NG型機で、レジ番はS2-AHV。Mayurpankhi ময়ূরপঙ্খী という愛称が付けられており、ベンガル語で孔雀を意味するようです。

Biman Bangladesh Airlines

Biman Bangladesh Airlines B737-800NG

機内前方のビジネスクラスキャビン、アブレストは2-2で3列12席。復路ではダッカ市街を眺めようとスターボードサイドを指定しました。往復ともファミリーが乗っていて小さな子どもが数名いました。

ビーマンバングラデシュ航空 ビジネスクラス

シート

IFEの個人用モニタやコントローラーが付いていましたが機能せず。
シートはリクライニングとフットレストのみのシンプルなものです。

ビーマンバングラデシュ航空 ビジネスクラス

既に座席に新聞が配られており、周りの人はベンガル語、僕には英字紙の The Daily Star が用意されていたので国籍によって変えているのでしょう。ざっと見たところ環境や交通など大所高所からの論説が目立ちます。

新聞

駐機中に熱いおしぼりと、ウェルカムドリンクやナッツのサービス。
ムスリムの国なのでアルコールのサービスはありません。

ウェルカムドリンクとナッツ

11:15発のダッカ発バンコク行き、BG388便。
11:22プッシュバック、Rwy 14から11:36に離陸しました。

ダッカ市街を空から眺める

このフライトは機内から期待以上の景色を楽しむことができて大満足。ダッカの真上を飛び、新市街や旧市街を空撮することができました。
以下は新市街であるグルシャンの全景。泊まった ルネッサンス・ダッカ・グルシャン や ウェスティン・ダッカ も見えました!

ダッカ 空撮

一方、下の写真は旧市街のオールドダッカ。
船に乗って対岸に渡ったショドルガットやブリガンガ川 を見下ろせました。Ahsan Manzil と示したのが オールドダッカで最も美しい宮殿、ピンクパレス です。

ブリガンガ川 Sadar Ghat ショドルガット

そして見逃せないのが大小の河川。
国土の大半がデルタ地帯のバングラデシュ、そのベンガルデルタは世界最大規模です。チャンドプル Chandpur の町と比べるとメグナ川の大きさが分かるのではないでしょうか。

チャンドプル Chandpur

機内食

ショートホールにも関わらず機内食を6種類も積んでいました。
12席しかありませんので素早いサービスで気持ちよく過ごせると思います。

メニュー

ビーマンバングラデシュ航空 メニュー

前菜にエビの冷菜とサラダ。
きちんと陶器のお皿なのが良いですね~あらゆる食器にロゴが入っているのが面白く、そういえば旅行中もたいていのレストランでお皿に店名が入っていました。

ビーマンバングラデシュ航空 ビジネスクラス 機内食

メインはお魚のカレーである Fish Dopiaza を頼みました。
後からピクルスをライスに乗せてくれて、見るからに激辛っぽいのですが…これは予想通りとんでもない辛さでした!舌が痺れます。

ビーマンバングラデシュ航空 ビジネスクラス 機内食

サラダにドレッシングが無かったり、ソフトドリンクがまさかの常温だったりと、いろいろ抜けている気もしますが…そんなところも含めてバングラっぽいのではないでしょうか。デザートにはリンゴ、バナナ、オレンジが用意されており、丸ごと手渡し(笑)食後は甘いチャイで締めました。

ビーマンバングラデシュ航空 機内食

15:00ちょうど、バンコクはスワンナプーム国際空港に着陸。
D1ゲートなのでイミグレに割と近く、ビジネスクラスの搭乗券があればプライオリティーレーンを利用できます。預入れ荷物もなく、15:35には迎えの車輛に乗り込むことができました。

この路線、もちろんタイ航空も飛んでいますが、せっかくの初バングラデシュ旅行なのでフラッグキャリアに搭乗してみました。全体的にデザインがダサいしシートもぼろっちいのですが、地上や機内でのサービスは精一杯がんばっていて憎めません。アライアンスに加盟する航空会社よりは安く航空券を予約・購入できると思うので、機会があればぜひビーマンバングラデシュ航空も候補にしてみてください。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、6か国語の会話力を駆使して2008年から2025年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。現在、都内の大学生。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を19045枚と心に残った体験を1215件公開しています。(2025.11.02)

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